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うんっ、次もこの調子でばばっとやっちゃおうよっ!
[アイテムが受け取られれば笑顔のアイコンを頭上に浮かべ。
手を振って『雷鳴』とは別れた。>>282
向こうには思い出したような様子はどうも見受けられない。>>281
「おひさしぶり」とも「あの時のお返し」とも言っていなかったからだろうか。
このゲームの世界は広いし自分だって思い出すのに時間はかかったし、とやかくは思わない。
落ち着いたら積もる話もできたらいいのだけれど*]
―スカイテンプル―
[だが、まさかこんな不安を駆り立てる代物が待ち受けていたとは――]
(今の、不自然な間は何なのです司会者さん!?)
[明らかに調子の狂った司会者にツッコミを入れる少女がいるのは、
今まで一度しか行ったことのない天空神殿、最上階。
光属性の竜 VS 孔雀じみた緑色のシムルグを駆る義姉、という対決を見たその場所には、
明らかに出る場所を間違えている気しかしない敵どもがいた]
(くっ……笑うのです、私も)
[できるはずだ、だってここには皆がいるじゃないか]
「つまり、あいつがラスボスってことなのですね」
[息を落ち着けて『緋色の神拳』からのメッセージに返す。>>260>>261]
「やります。私も、力を貸すのです」
[だから今は笑うのだ。
誰だって不安に威勢よく、あるいは楽しそうにふるまってても不安には違いないが、
憧れの、あるいは力をくれた彼らのように――]
…………まったくもうお茶目さんですねっ!!!!
[前言撤回。やっぱりまずちょっとだけ怒った。理不尽な状況へ]
ああ、でも、ここまで一生懸命やってきたんだ。
今更あなた達なんかに邪魔は……させない。
[杖を向けたのは有象無象の魔っぽい一団の一角、
ぼろぼろのローブをまとって幽鬼のように浮いているクリーチャーだった。
まずは様子見、などと考えずに氷柱を五連射する]
[ローブから出ているぼろぼろの腕でもってミイラ男は人魂を飛ばそうとしていたようだが、
そうなる前に撃破してしまった。なんと幸先がいいのか]
って喜んでる場合でもないのです、次っ!
[合間を縫うように向かってくる剣装備のガイコツへ杖を向ける。
属性の相性はとにかく悪い、しかし胸に刻んだ思いを胸に突き進む]
相手が何だろうと、倒れるまで当て続ければいつか倒れるんだから……!
[次の敵も一撃のもとに倒した。
……と、その時遅れて大事なことに気付く]
光属性付与きてる! ありがとう!
[氷柱は光のオーラをまとってガイコツを粉砕していた、ゆえに気付いた。遅ればせながら。
『天使』に手を振っている暇はなさそうだったが声だけ飛ばした、その直後]
うっ……!?
[一つ目の蝙蝠がその巨大な目からビームを放ってきた。
すかさず肩の上のフロストが飛んで自分とバディの脅威から身を護ろうとする]
フロスト……ナイス判断……
[防御ではなく反射障壁にしたのは良い判断だと思った。
一つ目の蝙蝠のビームには厄介なバステがつくと聞いたことがあったから。
跳ね返されたビームが翼に当たったもののまだに翼をはためかせる蝙蝠。
だが半分以上は削った。これなら多少手数を減らしてもいけるか]
むうう、数が多い……、
[一つ目の蝙蝠は倒したが、その背後からわらわら湧いてくるのは二足歩行の角をはやした生き物――悪魔の群れだ。
一つ一つは少女のアバターの身長の高さしかないそれらが迫る]
まったく次から次へと……
[杖を、円を描くようにして振れば範囲指定が可能となる。
神殿の床がうっすら白い光を放ち、円内の群れの足元から氷柱が生えてくる]
[……とはいえ悪魔が群れる範囲は広く、円状に放った魔法の一撃だけではすべてを倒しきるには至らない。
というか魔法を感知して左右に避けるやつまでいる。
小賢しい小悪魔がヤリで突いてくるが、
少女の前に局所的に発生した猛吹雪にさらされその動きを止める。
これはもちろん少女が放ったもの。
止まったところに着実に円範囲の魔法を何度かぶつけ、
それでようやく一掃が完了した]
…………ふーーーーっ。
[肩の上のフロストが小さく手を伸ばしてくる。
その手に自分の手を触れさせてハイタッチ]
(他の人のところもある程度片付いたでしょうか……)
[『雷鳴』から応援されていたとまでは気付けていなかったが、>>344
辺りを見回しその姿を見つければ小さく手を振った]
お疲れ様ー。
あとはあの……首がいっぱいある竜だけか。
ネームレスって言ってたっけ。
[兎の機転の利いた発言に乗っかる形でつけられた名前。
こいつもデータ上は名前があるはずだがこんな適当な名前で呼ばれてかわいそうに……と、
作った機械に名前を付ける癖のある少女は思うが、
前座に怒ったようにこいつにも怒っているので名前はつけない。
それより考えるべきは]
(悪魔に吹雪が通った、なら……
『わかったのです。
ぶん殴るのは私にはできないのでぶん殴る以外のことを全力でします、『緋色の神拳』さんの分まで』
[やがて送られたメッセージに返すのは確かな意思だ。>>348
小賢しい小悪魔から負わされたダメージは、
天使の羽根が降り注いだことによってみるみる癒されていき。>>349
バディとともに戦うもの達は各々立ち向かっていく。
先陣を切るように勇ましく鳴くガルーダに乗って狩人が飛ぶ。>>353
――そう、さっき狩人と言ってたのだからこれからはそういう呼称にするのだ>>256]
[後衛である自分は、ネームレスの方を見据えたまま準備として、
先のステージで手に入れたアイテムを使う。
レアアイテムの二つ目――効果はMP全回復+最大量の上昇。バディにも効果が及ぶ優れものだ]
わっ。
[そんな中何か装備でも変えたのか、『天使』の背の翼が一対から三対に増えた。>>354
見とれている間に少女のステータスも大幅に変化する>>355]
こ、これがとっておき……!
[まさに大盤振る舞いではないか]
[これからやろうとしていることは、少女にとっては『深雪』とフロストの限界以上の力を引き出しかねないもので。
それに対する小さなおそれはその時消えた]
「ありがとう。派手にやっちゃうよ」
[そう、『天使』に向けてメッセージを送った後。
今度は彼女以外の全員に向けてメッセージを送る]
「これから吹雪系の最上級のやつを撃つ準備に入る。
合図はする。そうしたら悪いけどちょっとネームレスからは離れてほしい。巻き込まれないように。
おおよそ3秒したらフロストが壁張ってくれるからそれまで」
[大型の敵すらMPさえあればフルオート射撃じみて吹雪の中に閉じ込めることができる。
ダメージに加え回避・命中・速度低下まで与えることができる。
もっとも未知の敵にデバフも含めてどれだけ効くかはわからない。
だが初手にこれを選ぶ。
業火でもなく雷の槌でもなく吹雪が心をとらえ、それゆえに今の戦闘スタイルを選んだかつてを思い出しつつ]
……さあて、フロスト。目にもの見せてやろうか。
[あえて自分を鼓舞するように呟いた**]
[他のプレイヤーから了承の返事がいくらか送られてくる。>>375>>380>>394
それを見ていると自然と口元が緩んでいくのを感じる。
「OK」と書いてあるやつだの笑顔アイコンだのを断続的にアバターの上に浮かべつつ辺りを見回せば、
それぞれの得手とする攻撃が飛び交っていた。
[虹色となった『雷鳴』の斬撃、『狩人』の射撃、
飛竜乗りの人による風の刃と様々である]
おおっ、蛇が虹色に……
まだ変身的なのを残してたのかー、いいなーすごいなー。
[>>377『雷鳴』がこのタイプをバディに選んだ理由がわかった気がした。
一方でレベルの差もはっきりしたが。
フロストもその力が高まればもうちょっと大きくなってガード能力も高まるらしいが、
あいにくまだ肩の上に乗るレベルでしかない]
(いかんいかん羨むのは後なのです……)
/*
吹雪全体魔法イメージなのつたわりきってない……?
まあ単体最大で余波もあるよみたいな感じでもいいか どうせスキルレベル低いし
[ラスボスというだけあって侮れない。
色んな敵がてんでんばらばらに攻めてきた、魔族大集合みたいな一団との戦闘と違い、
五つの首はどうも連携してアタッカーたちを責め立てている。
そうして五つの首はそれぞれ違う種類のブレスを吐いてくる。
目まぐるしい勢いで情報が判明していく。
途中『狩人』がブレスを派手に喰らうという危ない場面もあったが……>>382]
「うん、炎の首なら有利に戦えそう。
それに吹雪よ吹雪! 範囲広いから周りの首にも効くし、
命中・回避・速度低下もつく……あいつにはあんまり効かないかもだけど」
[魔法使いさん、という自分を差してるであろうチャットに添える形で自分もチャットに加わる。>>398
それから、先に飛んできた『狙撃手』からの提案>>395を思い出し]
「とりあえず『狙撃手』さんがメテオどーんって撃ったら私が炎狙いで追撃してみるけどいい?」
「ありがとう任せて!
貴方は是非氷お願い。酸も気になるけど、首が減ればそれだけ避けやすくなるでしょ。
まだ『緋色の神拳』さんのすごい攻撃も控えてるみたいだし」
[反応が見えれば>>408返事をする。
連携が厄介ならその連携をたちどころに崩してしまえばいいという考え。
そうこうしている間にフェンリルの咆哮が響き渡る。
続けて『狙撃手』の宣言の後、
魔弾――ではなくアイテムを用いた地属性最上級攻撃が降り注いだ>>405]
うわぁ……。こんなのひとたまりもないよ普通なら……。
[メテオの威力を間近に見て唖然としていたが、
竜が未だ倒れていないのを見て我に返る]
「うん! 行ける! もうちょっとだけあいつからは離れてて!」
[何はともあれ自分のやるべきことをすべし、である。
『狙撃手』からも了承はあったし。>>412
『狩人』からのチャット>>407に返信すると詠唱準備に入る。
この魔法は自分とフロスト両方の力を必要とする。
肩に乗っていたフロストが淡い光とともに浮き上がり、
額の石から蒼い光を『深雪』の武器へと注ぐ。
その様子は他のプレイヤーからもよく見えていただろう。
やがて光は消え、一瞬の静寂の後、ネームレスの頭上と足元に一瞬魔法陣が浮かび上がる]
発動……【コキュートス】ッ!!
[二つの魔法陣から吹き付けるのは猛吹雪だ。
神殿の一角が白く染まる。うっかり足を踏み入れたくなくなるくらいだが、
すぐに仲間たちにはフロストが吹雪防ぎの障壁を施したので安全である]
って……やっぱり回復より減る方が多いっ!?
[ちなみにこの【コキュートス】の難点だが、
やたらとMPを喰うのである。
『天使』のバフと自前でのMP増量によってやっと数ターン持つ――つまり自分的に使用に耐えうるというありさまである。
ひととおり叫んだ後ネームレスのステータスをチェックして状況をチャットでまとめて伝える]
「うん、炎の首にはよく効いてる。氷はイマイチ。あとはそれなりかな。
あとデバフ入ってる首が3つある……炎と雷と氷」
[毒の首と、属性不明(酸?)の首は吹雪こそ効いているがデバフの方は弾いている。耐性が高いのだろう]
「そんなわけだから『竜騎士』さん、気を付けて」
[属性不明の首に当たると伝えてきた彼>>411に伝わるよう今更ながら文章を送信する]
「ありがとう! ありがとう!
動きが鈍っている間に他の首はなんとかお願い!」
[チャットメッセージのテンションが心なしか上がっている少女である。
「ありがとう」は『狩人』に向けてのものだが、>>418
残りは皆へ向けての言葉といえた。
数ターンの攻防が戦いの結果を――未来を、分けることになるのだから、と]
おお……!
[『雷鳴』と『狩人』の連撃が決まる。
地上と空中、炎と雷が交錯する。>>424>>425
『竜騎士』は振り落とされることなく刀を振るいまくり、>>426>>429
残り二人の首には『狙撃手』による二丁ライフルによるフルオートが襲いかかる。>>427>>428]
「ありがとう! ありがとう!
動きが鈍っている間に他の首はなんとかお願い!」
[チャットメッセージのテンションが心なしか上がっている少女である。
「ありがとう」は『狩人』に向けてのものだが、>>418
残りは皆へ向けての言葉といえた。
数ターンの攻防が戦いの結果を――未来を、分けることになるのだから、と]
おお……!
[『雷鳴』と『狩人』の連撃が決まる。
地上と空中、炎と雷が交錯する。>>424>>425
『竜騎士』はワイバーンから振り落とされることなく刀を振るいまくり、>>426>>429
残る二つの首には『狙撃手』による二丁ライフルによるフルオートが襲いかかる。>>427>>428]
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