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……でも怪我、随分血が出てたように見えましたよ。
[>>11大袈裟、と言い切ったレトに心配顔を向けた]
大丈夫ならいいんですけど……なるほど、動かさないようにっていうのもあるんでしょうね。
試験も全部終わりましたし、お大事にして下さい。
おかげさまで、僕の方も試験は無事終わりました。
エンデュランスは、馬に助けられて何とか。
あちこち……って言うほどのことはしてないと思いますけど、ありがとうございま……
え、いいんですか?
[>>12差し出されたプチシューと、先輩の顔を見比べた]
ありがとうございます、頂きます。
……あ、おいしい。
お茶会の時にも出そうかな。
[プチシューを味わって食べ、ふとここにいない者の名を口にする]
あの、ところで……ベリアン先輩って、
[少し逡巡して、続けた言葉は当初の予定と違うもの]
意外と何ていうか、やんちゃなんですね。
レト先輩がキマイラの背中に乗ったとき、「ずっりぃ!」って。
確かに作戦会議の時から乗りたいって言ってましたけど、もっとクールな人かな、って。
[曖昧に笑って、また話題を変えた]
レト先輩は、試験休みどうされるんですか?
僕はお茶会の準備して、あとはバザールに行こうかと思ってます。
でも草原に遠乗りも気持ちよさそうだし、迷っちゃいますね。
[しばらく、他愛ない話をした**]
士官候補生 ステファンは、士官候補生 カレル を投票先に選びました。
―回想・キマイラ戦後―
ミヒャエルもおつかれさま。凄かった!
[>>57同級生に手を振った]
え、いいよいいよ、生徒会の仕事だし。
みんなは試験直後で疲れてるんだから。
散らばってた紙は先輩方が片付けてくれたから、だいぶ助かったけど。
あれって護符とかだったのかな。
[ヒンメルがその手の技を得意としていたかどうか、記憶にない*]
―回想・若者達が美人教官にざわめく頃―
えー。そんなので高く売れなくていい……。
[>>3:*85真顔で冗談を言うノトカーへ、面白みも何も無いマジレスを返す。
42cmほど後ずさりつつ]
ま、まあ、「好きになった人がタイプ」なんて言葉もあるしね。
でもヒゲのおじさんは……どうだろう……。
[偏見は無い、とは言ったものの。更に49cmほど後退。
叶わなかった初恋の話には>>3:*98]
……そっか。その人、幸せになるといいね。
ノトカーにも、きっとまたいい人見つかるよ!
[しみじみと呟く。
かの美人教官が指輪をしている、との噂も後ほど伝わっては来たが、結びつけて考えることなどなかった*]
―回想・5年前―
[>>*64入学式の少し前。入学と入寮の手続きのために、学校を訪れた時のこと。
右も左もわからない、緊張が服を来て歩いていたような一年生に、その人はとても落ち着いて見えた。
まず学校名を淀みなく言えるのがすごい]
あ、あの、ははは初めまして。
今年入学する一年生の、すて、ステファン・トライバーです。
[新入生を迎える場なのだから言わなくてもわかっている。
そもそもその言い方は頭痛が痛い。
そんなガチガチの緊張も、柔らかな口調の学校案内を聞くうちに徐々にほぐれ、質問する余裕も出てきた]
え、えっと、寮は二つあるって聞きました。
違いとか、あるんでしょうか?
……兎?
[聞き返したとき、中庭の若草の上を、耳の長いもふもふが軽やかに横切って行ったのだった]
―回想・入学当初―
[たまたま空きがあったのか、気を配ってくれたのか。
東寮でのルームメイトは、あの時の先輩だった。
最初の印象通り、優しくて穏やかな人。
後に案外ツッコミ体質だと知ることになるのだが、それはさておき。
驚いたのは、のっけから愛称で呼ばれたこと。
士官学校は上下関係に厳しいと、家ではさんざん脅かされてきたものだから、親しい従兄弟の家にでも来たかのような待遇に、初めはどうしていいのかわからなかった。
でも、ただ甘やかすわけではなく、きちんとけじめも教えてくれたから――部屋の中ではおかしな遠慮をせずに過ごせた。座学や実技の教えを請い、悩みも聞いてもらった。恵まれた寮生活である]
[ただ、気がかりだったのは東寮と西寮とのこと。
穏健なルームメイトをしてさえ、「紅茶は東寮に似合わない」と言わしめる深い対立>>*66。
それが勘違いだとも知らず、熱心に紅茶と珈琲の研究に励む。
ルームメイトが味見をしたがるのは珈琲のみで、自分からも無理に紅茶を勧める勇気はなかった。
>>*67ある日紅茶を希望されて、「士官学校の夜明けは近い」などと思ったものだが、その真相は……]
[>>*68西寮に珈琲を、東寮に紅茶を普及させるには至らなかったけれど。
新たに紅茶の美味しさを知ってくれる人が増えた。
自分の淹れたものを褒めてくれたこと、何より自分の思いを汲み取ってくれたのが嬉しかった。
それに、美味しい飲み物でこれまでの恩の何十分の一かでも返せるかも知れない、と思えばますます腕を磨こうと心に誓うのだった*]
―食堂―
[>>105プチシューの中身が普通の美味なカスタードであったことに安堵しつつ。
>>106芯がある、という評には頷いた。
彼にはおそらく、自分などには窺い知ることのできない、芯がある]
味が出るっていうのも、何かわかります。
[>>107休みの話には、やはり心が浮き立った]
鍾乳洞ですか……!
そういえば北の採掘場も公開されてるんでしたっけ。
うわあ、あちこち行きたくて迷うなあ。
でも遠乗りに一度は出ると思いますから、プティトラン号には伝えておきます。
ベリアン先輩にも、レト先輩が褒めてたって伝えておきま……嘘、嘘です、内緒にしますって。
[やがて食事を終え、席を立った*]
ウェルシュ先輩に似るなら、光栄です。
[>>115敬愛するルームメイトの名が挙がれば、割と真顔で返す。
やがて席を立ちかけたとき、掛けられた言葉に動きを止めた>>118]
え、えっと、別に何もない……ですけど。
[ごまかそうとはしたものの、どうにも先ほどの逡巡に気付かれたようで]
あ、ありがとうございます。
えーとですね、そんな重大な話じゃないんです。
上手く言えないですけど……んー……。
レト先輩の話を聞いたら、やっぱり僕の勘違いだったかなって。
[大丈夫です、と話を打ち切った]
[時折、ベリアンから感じる独特の空気。
そして、キマイラ戦で彼がとどめを刺すとき――怖い、と思った。
遠くから見ていただけだし、何がそんなに怖かったのかはわからない。
きっと、落ち着いた手さばきに圧倒されただけなのだろう**]
―ステファンのしけんやすみ・プロローグ(生徒会室)―
[ドアが開き、明るい金髪の上級生が元気よく入ってくる]
こんにちは、カレル先輩。
申請書でしたら、お預かりします。
[場所柄か敬語で話す彼から、二枚の紙を受け取って目を通す]
送別パーティの花火予算……と、
お茶会への食べ物持ち込み申請ですね。
わかりました、これは会長に……。
[言いつつ、二枚目の詳細に気付いてにこりと笑う]
あ、こちらは僕の権限で許可出しちゃいますね。
お茶会の方は僕に手配が任されてますし、費用がそちら持ちなら却下する理由はありませんし。
[ケーキに名前の入る会長には内緒、ということ。サプライズである]
―ステファンのしけんやすみ・1(厩舎)―
おはよう、ナハトフルーク。疲れはとれた?
遠乗りは、もう少し休んでからだね。
[試験の相棒を務めてくれた青毛に声を掛け、それから馬房を巡り]
プティトランは居る?やあ、おはよう。
レト先輩が、よろしくって。しばらく会えてないから、機嫌損ねてないかって心配してたよ。
近いうちに、遊んで貰えるといいな。
[次には目当ての芦毛の元へ]
おはよう、タンツレーラー。
今日は散歩に付き合ってくれるかな。
[馴染みの一頭を連れ出し、朝の爽やかな空気の中、校内をしばらく歩いた]
―ステファンのしけんやすみ・2(バザール)―
[生徒会の用事ではない、純然たる自分の楽しみのためにやってきた。
――はずなのだが]
あ、ペンが安い。
またダーフィト先輩がなくすといけないし、まとめ買いしとこうかな。
へえ、珍しいスパイス入りのクッキー……。
お茶会にも、たまには購買で売ってる以外のお菓子もいいかも。
そうだ、生徒会室の布巾がだいぶ擦り切れてきてるんだった。
いいのあるかな。
[何だかんだと、生徒会で使えそうな品に目が行ってしまう。
もうこれが趣味なのかも知れない]
―ステファンのしけんやすみ・3(厩舎ふたたび)―
どうしたの、ナハトフルーク。
バターの匂いはさせてないよ?
[自分の袖の匂いを嗅いだ]
タンツレーラーと出かけたから、すねてる?
君はエンデュランスで走ってもらったばかりだから、まだ休まないと駄目だろ。
……次は君と遠乗りに行くから、機嫌直して。
え、プティトランとは何でもないよ!伝言を頼まれただけだって!
[こんなところでだけモテている**]
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