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もうちょっと他の人にも動いてもらいたいんだよねぇ。仲裁するとか乗っかるとか。
振り上げた拳の行き場がなくて結構困ってるんだ…。
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人狼騒動における議論パートというか異端審問談義が嫌いで、ぐだぐだ誰が狼だとか狼以外死なせたくないとか言ってるのを見ると、そんな悠長なこと言ってられる状況じゃないんだから拳で語り合えよ!って思ってしまう派
シモンの死線を潜り抜けてきた設定と実際の行動がかみ合わなくて、張ったりにしか見えないんだ、すまん。たぶんPL視点村人に手を上げられない中の人の性格ゆえんだと思うんだけども。
―食料庫―
[エルナを連れて来たのは食料庫だった。
この時間ならば誰かが来ることもないだろうし、自分の部屋に連れ込むというのも些か抵抗がある。
2人になればその手を離し、ばつの悪い顔で謝罪した]
……済まない。驚かせた、いや、怖がらせてしまったかな。
シモンさんにいろいろと言われて、自分が今まで縋ってきた教えを、自分のすべてを否定されたようで……どうしても、抑えることが出来なかった。
[深く、深く、息を吐く。
髪に付いた雪が溶け、ぽたりと足元に水滴が落ちた。
本題に移ろうと、口を開きかけ、そして閉じ、漸く選んだ言葉も……飲み込んだ]
[重い沈黙が流れ、やがて意を決したようにぽつ、と言葉を漏らす]
……これは誰にも、幼馴染達にも話していない事なんだけど
僕は昔、母と共に異端者として捕らえられ、拷問されていた過去がある。……ここから、遠く遠く離れた街でのことで、もう20年近く前になるのかな。
悪魔と契約を交わし、天候を操り、雨を呼ぶ者だと。魔女と悪魔の子と罵られていた。
[女性に話すことではないと、内容を選んで話す言葉は途切れがちで、表情も重く苦しいものになる]
……それでも、母の、おかげで、
命からがら逃げ出すことは……出来たけれど
それでも、僕の体には、異端者の烙印は残されたままだ。
――エルナ。
僕も、生きているだけで罪なんだろうか。
[感情を押しつぶすようなその声は、どこか救いを求める子供のようで。ごめん、と口の中で呟き、エルナの体を抱き寄せた。冷気に晒されていた男の体は、ひどく冷たく――
しかしかすかに震えているのは、そのせいだけではない]
こんな時に言うのも――いや、こんな時だからこそ、か。
僕はね、あのテープを使ったエプロンが完成するのを楽しみにしているんだ。
春がくれば、また旅に出るけれど、冬になれば戻ってくる。次は何を、お土産にしようか。
[腕の中の彼女に語る言葉は遠く、この騒動の先を見ていて、それは自分に言い聞かせるようでもあった]
[やがて体の震えは治まり、腕を緩めて彼女を離した]
……僕は、君の笑顔と前向きさに、どれだけ救われてきたか分からない。
この世に救いなんてないと思っていたけれど、それでも君と話していると、気持ちが楽になるのを感じていたんだ。
……ありがとう。
[これからすることを思えば、生きて帰れる保証などどこにもないのだけれど、フリーデルとことがあったばかりでそれを告げるのは――余りに酷だ。
だから何も言わず、帰る標となるように、エルナの瞳を心に焼き付けて――
ひとり、食料庫を出た**]
―自室―
[部屋へと戻るなり、膝を折って寝台に肘を付く。
肌身離さず持ち歩いてきたロザリオを手に掛けて、祈りを捧げる。
それは
ここにいる彼ら、彼女らのこれからの幸いと
天上から見守り、導き、肉体と魂が離れたときにはすべての罪を許し、救済と安息を願うものだった――]
―ヨアヒムの部屋―
[ヨアヒムの部屋の前まで辿り着くと、一度ためらった後、その扉をノックする。
中から、返答はあっただろうか]
旅人 ニコラスは、少年 ペーター を投票先に選びました。
だけど、今の君は、僕の知っているヨアヒムじゃない。
――君の背後に、獣の影が視える。
ヨアヒム。君が、『そう』なんだろう?
……いつからだ?
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人狼騒動で幼馴染が狼というぱてーんが3村連続というw
実は別のキャラを使うつもりでPC設定していたんだけど、既に使われていたから即興で練り直したんだよねぇ。結果、美味しい展開になりましt
―ニコラスの部屋―
[主のいなくなった部屋。その机の引き出しの中に、一通の手紙が残されていた。
表にはただ、『エルナへ』とだけ記されていた]
―エルナへの手紙―
君がこの手紙を読んでいるということは、おそらく僕はもう死んでいるのだろう。
約束を果たすことが出来なくて済まない。
僕は君の笑顔と明るさに随分と救われたし、旅から帰る標だった。きっと、皆の事も元気づけてくれるだろう。だからどうか、その笑顔を忘れないで、生きて幸せになって欲しいんだ。
ひとつ、伝えておかなければならないことがある。
僕には、獣に取り憑かれた人間と、そうでない人間が、全てではないけれど視える力がある。
……黙っていて済まなかった。だけどそれを口にしたら、きっと、僕も彼も異端者として裁かれてしまうような気がして、誰にも言えなかった。
君にとっては酷な事だと言うことは分かっているけれど、頼みがある。
どうか、ヨアヒムを救ってやって欲しいんだ。
あいつは、今、黒い獣に飲まれている。このままでは、欲望に任せたまま村を滅ぼしてしまうだろうから。
僕の抱えていた過去を、受け止めてくれてありがとう。
さようなら。
P.S.
本当は、エプロンが出来上がったら、髪に挿そうと思っていたんだけれどね。
もし良ければ、使って欲しいんだ。君に、よく似合うと思うから。
[同封されていたのは、エルナの瞳の色に合わせた、フリントストーンの髪飾り**]
―ヨアヒムの部屋―
[背後から聞こえた声は、振り返らずともそれが誰のものかと言うことくらいはわかる。
そしてこれから、自分がどうなるかも]
……ああ。
オットー、君も『そう』だったのか。
[振り返ると、見慣れた友の姿が、感情の乏しい顔が、何も変わらないままそこにあった。
目をのぞき込まれても、彼の瞳の奥にあるものは暗く、何も読めない。
だから自分も変わらず、穏やかな笑顔を返す]
[別れは、一瞬。
頸椎の辺りに鈍い痛みを感じ、目の前が暗くなる。
音と言う音が遠く、手足も動かない。
――僅かに残った意識の中、最期に想い描いたのは
幼い日、やせっぽちで体も一回り小さく、余所から来た得体の知れない自分を訳へ立てなく受け入れてくれた幼馴染たちのかつての姿と
――エルナの笑顔]
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