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[>>102いつものように、カップへ落とされる角砂糖ひとつ。
頑なだった純白が、暖かく澄んだ琥珀色の中に溶けて消えてゆく。
――消えるのではなく、居場所をみつけてひとつになるのだと。
同じカップを見つめていた琥珀色の瞳の優しさに、
なぜか、そんなことを思った]
あ、やっぱり、珍しいですよね。
まあその、思うところありまして。
[リエヴルの軽い驚きを感じれば、いつぞやウェルシュにしたのと>>2:190同じような答えを返し]
そうですね、見て頂いてのアドバイスもぜひお願いしたいですけど、
やっぱり一度、立ち会って頂きたいです。
治ってからですよ!?
[自分程度の相手なら片手でじゅうぶんとばかりに動き出すのでは、と余計な心配に、慌てて付け加えた]
……もっと、成長したいんです。
剣の腕もですけど、いろんな人の戦い方とか……その奥にあるものを、肌で感じて、学びたいと思うようになったんです。
怖かったり、苦しかったりするかも知れませんけど、きっとそれが必要なんです。
[士官候補生としては、きっといささか遅すぎる決意。
しごいてやると言われれば]
よ、よろしくお願いします。
[にんまりと楽しそうな表情を前に、決意の割にはちょっと怯んだりもした]
[>>+114リエヴルにきちんと忠告するシロウに、もっと言ったって下さいとばかりに頷いた]
本当、生徒会の方でも何かと自分で動こうとされるんですよねー。
治ったらバリバリ働いて頂きますけど。
……購買の、甘い物、ですか?
他校の話を聞く限り、うちはかなり種類も量も質も恵まれている方ではあるのですが。
それゆえに需要が増えるという循環が起こっているのかも知れませんね。
[他校の生徒会役員とも、たまーに交流する機会があったりする。
士官学校という性質上、あまり立ち入った情報交換はできないが]
何せ生徒会では仕入れ元すら把握していない状況なので、何とも。
一度購買に話を聞いてみますか?
[と、生徒会長を伺った]
[>>117知りたいのは、奥にあるもの。
あるいは冷たく、あるいは熱く、剣を振るう手をつき動かすもの。
自分の中の、まだ目覚めていないもの。
カレルと再び剣を合わせたら、今度は何が見えるだろうか。
ベリアンに立ち会いを願い出たら、どんな顔をするだろうか]
会長も……ですか。
そうか、そうですよね。
[>>118一緒に、との言葉は少し意外で、
けれどとても嬉しかった]
はい、ありがとうございます!
[ポットを置いて、直立不動の姿勢を取った*]
[>>122同級生の姿に気付けば、思いっきり手を振った]
あ、ミヒャエルいらっしゃい!
どうぞどうぞ、座って座って。何飲む?
[■paleturquoiseのクロスがかかったテーブルへご案内]
え、差し入れ?ありがとう!
シャンパン味のチョコレート……わあ、どんなのだろう。
[未知の響きに、わくわくしながら包みを開ける。
綺麗に並んだチョコレートに衝動を抑えきれず、ひとつ摘んで口へ入れた]
…………!なにこれおいしい!
……あ。
[>>127にこやかにこちらを眺める会長に、頬を赤らめた]
か、会長もどうぞ。
ミヒャエルも、これ自分で食べてないんじゃないか?
トール先輩もいらっしゃいませ!
もちろん、どうぞどうぞ。
え、持ち込みが必須なのは、卒業パーティの方ですよ。
遠慮なさらず、いろいろ召し上がっていって下さいね。
飲み物は何にされますか?
[>>126リエヴルのいるテーブルへと促した]
ん?
[>>130もうひとつ手渡された包みは、大きさの割に重い。
耳を貸せ、というように手招きされて]
……え、い、いいの!?
[耳打ちに、興奮を抑えたひそひそ声で返す]
うわあ、ありがとう。一緒に行かなかった人にはお土産考えたんだけど、そこまで気が回らなかった……今度何か奢らせて!
あ、あと、今度その店教えて。
[うわあ、うわあ、と嬉しげな声を漏らしながら、エプロンの大きなポケットへ大事にしまった*]
あっ……
[>>151トールの指摘に、口を押さえる。
大まじめなトールの表情をじーーーっと伺って]
……い、いえ、僕は何も知りません。
別に生徒会だからって、卒業する人としない人の名簿が流れてきたりはしていませんよ。
[わざとらしく目をそらした。さらにわざとらしく生徒会長の方をチラッチラッと見たりして]
すみません、冗談です。
自分が卒業生ではないものですから、ついその部分が頭から抜けていました。
[すぐに、神妙な顔で頭を下げる]
……寂しくなりますね。
[>>123西の寮長である彼にも、行事などで何やかやと世話になった。
よく後輩達に囲まれていた彼の姿が、胸をよぎった*]
―試験結果発表―
…………よし。
[全ての結果に目を通し、小さく声に出して頷いた。
学科はトップクラスとは言えないが、そこそこ上位にいるだろう]
でも、戦術論はもうちょっと勉強しないとなあ……。
[実技は得意科目だったおかげで、かなりの高得点を取ることができた]
……次の試験は。
対人戦、受けられるようにしよう。
[馬術をおろそかにするつもりはないけれど、ある意味人生のかかった(進級的な意味で)状況で剣を交えられる状況を、逃さないようにしようと思った*]
カレル先輩、いらっしゃいませー!
え、ありがとうございます。
このままカフェでも開きたい気分ですね。
[>>171エプロン姿を褒められれば、嬉しげに答えた。
大勢にお茶を振る舞える機会が、楽しくて仕方ない]
持ち込み品、はい、了解しました。
あそこのテーブルを空けてありますので。
[ロイヤルブルーのクロスがかかった中央のテーブルを示す。
そこには思いっきり当の生徒会長と西寮長が座っている]
レト先輩もようこそ!
テーブルクロス、いい色でしょう?
[>>178こちらもにこやかに出迎えた]
はーい、フィナンシェはこちらのテーブルですよ。
あ、サンドイッチの中身はこちらがキュウリで、こちらがチーズです。
紅茶とミルクのおかわりですね、今お持ちします。
[こまごまと立ち働いていると、ディークがやってくるのに気付いた>>181]
ディーク先輩、こんにちは。
はい、今はウヴァとダージリンが入ってますが、どちらにしますか?
紅茶とか珈琲ってほぼ品種名=地名だから、
架空の国が舞台だとごまかすの苦労するね……
架空の地名つけちゃうとさっぱりわけわからんし。
ウヴァが出てたし、もう諦めてダージリンって出しちゃった><
地名じゃないからと言ってクイーンメリーとかプリンスオブウェールズとかそれはそれでえげれすすぎるし。
[>>189即座に差し出されたカップへ、即座に熱い茶を注いだ。
武術でこれができればいいのにね]
おかげさまで、賑わってます。
ありがとうございます、準備は慣れてますし、苦労では無いですよ。
[用意するものは毎回そう変わらない。
茶会好きの生徒会長のおかげで、ノウハウは蓄積されている]
……え、
[小さなクッキーが差し出されると、目を瞬かせて]
ありがとうございます。頂きますね。
[給仕係への労いなのだろうと、喜んで受け取った。
さくりと噛めば、バターの香りが口に広がった]
――あれは……。
[>>+136見慣れぬドレスの女性に、誰だったっけと目をこらす。
いわゆる社交界のレディたちと違って、背中や肩ががっちりと引き締まっているのは、この学校の女生徒の宿命だ。それはむしろ誇るべきことである。
否、生徒ではなかった。髪型を変えていないので、割合すぐに相手の正体に気付く]
カサンドラ教官《せんせい》!?
[驚きのあまりに声を上げる。
なるほど、美人だとは思っていたが、やはり美しい衣装が映える。
パーティドレスとしては比較的シンプルな装いも、若者にとっては十分華やかに見えた]
そうです、慣れたものですよ。
[>>195いつものこと、にはしっかりと頷く。
豊かなバターの風味を味わっているところで「厩舎」の言葉が出れば、今日はナハトフルークのところには行けないな、などと思ってしまったが]
はい。
確か、先輩方が採掘場に出かける前でしたよね。
[相手の意図を測りかねつつ、答えた]
あはは、ありがとうございます。
たしかに、なかなか好評でした。
[>>+145カサンドラの言葉に笑う]
おおむね男の先輩方に。
リエヴル会長やシェットラントは、女性にきゃあきゃあ言われてるんですけどね。
[生徒会役員は大変だろう、とよく言われるが、
むしろ自分はこれを特権だと思っている。
本来ならあまり会う機会の無い他寮生や他の学年の生徒にも、何かと顔を覚えて貰える。
今日のような場では、ほとんど全ての参加者に声をかけて貰えるし。
皆が美味しいお茶やお菓子を口にして、笑いさざめく。
自分がその場を作る力になれたのだと思うと、それはそれは嬉しいのだ]
[そして、卒業パーティにステファンが持ち込んだのは、歌。
一応形のある物も必要かと、バザールで買い求めた古い木琴を持ってきた。
楽器を専門に学んだことなどないから、楽譜も用意せずに記憶だけのメロディを打ち鳴らし(正確さは13%)、一緒に歌ってくれるという仲間を集め、校歌や寮歌を元気よく歌った]
―試験結果発表後―
ノトカー、どうだった?
[>>+149友人に尋ねれば、クリアの答え]
そっか、よかった!ん、僕もクリア。
ノトカーは筆記試験も早々に解き終わって退出してたし、キマイラ戦は活躍したし、心配する要素は無かったんじゃ?
[>>*88自室に戻れば、ルームメイトに結果を尋ねられ]
おかげさまで、無事クリアです。
2学年違いにはならずにすみましたよ。
[ほっとして笑いあうのだった]
ありがとうございます。
[>>208紅茶を褒められるのは、やはり嬉しい。
今は本題の方が気になるが]
…………?
[何やら逡巡する様子を、黙って見守った]
[>>209やがて告げられた言葉は、すとんと胸に収まるもの]
……あの、えと。
気に掛けて下さって、すごく嬉しいです。
ありがとうございます。
ちゃんと……自分の道を見つけて、歩いて行くつもりです。
[あいつ、と語られる、彼]
……はい。
甘ったれなければ手を差し伸べて下さる人だと、思ってます。
あんまり頼ると、うざがられそうですけど。
いえ。ありがとう、ございます。
[>>209もう一度礼を言って、それから]
[耐えきれないように笑う]
……他の先輩も、「本人には言うな」って言いながら褒めてたんです、あの人のこと。
なんか、
面白そうな人、ですね。
[さらに興味が湧いてきた]
―お茶会―
ウェルシュ先輩!クッキーありがとうございました。
[>>221皿に盛られていたそれは、好評でもう半分ほどに減っていた。
ロイヤルブルーのメインテーブルへ、彼の分のカップと紅茶を運ぶ]
どうぞ、ごゆっくり。
[珍しい組み合わせだな、と思いつつ、話の邪魔をしないようその場を離れた]
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