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― とある商会の一幕 ―
そうだな、どっちにも武器を売って、そんで長く戦争してもらって稼ぐか。死の商人ってのも悪くはないが…でも俺たちは控えめにしたいとこだな。
中継地点に町なんて作ってるんだ。その辺り慎重になる必要もある。そりゃそこに支店を出してるとこで商売する分には止める必要もないが、故意に長引かせるってのはな…今後の方針としては控えていこうって思ってる。
まあそりゃよ、儲かるは、儲かる。ただこれは恨まれるだとか、信頼を失う。とかそういうのを恐れてたら商売できない。ってのもある…が、もっともっと根本的な問題だ。
[儲かるというのに控えるというのに不満そうな商会メンバーへという]
戦争が続けば、男手が減る。未亡人も未婚の女性も増えるだろう。そうすれば自ずと、子供が産まれない…人口が増えなくなる。なぁ、例えばだが、帝国と公国。今の人口は戦争が起こる前からどれだけ減ったと思う?
もし仮に、今からまた戦争でもはじまっていけば、どれだけ減ると思う?
俺たちはな、商人なんだ。金を使う場所にいけばどれだけでも仕事がある。だが金を使うのはあくまで人だ。人がいないと話にならん。人がまるでいないところで金だけ持ってて、お前たち満足できるか?
[それは…とばかりに顔をしかめる者たちを見渡す]
人口の大幅な減少ってのは市場を失うことに直結する。
逆に、一切戦争が起こらなかった場合。男手も減らず未亡人だって減るだろう。十年、二十年後。どれだけの人口が増えてると思う?どれだけの市場が増えてると思う?
平和のためだとかよ、信頼のためだとかよ。そういう綺麗ごとも建前としてはいうさ。恒久的な平和がこない。ってのもわかってはいる。
だが時に、20年でいいから戦が止まればいい。そういうときはあるだろう?
ま、これは俺の勝手な目標だが、時に仲介なんかして、殺して儲けるんじゃなくて、生かして儲けていけたらいい。と思っている。
だから、でかくして、商人として強くしていく。
最終的には、パパの夢でもある海をとる。
だがそれまでに、どれだけうちの商会を根付かせるか、影響力を高められるか。海に出られたとして、その商売に一切かかわれない。なんていったら何にもならないからな。
貴族、宗教、農民、商人。それらの支持を得られるようにしていくために、でかく、強くだ。
ウッシッシ。壮大だろ。だが多少壮大のほうがつまらない時間を過ごすよりマシだろう。とにかく今は、あの手この手で儲けていくぞ!
天は『金也!』
地は『金也!』
人は『金也!』
[商会三是を口にしたりする。そんな一幕であった*]
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よし!こっちはこんなもんか!
ジークのとこにいくのも考えていたが正直時間ねーな。ってことであきらめることにより、まるっきり本編と関わり合いがないという立ち位置で居続けるのであった。
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>>-246 ジーク
こちらこそ、遠隔投げあえて楽しかったよ、ありがとう。最初は完全にソロールなつもりだったやつだしな。
とりあえずどこかの地下から掘っていって、ジークの屋敷の床下につなげるとかそういうことしておこう(防犯度外視されてしまう)
そんでほろ酔いの宴をしていけばいいっていう、そんな妄想で今回はあきらめておこう。
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