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— 地下迷宮 —
おっと
[走って来た若い蝙蝠>>+10を長身が受け止める。
いかにも衝突されたような風情]
このように見通しの悪いところで走るものではないよ
[微笑する梟の背で羽音がひとつ]
私達は最初から此処にいるよ、ローズマリー
[誘う声>>+15へ顔を上げ、
支えた蝙蝠から手を離す]
…向かうのかな?
[改めて霧の中を走り始める蝙蝠>>+19に笑みを滴らせる]
そう、まだ挨拶をしていなかったね
[こちらを気にする様子に、音のないはばたきでふわり、ついていく。
手を伸ばすよりは遠い間合いに留まり、変わらぬ音量で言葉を送った*]
私達は、貴方に送った招待状で不興を買ったらしいね
不躾であったようだから詫びようと思っていたのだよ
…私達は紅榴候
歓迎するよ。上でも、此処でもね
/*
セルウィンの情緒不安定設定ってなにやれば治るの?
永久効果なの?
会話イベントでどうにかできる気がしない
/*
兎もたいがい人の話聞かないし頭ぷーで酷いけど。ベタ狙いだお!
そしてテオおじたんがプロメモで好きにしていいって言ったからだお!
— 地下迷宮・玄室の一つ —
[軽い羽音が二度、響く。入室を告げる前触れ]
贄殿
[応答を待って、玄室に紅が降りた。
豪奢なソファに身を預けた聖餐の贄へ深く膝を折り、首を垂れる]
お目覚めの気と察し、参じましたが
侍らせて頂いても構いませぬか?
[ゆるゆると瞬いて、背に羽撃きを起こす。
羽毛が舞えば紅の紗が玄室を覆った*]
……ユーリエ
[薄く隠す帳の中、
梟は纏う薄皮を一枚剥いだように、活き活きと色付いた微笑を浮かべた]
急にたくさんのひとが来て、疲れてしまってない?
[ソファの足元へ寄り座って手摺に肩を預け、
ひどく馴れた猛禽の見せる親密さでくるくると喉を鳴らした。
年古りて表舞台から退いた魔物へ、元老とはいえ遥かに若い梟は儀礼の柵を踏み倒した懐きを見せる]
今回は、血族の縁ある者を呼んだだろう?
もし気が乗るようなら、ユーリエも上へ行って遊べれば嬉しい…と思ってるんだけど
しんどかったら私達の體血ならばいつでもあげる
…霊体でないユーリエに触りたいな
[年月の大半を非実体で過ごす贄を見つめて指を伸ばし、少女の青白い頬のあたり。花に遊ぶ蝶のようにひらり揺らした*]
— 古城・不自然に長い階段 —
ああ…これは、素晴らしい
[長い階段の半ばにあって、
梟は鏡のように磨かれた段差を指で辿り、頷いた]
蛇の方の趣味は 実に
佳いものだ
[しみじみ呟き段差に腰を下ろす。
紅榴候においては本音と建前なり責任なりがあるにせよ、その行動の多くは、
純粋にその瞬間にやりたいことを希求するようにできている]
[涼やかに笑んで、段差の一つを踵で踏んだ。
それと同時に一斉に残りの階段も引っ込み、できあがるのは胸躍る長い滑り台>>1:189
梟の姿は階段の上から下まで一気に滑り降りると、床へ触れる前に羽音となって消えた*]
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