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桜石の魔人 イングリッド は 翡翠の巫女 リュカ に投票した
[ 魔人は自分の生まれを知らない。しかし恐らく神魔とほぼ同じ頃に生まれたのだろうとは思う。それは、自分の命の一部に神魔の気が混ざり込んでいるから感じ取れることだった。
多分、神魔が生まれなければ、魔人も生まれる事なくこの世から消えていたのだということも。 ]
[ 生まれてすぐは、明確な形を持っていなかった魔人は、程なく神魔の姿を模倣して魔人となった。全く同じ姿とならなかったのは、根本的な力と性質の差のせいだろう。 ]
[ それ以降、神魔の眷属として、魔人は常に…神魔が世界の柱として森を離れた期間以外は…神魔の傍らに存在した。
姿形の模倣は、やがてその在り様までも模倣する形となったが、やはり相違点はあった。
求める者の願いを受け止めるのが神魔の仕事。しかし魔人は他者ではなく、神魔の願いを叶えようとする。
神魔が何を望もうと、或いは何も望まなくとも。** ]
姉さまが飽きてないなら、それでいいのだけどね。
[ 無茶振りも楽しみ、と、軽く返される声に、魔人の声も柔らかく変わる。 ]
お肉がどうとか言ってたよ?
ほら、ミーちゃんは、割と食いしん坊だし。
[ お土産についての予想を風に乗せて神魔に届けながら、湖畔近くまで来た魔人は、丁度佳境に入った仕合を、目にして、ぱちり、と瞬く。 ]
おやま、派手な事。
[ 神魔と同じような感想を抱きながら、ふわりと風を周囲に巡らせる。
どうやら決着を見たらしい二組の放った火や水の影響が、必要以上に広がらぬよう、緩く抑える結界もどきだ。
あまり強い力は無いが、残滓の収束を助ける程度の役には立つだろう。 ]
[ そうして、薄緑に桜の紋を持つ蝶と、桜の香りのそよ風が、先と同じに、戦い終えた者達の傷と疲れを癒す一助となろうと身を休める者達の間を巡る。 ]
おや、ミーちゃん?
[ 自らの放った風のもたらす結果は気にかけることなく、社へと向かおうとして、上空に見つけた眷属の姿に、目を細め、魔人は楽しげに手を振った。* ]
桜石の魔人 イングリッドは、翡翠の巫女 リュカ を投票先に選びました。
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ところで、このこ、多分、カサンドラ姉さまが、終わりを望んだら、それも叶えようとするんだよね、という、ありがち設定を埋めておきます。
終わらせたあとどうするか?知らんがな。(
みぃ、ちゃんとお仕事もしてるよ!
[囁く声には、エヘン、という響きも混じりつつ*]
そも、飽きるようなら最初からやっとらんしねぇ。
[柔らかさを帯びた声に、冗談めかして返す。
もっとも、飽きる飽きない以前の問題も多少はあるのだが。
わざわざ、言葉にする事はなく]
ふふ、相変わらず元気だね。
[ 手を振り返すミーネの姿に>>18笑みを深め、大鹿から降りて社に向かって歩き出す。 ]
そう、お仕事「も」してるんだね。
[ くすくすと笑い声が溢れる。 ]
頑張りな。姉さまと一緒に見ているからね。
[ その背に、遠く慟哭は届けども、魔人の歩みも表情も揺れることはない。 ]
ただいま、姉さま。
[ 神魔の顔を見るとふわりと笑って ]
今回は、みんな生きがいいねえ。あんなに全力だと、終わった後、魂抜けちゃうんじゃないかな?
[ 帰る体力尽きないようには見てるけど、と肩を竦める表情は、案じるというより、呆れているという色に近かった。** ]
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