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うん!私も、ツヴィンガーさんのこと一番知りたい!だからツヴィンガーさんのこと教えてね。
[同じ目線の彼に飛びつくように抱きついた]
ああ、俺の全てを教えてやるよ…まあ、それを知った上で俺についていくかどうか決めるんだな。
[抱きつかれれば微笑んで抱きしめ返した。]
うん?うん、わかった。
[抱きしめられて嬉しくなるも、彼の言葉にははてなマークが浮かんだ。これから知っていけばいいかなと思って深くは考えなかった]
…お早う、いつものように寝落ちてたぜ…
[寝ているユーリエにキスをしてもぞもぞと起き上がる。そそくさと準備を済ませれば、独りでに外へ。]
そろそろ此処での任務も終いか…あいつは、どうするか…っと⁉︎
[突如足元に撃ち込まれる銃弾。見上げれば建物に無数の銃を構えた男達。]
おいおい…上級士官のツヴィンガー様に銃を向けるたあ何事だお前ら?
…
(にしても数が多い。いくら俺でもこれだけの人数は手がかかる上にユーリエもいる…場所を移すか…)
ほら、お前ら相手してやるから…こっちだ!
[温室に移動した。]
[温室へ移動。ざっと見て敵の数は60人といったところか。]
(こりゃあいくら俺でも不味い。タイガでも居てくれりゃあ別だが迂闊に呼べねえしなあ…)
多勢に無勢、頭数揃えて俺に対抗しようってか?雑魚がいくら集まったところで俺を倒せるわけねーだろ。
ーふふ、虚勢を張るのは止した方が良いと思うぞツヴィンガー君。君の戦闘スタイルは1vs1、1vs多数は苦手なのはよく分かっている。
…ちっ…
…よく調べてんじゃねーか。そんなに俺ぁ有名人になった記憶はねーんだけどな。
ーよく言うよ。時間を稼いで逃げる気なのかもしれんがそうはいかん。逃げればあの女の命は無い。
…てめえ…ユーリエには手を出すなよ…‼︎
[怒りが一瞬だけツヴィンガーの冷静さを欠いた。その瞬間を敵は見逃さなかった。一斉に発砲される銃撃。]
…がっ…は…っ‼︎
ー十分だ。さてツヴィンガー君、大人しかった君に免じて女には手を出さないでおこう。私は約束は守る男だからな。では、さらばだ。
[多人数が去った後、残ったのは銃撃戦の後の鉛の香りと、血塗れの男が一人。]
…こんなとこで死んでたまるか…俺がいなくなったら、あいつはどう思うか…
[立ち上がり、満身創痍で温室を後にしたが、意識は朦朧と。直に地に伏した。その場所、彼女の居場所まで残り1(10x1)mであった。*]
[なんだか、とても嫌な夢から目が覚めた。なんとも心地の悪い夢だった。]
ツヴィンガーさん?
[辺りを見回して彼がいないことに嫌な予感がする。そして、扉を開ければ、血塗れになって地に伏せた彼がいた。]
……っ!
[急いで彼を中に入れ、手当をした。ただ、これだけじゃダメな気がして医者を呼んだ。]
ツヴィンガーさん!死なないで…!
[やっと到着した医者からの処置でなんとか一命を取りとめたようだった。今にも泣きそうになりながら彼を呼び、戻ってきて欲しい一心で彼を待った]
…ただいま。
[1(3x1)週間後、突如開かれた扉の後ろには、彼が居た。]
結局死ねなかったよ…ったく…ツヴィンガー様は乱戦の末殉職とかでも良かったのによー…
ツヴィンガーさん!!
[突如開かれた扉を見れば、そこには待っていた彼がいた。]
おかえりなさい!
[思わず彼に駆け寄った。流石に飛びつくのはやめておこうと思ったのは内緒。なにより、彼が戻ってきてくれたことが嬉しかった。]
み、未殉職って…。縁起でもないこと言わないでくださいよ。
[彼の袖をキュッと握り、つぶやいた]
いやまあ、戦いの末に殉職とか、軍人的に良いかなー、なんてな。
…ああそうそう、そろそろこの街から離れるべきだと思ってる。今回は何とか生きてたが次は分からないからな。
え、縁起でもないこと言わないでくださいよ!
[殉職といえば、そういうことだなとふと考え、やっぱり縁起でもないことだったかと思わず怒る。]
離れるって、どこに行くんですか?
[と、聞いたはいいものの、私は彼についていくつもりだった]
タイガもそうだろうが、この村には元々警備任務で来ていた。だから元の場所へと戻るだけだ。
…お前が付いてくるかどうかは強要しない。それなりに離れた場所でもあるしな。
そっか、わかった。
[とは言っても、相談するような親がいるわけでもない。
それに、彼にもついていきたいわけだし…]
私、ツヴィンガーさんについていく!
…まあそう言うと思ってたし、そう言ってくれないと俺が寂しいとかそんn…
なら準備をしろ、余計な輩が来る前にさっさと出るぞ。
う、うん!食器とかは、必要かな?
[彼に言われ、即座に支度を始める。衣類の類を鞄に詰め込んで、一つだけ残った思い出の品を鞄に入れ閉めた。
あとは、食べ物やら食器の類だから別にいいと考えた。]
できました!
[両親を亡くして以来、質素な生活をしたいたおかげか割と早く支度ができた。]
意外と早かったな。女は用意が遅い程良いとかよく聞くが。
さて…出るか…まずは駅に向かう。
[自分もまとめた小さい荷物を片手に持てば、その片手でユーリエの手を引き家を後にした。]
まぁ、持っていくものが少なかったのもかるかな。うん、わかった。
[一度振り返り、今まで慣れ親しんだ家に別れを告げた。あとは、伯父夫婦がどうにかするだろう。
荷物を片手に空いている手を彼とつなぎ駅へと向かった]
[駅に着けば切符を2枚買い、電車に乗り込んだ。]
さて…お前はどこに置いておくべきか…軍にバレても色々と面倒な気しかしないし…うーむ…
[駅にたどり着き、二枚の切符を彼が買ってから電車に乗り込んだ。]
うーん、どうしたらいいかな…。
[彼の悩む姿を見れば、なにやら大変なことだと察知する。実際、知られてしまえばどうしようもないわけで…。]
正式に、結婚式をあげるとか?
[言った自分でもこれは早い!とツッコミたくなる。けど、これが手っ取り早い解決なんじゃないかな?なんてお子様らしい考えに至った]
[不意なアイデアに飲みかけたお茶を吹き出す。]
お前なあ…お互いを知ってからって言った俺の言葉を覚えているのかよ全く…
[やっぱ子供か、とは言わずに心の内に秘めて。]
ああっ、だ、大丈夫ですか!?
[お茶を吹き出す彼に慌ててハンカチを差し出した。うーん、やっぱり突飛過ぎたかな。なんて少し反省をする]
うーん、やっぱり早すぎましたかね。
[どうしたらいいかななんて考えてから、今度ば彼が私を保護するって感じでどうかな?なんて考えた]
[差し出されたハンカチで拭き取りながら]
うーん…まあいいか俺の家に保護で…なんとかなんだろ。
うん、それなら上手くいきそう。
[ハンカチで拭いながら言う彼に頷いた。これからどうなるのだろうかと思いながら、甘いカフェオレを一口飲んだ。]
ふふっ、私も、ツヴィンガーさんがいれば大丈夫だと思う。
うん、冒険はこれからだね!
[彼の方を向いて笑顔で頷いた。二人の冒険はこれからだ!と心を踊らせた]*
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