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スケッチブックの中のどるにゃーくさんはきっと、実物より38%ぐらい爽やかイケメン
このどるにゃーくさん、中の人が自分の萌えるアルビンの一つを体現しようとした結果なんだ…
かっこいい系も大好きなんだけど、かっこいい系アルビンは他の人がやってくれてるからね!
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|・ω・)<シモンもぐもぐ。
どるにゃーくさんどう動こうかなー
さすがに屋根の上は寒いからおうち帰ろうかな…
でも、リーザのその後は気になるどるにゃーくさん
狼陣営の話聞くの怖い>ヤコブ一発殴りたい
そんな安定のどるにゃーくさん
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\どるにゃーくさんマジヘタレ!/
|・ω・)<それほどでもない……と、言いたいとこだけど、へたれすぎて動きに支障が出てるというね!
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ヤコブ殴りにいったら、ほぼ確実にヨアヒムにあうもの
そこらへん考えられないどるにゃーくさんならいいけど、逃避大好きどるにゃーくさんだよ?
そこのリスクは冒せないよ、どるにゃーくさんだし。
ただでさえぶれてるキャラが、もっとぶれちゃう
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おにいちゃんタクシー…だと…
まさかの!まさかの!!
これはうれしい。
そしておいしい。
せっかくだからどるにゃーくさん、当初の予定とは違う方向に進めようかな。
生存時にちろっと考えてたのを転生譚ルートって感じにして。
[結局――…そのまま朝を迎えてしまった]
― 屋根の上・朝 ―
[気管の奥まで凍てつく感覚、薄氷の層に覆われた皮膚は目を開けることも、身じろぎすることも、かなわないかの様に見えた。
――だが、男は力づくで立ち上がる。
氷像のごとく砕けることはなかったが、皮膚の表面がところどころ裂け……
とりわけ手のひらは酷いもので、綺麗に皮を剥ぎ取ったようになっている。屋根に直に触れていたからだろう事は、なくなった皮膚の行き先を見れば一目瞭然か]
………………
[手のひらの惨状を一瞥すると、男は深く息を吐き目を瞑る。
どういった仕組みだろう、次に目を開けるころには手のひらのものも、他の裂けてしまった皮膚も元通りになっていて……
男は自身の手のひらを困ったような顔で見つめていた。]
――――――…
[それは、仕組みというような大げさなものではなく。
ただ、男が、やっと…正しく、死を、受け入れたというだけの話だった。
男が今までどういう状態だったのか、何故今更死を受け入れるに至ったのか……
それは昨夜の黒衣の男との邂逅まで遡る]
― 回想・銀嵐の中 ―
[腰を抜かしつつも、少女が歩き出すのを見送ったところで>>4:+107、頭上からの気配>>+101。
黒衣の男と少女の語らいを見ていなかったものだから、少女が歩き出すに至った経緯を男はよくわかっていないのだ。]
(……ああ、あんなこと>>4:+30言わなければ……いや、でも――…うわっ!!)
[碌に葛藤する時間も与えられぬまま、男は黒衣がはためかす漆黒の中へ。
視覚もなく、聴覚もなく、これからどうなるのだろうという不安感はいっそう増すばかり。
怖くて怖くてどうしようもない、歯の根は既にあわなくなりそうなのだけれども……
自分で言い出した事である以上、暴れだすわけにもいかないと、きゅっと身体を強張らせるに留ま――…いや、そんな思考があったものの、カタカタと震える事だけは抑えることができなかった]
[ゆるりと目を開ければ、黒衣の男の姿が一瞬だけ見え、ほどなくして視界に天井が飛び込んでくる。
緩慢な速度で流れる景色に走馬灯を思い浮かべ、もう死んでるのに走馬灯というのもおかしなものだと苦笑する。
一階の天井が視界に飛び込むころには、このまま地の底へと落ちるのだろうなんて覚悟を決めてみるものの――…]
― 屋根の上・朝 ―
[屋根の上の一晩は、自身が命を落とすまでと黒衣との邂逅を思い返していた――…ある仮説を立てた上で。
それはあの時、うまい具合にソファに投げ込まれたのは……自身の視覚と聴覚が失われていたからではないか?というもの。
相手の認識に意識が沿ってしまっていたからこそ、相手が投げ込もうと思ったソファ以外のものを通りぬけたのではないかという仮説。]
[自身が何故、死して尚、触覚を持ち、痛覚を持ち、温度感覚を持っているのか。
それは実際にあるのではなく、起きるだろうという認識が起こした錯覚ではないのか。
一見して死んでいるとわかる自身の死体を前にして尚、生を諦めきれないからこそ、不便なはずの生者の感覚に寄り添っていたのではないか…と。]
[自覚してしまったところで、命が戻るはずもないのに。
万に一つの奇跡が起きて、命が戻る事があっても……あの身体では長くはもたないということは予想に難しくないというのに。
そしてひとつの思考がよぎり――…]
(…………本当に、どうしようも、ない)
[と、思わず笑みを零す。]
[今生が駄目だというのなら、来世に期待しようかなんて―…虫が良すぎる考えに、浮かべる表情は苦笑。]
(奇跡のひとつでも起きたなら、期待してみようとも思えますけど)
[なんて事を考えつつ、今はただ、漂っていようと。
その数刻後、その裏で万に一つの奇跡が起きていたと知ることも、その奇跡がたった一人の意思によってもたらされたと知ることも、今の男には知りようもなく**]
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転生フラグをたてた理由
転生して記憶持ってるどるにゃーくさんに『僕は神様は信じてないですけど、死神は信じてるんですよ』って、言わせたくなったから。
ニコラスのロールが美味しすぎて!!
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ふと、リーザ蘇生のタイミングで、脳内BGMが12sec seno manoになったんだけど……
ぶっちゃけリーザ曲である。僕の中では。
ざっくり言うと卵から孵化する曲だしね。
[ああ、少女は、生き返ったのだなと……
常識では考えにくい話なのに、理解するのに然程時間がかからなかったのは…
この数日の間にお伽話のような現実に、脳の髄まで浸かってしまっていたからに違いない。]
― 二階・バルコニー ―
………ふっ…
[少女の生還を理解した瞬間、あふれだす感情に、声が漏れる]
……………ぐずっ…
[感情の奔流をもってしても、損傷によって失った声は戻らず。それでも]
――――――っ!!
[今だけは戻らない音に感謝して、感情が促すまま、子供みたいにわんわん泣いた]
―――!………――――…―――……っ!!
[きっと涙は凍るだろう。鼻水だって凍るだろう。
酷い泣き顔をしている自覚はあるものの、だからといって止められるようなものでもない。]
[それは少女の生還を喜ぶ涙。
自分の行動がもしかしたら、彼女の生還の足しにはなったのではないかという、自意識過剰なな充足感。
代償を持ってのものだとしても、目の当たりにした奇跡に背中を押された気がするという、自分勝手な好意的解釈。
それでもそれは、男の心を満たすには、この場所を発つ踏ん切りをつけるには、十分なほどのものだった。
やがて、泣き止む頃となれば、気持ちの整理がつき始めたのか。
男の姿は今までより、存在が薄まって見えるだろう]
― 屋根の上 ―
[太陽が出ていたのなら、男の姿が透けていることに、容易に気づけるだろうけど。
あいにく今は雪嵐、見えにくいのは吹雪のせいかと思われそうである。]
――――…
[屋根の上からきょろきょろと、相方であった修道女の姿を探す。
おそらく一緒にいるのだろうと、赤毛の狼も探してみるが――…男の視界内には捉えきれず]
[銀の嵐がやんだなら、この村を発つ気で居る男。出立するまでに会えるといい、そうは思っているものの。]
―――…
[会ったところで、何を話したいのかは自分で自分がわからない。
迷惑をかけたと謝りたいのだろうか
巻き込まれたことを怒りたいのだろうか
見つけてもらった事に礼を言いたいのだろうか]
―――…
[考えても言葉はまとまらず]
[好意かと考えれば、違う気がして。悪意かと考えても、違う気がする。]
――――…
[結局考えはまとまらず、会えたところで「いってきます」ぐらいしか言えそうにないのだけれど。
それでも、数奇な運命を持ってきた彼女に、出立の挨拶だけでも、していきたいと思っている。
銀の嵐が止むまでに、姿を見つけられればいいのだれど**]
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