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―夜明け前―
[夜の明ける前、異変に気づく。
うめき声に飛び起き、ユーリエの元へ近づく]
ユーリエさんっ!?ユーリエさんっ!
[名前を呼ぶ声は聞こえているのかいないのか、反応はなく別の言葉が聞こえる。何かを恐れる声が段々とか細くなっていき、やがて事切れた]
……。
[呼吸と脈がなくなっていくのを、ただ見るだけしか出来なかった。怪我が酷く、AEDも輸血もない環境下では救命処置も意味がない。せめてもとハンカチを顔にかけ、なんと説明するか頭を抱える]
[ソファに腰掛け、虚空を見つめ呆けていると時間は経っていき、窓の外が明るくなっていく。
まずゾフィヤが部屋に入ってきた]
夜明けに容態が急変してそのまま……。
船が到着したら御遺族の元へ送るぞ。
[仮眠と、何も考えずに座っていた間に体は休まった。しかし、気力は少しづつ確実に蝕まれていく]
体力値 44+33=77
精神値 11-1=10
[ゾフィヤと目を合わせず、抑揚のない声で話す]
帰りの船に全員で乗るのだから、伏せる必要はない。開示していい。
管理人の死因とは別のものだ。
[全員の安否と通信機の確認、港での船の到着確認、船が来るまでにやるべきことは多い。
もう少しだけ頑張って欲しいと労いの言葉をかけ、何か聞かれて回答しづらいことがあれば、全て自分に回すように伝える]
すまない、少し離れる。
[ゾフィヤからの申し出に、食事だけ取ってくるとその場を離れた。
船の到着時間までに軽く食事を済ませ、ユーリエの死について説明を求められれば、その対応にあたっただろう**]
[ファミルからの報告>>41に耳を傾ける。
通信機は通じないまま、新たに死者が出たことを伝えることは叶わぬようだ。
もっと早く、昨日の晩にも迎えがきてくれれば違ったかもしれないというのに]
ユーリエ・モローは明け方に息を引き取った。
[ファミルの顔色がほんの僅かに変わるのを見て、何か言おうとしたが、感染菌について尋ねられたのでそちらを伝える]
彼女に感染菌の保有の傾向は見られなかった。
免疫もないだろう。
[バールの発見については、少し考えた後にファミルの部屋で保管するように指示を出した]
お前の判断に任せる。
身の危険を感じたら躊躇わなくていい。
……武器として使用する状況にならないよう努めよう。
[船の到着が遅れていると誰ともなく聞くと、急ぎ港へ向かう。
感染者が出て、島に来た者全員が切り捨てられるかもしれないことは想像したが、まさかこの時代にそんな手段を取るとは信じられない。
少し遅れているだけ、そうであって欲しい。
その想いが強く歩みは段々と早くなり、港が近づく頃には駆け出していた。
港は静かで、水平線の先を見渡しても船の影すら見えない]
[カフェは比較的新しい造りだ。第一次住人退去後の
リゾート時期に建てられたもので、知人から写真を見せてもらったことがある。白い屋根も色あせ全く違った印象だ。
その頃は果物が名産だったと聞いたが、今もまだ山林に自生したりしていないのか気になった。
裏の勝手口から入り見渡すと、ガランとして何もなくなっているが、シンクにペティナイフが残っている]
危険だな。
[誰もが簡単に入れる場所だ。もし、船が遅れていることで、自害でも考える者がいたらと思うとぞっとする。
布を巻き付けると鞄にしまい、宿泊所へ戻った]
[宿泊所では、
ユーリエの遺体を部屋へ運び、痛まないように冷却していること。
船の到着が遅れていることに、錯乱するほど動揺したり、絶望している者は出ていないこと。
外に出ている者が多いが、今日は負傷者が出たという知らせがないことを確認した。
昨日あんなことがあったが、外出について咎める気もなかった。
気分転換は必要だ。
それに……]
っ!駄目だ。
[感染源がこの中にいるのなら、不運な事故で亡くなってくれればと一瞬でも思い浮かんでしまい、強く否定する。
研究が進み、ワクチンも出来たと聞いたことがある。
特効薬だって、きっとどこかに……。
やるべきことをと、通信機を見てみるが反応はない]
[強い意志に負け、苦笑すると条件を付ける]
……分かった。
ただし、無理はするな。暗くなる前に戻り、明日の午前中はゆっくり休め。船の到着の確認には俺が行く。
[送り出す際に、少し離れてから呟く]
君のような熱心な部下がいてくれて助かる。
[こういうことには慣れていない為、相手に聞こえたかどうかは分からない。返事を待たずに部屋へ戻った]
指先だけだし、気づかない方が自由に動けるかなというパッション。なんかいつも強く手を握ってそうだし。
超普通の人だから仕方ないね。
尉官 バルタザールは、ランダム を投票先に選びました。
尉官 バルタザールは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
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