人狼物語−薔薇の下国


168 グラムワーグ・サーガ

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【独】 魔女 ガートルード

[それから、度々声を掛けてみた。
邪険にされることはなく…逆に課題の分からないところは教えてくれたりもして、案外面倒見のいい人なんだって、新しい発見をした。

他の人からは、「氷人形と一緒にいるなんて変わり者」と言われたこともあるけれど。
どこが?――って笑い返した。
だって私の目にはもう、シェットくんにそんな渾名は全然似合わないように映る。

端正な顔の人だけれど、一緒に取り組んだ難しい課題がうまくいった時なんか、ふっと表情から力を抜いて…柔らかい笑みを薄く覗かせるんだ。
冬の終わりに差し込んだ、あたたかな春の日差しのように。
もうちょっと見たいなぁ…とついそのままを眺めていたら、今度は不思議そうな顔をされる。
そのギャップが楽しくて、ごめんね、と言いつつも笑ったら、変なやつだ>>3:237――と返される。
何度か、こんな遣り取りをしたっけ。

…、楽しかったなあ。幸せだった。]

(-134) 2014/04/07(Mon) 22:16:06

【独】 魔女 ガートルード

[シェットくんと似ている人が、学び舎にはもう一人いた。
――とはいっても、二人は水と油のようで。
仲良くしている姿は、さっぱり見かけなかったけれど。

周りに人を寄せ付けないところ。
物凄く魔術の才能があって、優秀なところ。

それから…自分の感情を浮かべるのに、ちょっぴり不器用なところ。
最後のこれ、学び舎で気づいていない人が多かったんだよ。
勿体ないよね。
他人のことは――…自分で接してみなくちゃ分からないのに。]

(-135) 2014/04/07(Mon) 22:16:32

【独】 魔女 ガートルード

[シェットくんは遅れて入学して飛び級で一気に追いついてきた>>178、いわばエリートくん。
一方の私やベリアンくんは普通入学組だったから、こつこつ研究や実験を重ねてきた。
同じ課題のこともよくあったから、どうしても手に負えないものは、時々彼に協力を願った。

…ああ、精霊卵の時>>3:54もそうだ。
卵を割ったら、虹の光が零れるように――そんなちょっと変わった効果をつけたくて、ベリアンくんの元を訪れた。
何でこんな効果を、とか、せっかちだ、とか。
難癖みたいな口振りなのに、手伝ってくれる姿勢は変わらない。
そんなところ、とっても彼らしいなと思った]

(-136) 2014/04/07(Mon) 22:17:02

【独】 魔女 ガートルード

[だけど後日、ベリアンくんには家族がいないのだと――別の学友に嗜められて>>3:55
己のことしか考えてなかった自分を反省した。

どんな時も…もっと、相手のこと、気遣えるようになりたいって。
強く想うようになったきっかけだ。


お弁当で許してくれるというから、ちょっとその日は気合を入れた。
ぐうたらなママと一緒に暮らしているから、これでも料理には自信があるんだ]

(-137) 2014/04/07(Mon) 22:17:36

【独】 魔女 ガートルード

[ベリアンくんの指先が、私の頬に触れる>>3:56
すごく、ひんやりしていた。
その体温に驚いて、指が舐められたことに驚いて、
ジャムを頬につけていた恥ずかしさに赤くなって。
表情をくるくるさせていたら、「美味しかった」――と、その日一番欲しかった台詞をくれた。

…、嬉しかったなあ。
ああいう日々が、続けばいいと願っていた。]

(-138) 2014/04/07(Mon) 22:18:18

【独】 魔女 ガートルード

[シェットくんとベリアンくん。
こんなに似たもの同士なんだから仲良くしたらいいと思って、それぞれに互いについての印象を、尋ねてみたこともある。

でも、「興味が無い>>1:54」やら
「気に食わない>>0:153」やら。
取り付く島がなかったので、それ以上を重ねることは無かった。


  …――今はそれを、とてもとても後悔しているけれど]

(-139) 2014/04/07(Mon) 22:19:49

【独】 魔女 ガートルード

[学び舎を先に卒業し、騎士団に戻るというシェットくんに誘われた時は…

とてもとても、嬉しかった。
顔を覗き込んでくる、蒼氷色の瞳>>3:239が優しくて眩しくて、胸が勝手にどきどきした。
頬が熱いのが自分でも分かる。

嬉しくて、胸がいっぱいで。
唇から言葉をうまく紡げなくて。
…俯いたまま、私はちゃんと答えられなかった。>>3:240


そのままシェットくんの胸に飛び込んでいれば、
私の未来は変わったんだろうか。]

(-140) 2014/04/07(Mon) 22:20:43

【独】 魔女 ガートルード


[――…でも、それについて後悔はしていない。

                  …、していないんだ。]

(-142) 2014/04/07(Mon) 22:22:33

【独】 魔女 ガートルード

[ベリアンくんには、ママの次に進路を告げた。>>0:153
機嫌のよろしくない表情を浮かべた彼は、しばらくして私にひとつの誘いを持ちかけた。

曰く、魔法実験をしたいのだと>>0:158
誰も成功したことのない素晴らしい魔法。
そして――…]

(-143) 2014/04/07(Mon) 22:23:31

【独】 魔女 ガートルード

 本当に…なんでも、なんでも――叶えてくれる?

[ベリアンくんが提示してきた条件に、私は目を輝かせた。
幾度も念押ししたら、しつこいって言われたけど気にしない]

 なら、いいよ。
 その代わり、    ぜったい…約束、だよ!

(-144) 2014/04/07(Mon) 22:24:30

【独】 魔女 ガートルード

[どこまで価値ある魔法なのかは、私には深く理解出来ていなかったけれど。
その研究について語るベリアンくんの瞳は、いつも輝いていたから。
立ち会って、最後まで見届けることに依存はなかった。

それに、…私には叶えたい夢があった。
それが叶うかもしれない、って。儚い未来をみていた。


護りの護符を渡してくれたベリアンくん>>0:167に、
優しいね、と言うと、当然だという顔をされた。]

(-145) 2014/04/07(Mon) 22:25:09

【独】 魔女 ガートルード

[そして儀式魔法が試行され――――


            私の明日はそこで*消えた*]

(-146) 2014/04/07(Mon) 22:25:25

【独】 魔女 ガートルード

― 泡沫の夢 ―

[ねぇ]

   [後悔してることがあるの]


  [私は、]

      [ほんとうは2人と、ずっと――――…]

(-156) 2014/04/07(Mon) 23:08:41

【独】 魔女 ガートルード

[泡沫の狭間あわいから、触れ合うことのない指先を伸ばす。

眼下では2人の術師が、
己の全てを賭けて呪を詠唱していた。

幻のキアラは、深い翠の双眸に、
その光景のすべてを映す―――…]

(-157) 2014/04/07(Mon) 23:09:43

【独】 魔女 ガートルード

[“門”を前にして、片方は“門”への道を繋ぐ為。
片方は、“門”を守り…其処から力を得る為。

騎士団と、魔軍と。
避けられぬ戦い。

わかっている。
…多分これは、必要なことだ。少なくとも“今”の世界では。


  でも、]

(-160) 2014/04/07(Mon) 23:18:58

【独】 魔女 ガートルード

[呼ばれる名前>>171>>186]

        [懐かしい声]


[痛くて。…いたくて。
魂が震えるのに、耳を塞ぐこともできない]

(-161) 2014/04/07(Mon) 23:19:44

【独】 魔女 ガートルード

 …ねぇ、私さ。

[此処からじゃあ、何も届かない。知っている。
それでもキアラは、激しい攻防の傍に寄り添いながら言葉を紡いだ]

 2人が、もっと…近づいたらいいなって思ってた。
 もっと、仲良くなってくれたらって。

 だって2人とも凄いもの。
 力を合わせたら独りよりも、多くのことがきっと出来る――。


 親しくするには距離が離れすぎていたから。
 互いをちゃんと見る機会が、なかったから。
 上手くいかないのかなって…そんな風に思ってた。

(-176) 2014/04/07(Mon) 23:45:24

【独】 魔女 ガートルード

 皮肉、だよね――――。

[シェットラントと、ベリアンが、しかと互いを見合っている>>166

でも親しさを紡ぐには時既に遅く。
彼らの唇からは、凍えた文句と呪が交互に発せられるばかりだ]

(-177) 2014/04/07(Mon) 23:45:48

【独】 魔女 ガートルード

[右脚から血を流すシェットラント>>181
全身を炎に包まれるベリアン>>188

どちらも満身創痍なのに、決して止めることを選ばない。


目が、…離せなかった]

(-180) 2014/04/07(Mon) 23:59:10

【独】 魔女 ガートルード

[“門”に雷光。唸るように響く、低い声>>203
ああ、これは、私がよく知っているモノだ―――…。

では、アレはずっとベリアンくんに目をつけていたのかもしれない。
だから使えるからと、私の魂の欠片は食べ残されたのかもしれない。

遠くで、アレが嗤っている気がしたけれど、
神でも魔でもない贄たる自分には…よく分からなかった]

(-181) 2014/04/08(Tue) 00:03:54

【独】 魔女 ガートルード


私は、ベリアンくんの手で殺された訳じゃ ないよ…!


    (こんなの、やだよ…!


[叫びたい気持ちは、ずっとある。
シェットラントの気持ち>>232が露わになった今は、余計に]

(-183) 2014/04/08(Tue) 00:06:39

【独】 魔女 ガートルード

(いや、なのに……――)


     っ、!!


[ベリアンが、あの《奈落の書》を庇って刃を受け>>233
シェットラントが全身を漆黒の瘴気の槍に貫かれ>>254


…時が、止まったかのようだった。]

(-187) 2014/04/08(Tue) 00:12:42

【独】 魔女 ガートルード


   …、……。

(-188) 2014/04/08(Tue) 00:14:19

【独】 魔女 ガートルード


   …――――、なんだ。


[やっと、ほんの少しかもしれないけれど、
傍に寄ったのかな>>264>>270、なんて…思う。
すごくすごく遠回りした、2人だったけれど]

(-192) 2014/04/08(Tue) 00:23:12

【独】 魔女 ガートルード

 っ、はは。あれ、やだな、私。
 なんだか、泣いてばっかりだよね。

[目尻を擦る]

 ああ、…でも大丈夫かな。
 これは、見えないものね。

[仄かに寂しさを滲ませながら、音を零す]

(-193) 2014/04/08(Tue) 00:24:18

【独】 魔女 ガートルード

 泣き顔なんて、憶えていて欲しくないもの。
 ずっと相手の記憶に遺すなら笑顔がいい。

 いっそ笑いあって消えられたら。
 その方がいい。

[今、こうしてみんな消えてしまうかもしれない。
だったら、最期は笑顔を浮かべていたい]

(-195) 2014/04/08(Tue) 00:24:42

【独】 魔女 ガートルード

…ねぇ、あのね。

 私があの時、ベリアンくんに願おうと思っていたこと――…。
 叶えたかった願い、それは。

[彼に結局、言い損ねたこと。
内緒話を打ち明けるように、キアラはそっと囁く]

(-196) 2014/04/08(Tue) 00:25:34

【独】 魔女 ガートルード


   ベリアンくん。
   きみを、騎士団に…――誘いたかったんだよ…。

(-197) 2014/04/08(Tue) 00:25:57

【独】 魔女 ガートルード

[シェットラントとベリアンが、重なり倒れた場所>>269に降り立ち、そっと膝を折る。
2人を抱きしめるように、両手を広げて――…己も重なりながら]

(-202) 2014/04/08(Tue) 00:28:45

【独】 魔女 ガートルード

 そうしてね。
 シェットくんと、ベリアンくんと。

 手を取り合って、…騎士団で頑張るんだ。
 未来の為に。


    それが私の叶えたかった――――…夢。

(-203) 2014/04/08(Tue) 00:29:03

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