565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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ならず者 ディーター
［金色の体毛がついていた、と聞いて>>270、ぴくりと眉が動く。
カタリナのその言葉に応じるように、ニコライによって出された金色の毛に>>289目を瞠る。
確かに、金色の毛だ。だけど、全身がそうだとは言い難い。
極端に毛色が似通っていて、抜け落ちた毛だけがそうだ、と言える可能性もあるのではないかと思う。
棒切れを握った少年が、泣き出しそうな顔をして此方を見ている。
わかっている。金狼様はそんなことはなさらない。］
［ぷくり。 ぷくり。］
［浮かんで消える、泡沫の夢。］
ならず者 ディーター
［ニコラスの理由>>291を聞いて、片眉が上がる。
黙って続き>>292を聞いて、一等、眉間にシワが寄った。］
……待て。何か勘違いが生じている。
「金狼様は人狼ではない」と言っているだけだ。
「金狼様が襲ったのであって、人狼が襲ったわけではない」と主張したいわけじゃない。
［伝わるだろうか、とニコラスの表情を窺い見る。］
ならず者 ディーター
落ちていたという毛も、襲撃者の体毛を断定するには薄い。
色素が落ちたものから抜け落ちたり、束になっている状態と散らばった状態で見た時に、見え方が変わる場合もあるだろう。
それだけでは「金色の獣だ」と断定することができない。
だが、「人狼がいるかもしれない」とただ言うならば、オレは頷こう。
ゲルトの予言を疑う理由もそこだ。
［そう言うと、嘘をつかれた子供のような表情を僅かに覗かせる。
金色の獣に、金色の星を与えられし従者。
それはどう考えても──金狼様と聖人セイラ様じゃないか。*］
ならず者 ディーター
…ん？…んん？
［ニコラスの問いかけに、反射的に首を傾げた。］
オレが言いたいのは、ゲルトが「”滅びの運命”を継承せん」と語ったのを…
…………あ。
［ニコラスの顔を見て、「ごめん」という顔をした。
確かに、そうなるのか。最初にゲルトは「”人狼”の災厄が村を襲う」と語ったのだから。
うーん…と目頭を揉みながら暫し唸って。］
ならず者 ディーター
だから、もしかしたら。この村の伝承を嵩に着て、”金狼様がやったのだ”と誤魔化そうとしている可能性もあるんじゃないか、と思うんだが…。
伝承上の存在なら、掴まえられない、と誤魔化せるかもしれない。
だから、「金狼様が襲ったのであって、人狼が襲ったわけではないと主張したいわけじゃない」ということになるんだが…。
ゲルトは人狼に神の声を騙られた可能性だって、ないわけじゃないと思うんだ。
最初の予言で「”人狼”の災厄が村を襲う」と語られて、焦った人狼がうやむやにしようとしている──とか。
ならず者 ディーター
それなら、「人狼がいるかもしれない」あるいは「いるだろう」と言われた方が頷ける。
これは、オレの信仰心の問題だ。…もしかして、これが混乱させたか？だとしたら、マジですまない。
それから、ゲルトが誰に襲われたと思っているのか、という問いに関してだが──わからない。オレの中では断定できない。今日、この段階では断言できない。
［自分の中で通っている筋がきちんと説明できているのか、だんだん自信がなくなってきた。*］
ならず者 ディーター
［ニュアンスとしてはわかった、と言われて>>343ひとまず胸を撫で下ろす。
合ってるか？という念押しには、あってる、と頷いて。
他人に要約されると、少し恥ずかしいものがあって、僅かに目を逸らす。
続けられたニコラスの言葉>>344を聞いて、いつの間にか入っていた肩の力を抜いた。
それから、至極申し訳なさそうな──耳が生えていたら後ろにぺたんと倒れて、尻尾があったら、くるんと足の間に挟んでいそうな顔をして。］
……わかった、すまん。
そうだな、その通りだ。冷静さを欠いて申し訳ない。
［と。気まずそうにニコラスを見て、彼の言葉に全面的に肯定するように頷いた。
それからシモンにも、すまん、と言って謝った。先ほど、睨んでしまった>>309わけだったし。*］
ならず者 ディーター
［さて。ニコラスに介護助けられて、なんとか落ち着きを取り戻した。
思ったより、混乱してしまっていたらしく、再度ニコラスに申し訳なく思う。
ゲルトが誰かに殺されたという事実と、
金狼様がするはずがないのに、金色の獣という形容が出ているということに。
しかし、取り乱して好きなようにゲルトに関して言い募ったのを申し訳なく思う。
もちろん、ゲルトにもだ。確か、ゲルトは一旦、教会に運ばれたのだったか。
寝る前にでも、フリーデルかジムゾンでも掴まえて、立ち寄って謝罪してから寝よう、などと頭の隅で考える。］
ならず者 ディーター
［いいものがあるじゃないか、とシモンが中央の机に置いたのは、いつも談話室の隅に置かれている箱だった。
本来なら、そういった用途で使うものではないが、丁度いい、と言いたくなるのはわかる。
ディーターだって、「これでいいか」と言って同じように中央へ置いた可能性がある。
だけど、ちらりと途中から入って来たらしいリーザの表情は、心底傷ついたもので。
つい、流れるようにシモンの方を見る。
談話室の中央に立って、周囲を見渡す様子は。
まるで何かに追い詰められているようにも見えた──かもしれない。］
ならず者 ディーター
［───仕方ない。
そうシモンがカタリナの問い>>281へ答えたのを聞いて、片側の眉がつり上がった。
だけど、そっと目を逸らしたようにも見えて──尤も、そう感じただけできちんと確認できていなかったかもしれないが──。］
［──ところで。エルナが左手を怪我していて、
それで”わざわざ”着替えたらしいことが聞こえてきて気になった。
左手に怪我があることより、わざわざ着替えたと言う方が気になって。
隠したかったのか？と。本人の慌てるような反応もあって、引っかかる。
ただ、身体が弱いゲルトに抵抗できるだろうか？という疑問はあって。
それなら、左手を使ったときにどこかにぶつけたり、引っかけたりしたのだろうか。
祭壇で──というのも、やはり少しばかり疑問が残るが。］
ならず者 ディーター
［リーザが、なにがしか書いた羊皮紙を投票箱に叩き込んだ。
その時、彼女がペンを握っている姿を見て、リーザが左利きだったことを思い出した。
別に困ってないならいいんじゃないかなあ、と話したこともあった気がする。
──だけど。
その前に彼女から発せられた声は、怒りに震えていて。
散々言われた「或いは、左利きを装おうとした」という言葉が頭を過ぎった。］
……わかった。
ニコラスにも言われて、考えた。
今は話に乗ろう。
それで、お前サンが満足ならば。
［立ち上がって、リーザが置いていった小さな羊皮紙の束から紙を一枚取り、ペンを走らせると、半分に折って投票箱に入れた。
その際に、シモンと目を合わせて、彼の真意を覗こうとしたけれど。──例えば、彼が扇動してこういう場面の主導を握ることで、逃げおおせようとしているのではないか、とも一瞬考えたから。
数秒見つめたあと、何も言わずに談話室を出て行った。
──どこか痛いの、と口を突いて出そうになったのはどうしてだろう。*］
【秘】 ならず者 ディーター > 【ガーディアン】 スノウ
①吊り先
▼エルナ
▽
②襲撃先
▲
△
③申請事項・その他
/*
すみません、いい感じの襲撃先が見えておらず…問題なければ空欄投票でおねがいします…
ならず者 ディーターは、仕立て屋 エルナ を投票先に選びました。
ならず者 ディーター
［”霊聴の耳”と聞こえて「ん？」と思ったところで、カタリナに「ごめんね」といわれて、「はっ？」とそちらを向いたら>>392。
“駄犬”と言われて少し表情が険しくなる。だけど、先んじて「ごめんね」と言われていたから、口を挟まず、黙って彼女の言葉を聞き届ける。
それから、部屋を出かかっていた自分の方へ歩いてきた彼女は。
凄い失礼なこと言っちゃった、と。此方に笑顔を見せて言った。それは、先程見せていたニヤついたものではなくて。
彼女から紡がれる言葉>>396のひとつひとつを黙って聞いていた。
金狼様駄犬発言のこともあって、彼女の笑顔に応えるような表情ではなかっただろうけれど。それでも、彼女の言葉を聞いていた。］
ならず者 ディーター
……カタリナ。
［もしも、明日。自分とカタリナが会えたら。罰がなかったら。
発破をかけているつもりなのか、代わりに叱ってよ、ときた。それから、ゲルトの予言のことを一緒に考えよう？と。
そのまま部屋を出て行くカタリナの背中を数秒眺めて──。
ふぅ、と息を吐いた。それと同時に、表情を和らげる。
自分に見せた精一杯の笑顔。心配と、信頼と、尊敬を乗せた。］
……馬鹿な奴。
［先を歩くカタリナの背中を追いかけて、彼女の頭をぐしゃりと一度だけ撫でると、そのまま自宅の方へと歩いていった。*］
ならず者 ディーター
― 自宅までの道 ―
［──さて。クララはカタリナと別れて、少ししないうちに追いかけて来たのだったと思う。呼び止められて>>452振り返ると、彼女は途端に慌てた様子を見せた>>471。］
…クララ、落ち着け。取って食ったりしやしない。
［少し眉を下げて──酔っているときにはあまり見せない顔だ──、クララに落ち着くように促す。恐らく普段が酔っ払いなのであまり自分と話さないせいだろう、と何となく予想はできたけれど。
──そうして、彼女が口にしたのは。
「金狼様とセイラ様は間違いなく史実だと思うんです」と言われて、うん、と頷く。
だけど、その後に続く言葉はディーターにとってあまり良くないもののように思えた。］
ならず者 ディーター
………。
［金狼様と人狼は無関係ではないと思う。
人狼騒動から生まれたものであるのなら───聞いているディーターの表情は些か暗かったが、それでもニコラスに言われたことを思い出して、少し顎に手を当て考える。］
……ゲルトが従者に選ばれていて。
ゲルトの最初の予言は金狼様から啓示だった、と考えるのは？
［言っていて、卒倒しそうだった。
自分以外の人間が選ばれているだなんて、そんな馬鹿な話があってたまるか。
だけど、あくまで伝承と絡ませるなら。これもまた可能性としてあると思うので、奥歯を噛みながら言う。
それがクララにはどう映ったか。
例えば、「本当は自分がそうだけど、別の人が選ばれた可能性を話している」──とか。
もちろん、思わない人は思わないだろう。
選ばれたら、いの一番に「オレが従者！」と言いそうでもあるから。］
ならず者 ディーター
そのことを聞いて焦った人狼が、金狼様に罪を被せるようなことをゲルトに吹き込んで、そのあと金狼様の声を聞くゲルトを消した、とか。
…でも、ゲルトの額に金の星はなかったからなあ。
［彼がまだ寝かされているとき、①の部屋で確認したことを思い出す。
たまたま、セイラ様は額に金の星が現れた、と考えることもできそうではあるけれど。
先程、談話室で話したことは一旦忘れて、あくまで伝承と絡めて考える。ゲルトが倒れたときに、一番最初に考えた可能性だ。
どうかな？とクララを見る。さて、彼女はどんな反応をしたか。］
ならず者 ディーター
…確かに、オレは金狼様の血を引いているだろう。
セイラ様と金狼様の間に生まれた子から、脈々と続いてきた。
それは、この村で生まれた者がそうだろうが──この村で生まれた者ばかりがそうだとも言い難いと思う。
この村は何気に出入りが激しい。
ニコラスのような旅人もそうだが、カタリナのように季節ごとに村の中と外を行き来するような者もいる。
外に出て、そこに居着いて子供を作る者だっているだろうな。
だから、今この場に残っているのは、もしかしたら金狼様の血を引く者ばかりではないのか……クララが言いたいのは、そういうことであっているか？
［無論、全員がそうだなんて、そんなわけがないとは思うけれど。
彼女の切り出し>>489的に、そういう考えがあるのかな？と思って口にしてみた、という方が近い。もちろん、違うかもしれないけれど。］
ならず者 ディーター
［月から来たと言われる船。そう言われて、思わず月を見上げる。
煌々と輝く月が眩しくて目を細める。］
金狼様はお帰りになりたいのだろうか…。
［小さく、聞こえるか聞こえないか程の声でそう呟いて。］
それなら、明日は一緒に祭壇を調べるか？
船のことなら、現物が残っているわけだから、羊皮紙と見つめ合っているよりそっちがいいだろう。フィールドワークというやつだな。
［そうクララに提案してみて。
それから、もう少し言葉を交わしただろうか。
話のまとまりが一度ついたら、そのままクララとは別れて、自宅に戻っただろう。*］
【削除】 ならず者 ディーター
─ ？？？ ─
［行き過ぎた信仰心は、時に対象へ牙を剥き、時に周囲へ牙を剥く。
安易さで言えば、後者の方が安易にそうなりやすいだろうか。
自分の中の虚像がある。それが正しいに違いないという”確信”がある。
それを本当の意味でひっくり返す──或いは、正すのは難しい。明らかに間違っているとわかるであろうことも、その間違いこそが”正しい”こともある。］
ならず者 ディーター
─ ？？？ ─
［行き過ぎた信仰心は、時に対象へ牙を剥き、時に周囲へ牙を剥く。
安易さで言えば、後者の方が安易にそうなりやすいだろうか。
自分の中の虚像がある。それが正しいに違いないという”確信”がある。
それを本当の意味でひっくり返す──或いは、正すのは難しい。明らかに間違っているとわかるであろうことも、その間違いこそが”正しい”こともある。］
ならず者 ディーター
［自分だけが、自分こそが、と言う人間には気を付けなくてはならない。
対象に陶酔すると同時に、自身にも心酔している。
自分こそが特別なのだと、信じ込んでいる。
相手が自分を選ぶと思い込んでいる。
予言？信じているとも。だから、"従者"の数が合わなければ、自分は契約状態にないとしても、目くじらを立てるだろう。
数は合わせなくては。三頭と一人、なのだから。
思い込んでいる間は非常に従順。
何でもしてくれるし、何でも聞いてくれるだろう。
だけど、どうぞお気をつけて。
綻びを見つけた狂信の双眼は、やはり盲目的であるから──。］
ならず者 ディーター
─ 現在・自宅 ─
［自宅に入って、「あ、開票…」と思った。
投票してはい、終わり、と出来たら、滑りが悪くなった滑車のように、あんな重苦しい空気にはなっていないだろう。
戻るべきか？と思って、扉を開けたのをオットーが家にやって来た>>494のだったか。
家の前にいたオットーに驚いて、きょとん、と目を丸くする。］
どうしたんだ、オットー。
……あ、処刑者の開票の話なんだが…アレ、もう終わったか？
［と首を傾げて。知っていたら教えて、と聞こうとするだろう。もしかして、いなかったから、伝えに来てくれたのかな？とすら思って。］
ならず者 ディーター
［彼がやって自分の家にやって来た本当の理由など、当然ながら思い至らず。］
［男にとって、未だパン屋はパン屋であるからして。*］
ならず者 ディーター
─ 少し先・就寝 ─
［オットーとはどんな話をしただろう。
話の内容によっては、全く寝付けなかったかもしれないけれど。
不眠と飲み過ぎは思考の毒であることを知っている。
だから、朝から浴びるように飲み、酔いつぶれ、起き上がり、また飲んでいたのだから。
故に布団に入って何とか寝ようと、目を閉じたなら。
いつの間にか眠りに落ちていただろう。*］
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フィルタ
生存者 (4)
犠牲者 (5)
★★処刑者 (5)
★
★★★突然死者 (0)
見物人 (0)
退去者 (11)
★★★★★★★