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工作特務少尉 カークは、栞を挟んだ。
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ウィルよ、ようこそ。これ鳩で書きためるの諦めた(
あと数日前の灰ごめんよ。最近は今を生きててくれて嬉しいです。
さっくり今に追いつく脳内あれそれとか。早寝は諦めるか。
─食事〜翌朝─
[少し騒がしく、恥ずかしい思い>>173をした食事を終え、それから痴話喧嘩みたいなリエヴルとローレルのやり取りを見届け。
俺が行ったほうが丸く収まりそうだったので、ローレルがシャワールームに行く時は俺が同行した>>195]
あれ。
[扉の向こうの水音を聞きながら床を見下ろしたその時、鈍く輝くカフスボタンがそこに落ちていた]
少佐の…?
[ふと。確かめたい気持ちが脳裏に過ぎり、それを拾い上げる。
相手はこのビスマルクの修繕には欠かせない人であり、俺にとっては…いや、今はいいか。
ローレルの事を考えれば緊張感が全身を駆け巡る。
俺は固唾を飲み、爪の先を使いボタンの合わせを開いた]
……少佐は信じて良し、かな。
[自分の心音が耳に届く心地で緊張しながら、開いたボタンに視線を落とす。
敵国の国旗が刻まれたエンブレムがそこに存在しないことに安堵の吐息。
身体の強張りが抜けるのと同時、俺は肩を落としてよろよろとその場に屈んだ
丸いボタンの内側には、何故か軍服を造っている会社のロゴが]
[その会社の初代が、とある公爵家の落胤だったというのは、俺の知らない話]
[そうしてシャワーを終えた少佐にカフスボタンを返し、また持ち場に戻る。
ローレルと別れる間際、いざとなったら俺がボタン付けすると告げて]
[それから数時間後、朝を迎えた時間。
作業疲れにぼんやりする頭のせいか、こちらに来たウェルシュやベリアンを視認するだけに留めた。
遠く聞こえた銃撃戦の音を気のせいにして間もなく。
>>201リエヴルからかけられた声に、身を硬くした。**]
銃撃戦って、一体何がどうなってる!?
[作業でぼんやりしていた頭が一気に覚醒し叫んですぐ、昨夜航空兵に対するトラウマ>>0:201というか、下らない散った初恋の話なんかを真っ赤になって話してしまった青年がわざとらしい笑い声をかけてくる>>207]
おい、状況的に単独行動は…っ!
[ムカつく物言いに眉が寄るが、取り合えず冷静であろうとそう声をかける]
ご忠告どーもって、だから行くなっつーの!!
[おたく人の話聞いてます、その耳機能していますかっ。なんて言いたくなる態度に苛立ち始めた時。
死ぬなよと、俺が殺しにくるまで。なんて言葉をダブルでもらいまして。
俺は両目を一度閉じ、そうして真剣な面持ちでコンラートに告げる]
前(>>0:302)に忠告したが、イレギュラーな存在がこの非常時にそんな口叩いていると長生き出来ねぇぞ。
……せーぜー、その口の叩き方直して俺を殺しに来るまで生き延びることだな。
そういうこと、だろ。
[なんて静かに告げたのは、知らず相手の生を願う言葉で。どうして口をついたか判らない言葉で、気づけばコンラートを見送るかたちになった。
何してんの俺、今非常時だから]
あー、ウィル。取り合えず右舷側と合流……
[情けないと内心で己を叱咤しながら、その場にいたであろうウェルシュに声をかけてからすぐだろうか、右舷側の2人がこちらに来たのは]
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コンちゃんww
おっけー、俺少なくともお前の見送りかやられ役な、判った。
そんな気はしてたよ!!
いや、ないかもだけど。
最終日コースか、これ……そうか(
[そうして凛とした様子でこれからの事を話すローレル>>308と、リエヴルの話に耳を傾け]
工作兵に対してその怖さを説明するのは無粋ですよ。……今まで気づかなかったのもあれですが。
[>>334>>335を聞き、そも注排水指揮所を持ち場にしていた人間が気づかなかったことに小さく歯噛みした。
ビスルマルクを沈めないということばかりに気を取られていたと気づき、苦笑してしまう。
封鎖の意見が出れば]
それは施しておくべきですね。気づくのが遅くなり、申し訳ありませんでした。
[己のミスに、上官二人に深々と頭を下げた]
[>>357に気づけばウェルシュを見つめ]
あっちって司令室か? 左舷機関室の艦内通信機、作業の息抜きに直してみたけど、連絡してみるか?
[司令室が今どうなっているか当然知らず、そう首を傾げてみた]
[射撃の腕の話に口を噤んでいると、ふと話を振られた>>368]
……国の方針で工兵学校でも射撃訓練はありましたけど。
[あまり言いたくないのは、器用さ故に成績が悪くなかったことから。
おかげで実働部隊の連中からもやっかまれた嫌な記憶がある]
成績は悪くありませんでしたが、実戦経験はありません。それからあまり触れる機会もないので腕も鈍っているかと。
[時折目をかけてくれるお偉いさんと、接待代わりの射撃訓練をさせられたりもしたけれど。
実戦と訓練の違いを考えれば、戦力としては計算外だろう。
そう思いながら、ウェルシュに答え、そうしてリエヴルやローレルも眺めた]
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多分コンラートと俺の考え方の違いをメインに触れていけばいいのかなぁと思い、それで正しかったと思う。
中の人集中してない時潰れそうだけど、お前が輝ける様に頑張りたいと思う。
輝けんかったら俺のせいな(
カサンドラさん何故ここに打った……。コンちゃんびっくりしただろうな、うん。
首無し組みすげーな、絆祭りだヽ(・∀・)ノ←
[リエヴルに副長からの通信が入った>>371らしいのを眺めながら、ふと脳裏に赤髪の青年の姿が過る。
本能的に嫌いだと思えるのは何故だろうと思いながら、ふと。
壊すことしか出来ない手だと、そう言いながらコンラートが俺の手を取ったことを思い出し>>2:341。
友人だった奴も……。いいや、今でも友人だとどこかで思っている、俺がリヒャルトと認識している人と似ている彼も。
自分の手に対して、そんなことを言ったことがあったなと]
──リシャール……。
[思い出した記憶のまま、友人の名前を紡いだ。
ごくわずかな声音で]
─回想/昔語り─
妹? へぇ、そりゃ初耳だ。
[あれはいつのことだっただろう。
場所は覚えている。季節は、潮風の寒さが身に凍みる冬の頃だっただろうか。
ピローケースにするパッチワークを縫っていることに爆笑する友人……リシャールに、妹の手本用だと経緯を説明した時のこと。
すると彼は自分にも妹がいるとこぼし、俺は目を瞬かせた。
彼が自分のことを話してくれるのは珍しく、針仕事をしながらつい、どんな妹なんだと問いかけ。
相手が暫し逡巡すれば、触れてはいけなことだったかと内心で慌て、話題を変えようとした。
『天使みたいなこかな』と。
それを徒労にした微笑みに、俺以上の馬鹿兄貴を初めて見た気がした]
『あと、弟もいる』
[俺とお揃いじゃんなんて返せば、数が違うと苦笑され。]
『妹はリア。弟は、国が違えば同じ名前になるんだ』
[国によってはリシャール、国によってはリヒャルト。
親の洒落によって、それぞれ違う国の同じ名前をつけられたのだが、俺には意味が判らず。
首を傾げながらも、凄く楽しそうにそうして静かに笑うリシャールの姿に満足して、そうして縫い物を再開させた。
妹や弟にピローケースでもどうだと勧めたが、手を見ろと白い手袋が嵌っているのをかざれ。
そっかと、苦笑を返したいつかの冬の日]
[そんな冬の日、友人に勧めた様に、コンラートにも。
奪うことしか出来ない手なんて淋しいだろうから。何か作ることを勧めてみようかと、非常時にぼんやりと考えてしまっていた*]
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>リアさん メモ乱舞するのあれなんで。
リシャールほんと俺より妹馬鹿だったんだよ、俺だって妹可愛いけど天使とかいえねーもん。
だそうです。
ベリアンが悪い。
なんでお前こんなの持ってんのよ……。
[ウェルシュから拳銃を渡され>>406思わず呆然としながら、暫し迷い、結局受け取ることにした。
一応リエヴルには携帯許可を得るだろう。
セーフティを確認して、懐へと入れる。友人のカフスボタンと同じ場所に。
携帯する事はないと思っていた物の重みに心まで重くなりながら、ローレルを見る>>410]
少佐、あんま無理しないでくださいね。……なんて、しっかりしたお嬢さんがいてくれるんで俺的にはだいぶ楽させてもらってるんですが。
[前を見据えた姿に頼もしさを覚えて、非常時にしては軽い笑みを向けた]
工作特務少尉 カークは、砲術長 オズワルド を投票先に選びました。
工作特務少尉 カークは、通信長 カサンドラ を投票先に選びました。
[司令室との通信の様子はリエヴルの表情の変化でわずかに感じ、そうしてメモを見せられて確信する>>449。
そうして3人は司令室へ向かえ>>450とローレルからメモを見せられれば、彼女を一人にすることに気が引けてつい首を横に振ってしまう。
残ることが許されればこの場に留まるつもりだが、彼女が行けと言えばすぐに戻ると小声で告げて司令室へと走るだろう**]
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あ、ばか。ここでベリアンとリシャールのフラグ回収ができるのに、ばか!
フラグ回収よりもかーくんの少佐大事、ビスマルクにも俺にも大事が出てきてぇ……。
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あとローレルはいつもありがとう、そして迷惑かけてばかりですみません。
そろそろ離れようか、うん▽・w・▽
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