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[明るい顔で話しかけてくる彼女>>6の顔を見ているとさっきまでの不安がほんの少しだけ溶けて行くようだった]
はいはい、ありがとな
ほら、とっとと上がれ。俺も家入りたい
[ドアを開けて早々と幼馴染を中へと押し込む
一刻も早くこの寒さからのがれたい]
[彼女にお湯を求められたのならもっているものでお茶を入れるであろうことは予測できただろう、それを彼女の手からとりキッチンへと足を向ける]
俺が入れるから、お前は絶対にキッチンに来るなよ
俺の家はお前の家みたいに強化されたキッチンじゃねぇんだよ
[テキパキとお湯を沸かし何かお茶菓子でも残っていただろうかと探す、丁度昨日作ったドーナッツがあったのでお茶がはいったのならそれと一緒にもっていくだろう**]
ねぇねぇ、カレル、
カレルは、好きな人、居ないの?
[お菓子とお茶を楽しむ最中、お茶に視線を落としてポツリ、聞いてみる。
それは、ほんの少し前の感情とは違う、純粋な疑問。ただ彼のことが気になった、だけ。]
仕方ないだろ、毎年みたいに帰ってきてマリーの家の周りが煙たくなってるんだから
うちの家のキッチン壊されたら俺飯食えねえし
[キッチンがなくなったら外食になる、外食=外に出る、寒い…なんて完全に引きこもり思考が染み付いた頭はどうしようもない]
そもそもチョコレートくらいで爆発させる方がおかしいんだよ
[向きになる彼女にヘタクソ、といって軽く指で額を弾いてみる]
美味しそうか?よかった
気に入ったんだったらまたバレンタインに合わせて作るけどいるか?
[先ほど雑貨屋で話していた計画>>2:45に追加するものが決まったな、なんて返事も待たずに決め付ける。そういえばテオさんはお酒の入ったチョコだったよなと頭にメモをとりながら]
好きな人…?
[恐らくlike…ではないであろうことくらいはいくら自分でも彼女の言い方を聞けばわかる]
いねえ、かな…多分
いたとしてもお前には教えねえよ
[ま誤魔化すようにお茶を一口、そのまま逆に尋ね返す]
逆にさ、毎年家爆発させながらもチョコ作ってるけど…
本命渡す相手はできたのか?
多分……
[引っかかる言葉を繰り返す。その視線はお茶に落とされたまま。その水面が小さく揺れる。]
なんで、教えてくれないのよー!
せっかく、カレルの恋を応援しようと、思ってた、のに……
ちょっと間に合わなかったけど……
[言わない、と言われれば唇を尖らせてそう言うも、間に合わなかったのは自分のせいなのが明らかで声は段々と小さくなる。]
本、命………
………分かんない。
でも私だって恋したいし、彼氏欲しいもん……
[毛布に半分顔を埋めて呟く声は届いただろうか。]
応援ってなぁ…お前だけはできないから、絶対
だって……いや、なんでもない
[言いかけた言葉を必死に飲み込んむ、喉にできたモヤモヤをドーナッツといっしょに飲み込む]
そっ…か、うん、いないんだ…
[曖昧な表情のまま目線を手元のドーナッツに移したまま黙り込むこと1(3x1)分]
あ、あのさ…マリエッタ
[少しだけ緊張を含んだ声で珍しく彼女の名前をちゃんと呼んでみる]
ー次の日ー
んー…マリーにも作れる…簡単なものか…
チョコレートで爆発させるようなやつだろ…何作ればいいんだよ…
[珍しく家からでてブツブツとつぶやきながら道を歩く
そもそもチョコレートを爆発するなんてきいたことのないハプニングに自分は対応できるのか…不安を残したまま考えを巡らす]
あ…情報屋…
[ふと目に入った一つのお店、「料理ベタ(と言うレベルに収まらないが)でもできるのお菓子はあるか」なんて質問に彼女は答えてくれるだろうか]
それに…昨日あの態度だったしなぁ…
[店の見えるベンチに腰掛けて悩むこと27(30x1)分決断出来ぬままそこでお昼にと作ったサンドウィッチをもぐもぐ]
なにやってんだか…俺…
[ちょこりと毛布に埋めたところから、幼馴染を見上げていれば、幼馴染はドーナツを喉に押し込むところで。またも俯くように毛布に顔を沈めようとしたところに、名前を呼ばれる。]
なぁに?
[拗ねた顔はそのままに、もう一度幼馴染を見遣る。]
ー>>79の後ー
[すっかり元気をなくしてしまった彼女の頭をそのままなでながら彼女の返答を受ける]
マリーの気持ちが大きいのはよく知ってるって、ちょっとだけ…うん、それが空回りしちゃってるんだよな
[毎年この季節に帰って来ると張り切って材料を買うのを見ている、よく懲りずに続くな。と感心するそれと同時に失敗してへこまないといいんだけどなんて心配も半分]
大丈夫、俺もマリーが美味しいの作れるように頑張るからさ!何回でも一緒に作ろう
それにマリーは頑張り屋さんだから練習したらもっともっと上手くなるって
[少しでもまた笑顔が戻るように…彼女がつられて笑ってくれるように、にっこりと笑顔を浮かべる]
えっと…さ
[気まずそうに目をうろつかせること数回、深呼吸をした
後まっすぐに彼女の目を見つめる]
俺が…マリーの彼氏になったら…ダメ、かな?
[彼女の返答があるまで目をそらさないと決めたが心臓がせわしなく動き回る
赤く染まっていく頬は彼女に気づかれてしまうだろうか]
ふぇっ?!
[宙を彷徨う視線を追っていれば、落とされる言葉。意味が飲み込めずに、キョトンと眼を丸くして一拍、意味をぼんやりと飲み込んで理解するのに一拍。やっとこさ飛び出した言葉は謎の響き。]
え、えと……カレル…?
[何と無く同じ季節を重ねてきた幼馴染。傍に居るのが当たり前で、弱音を吐けるのも彼の前だけで、彼の言葉はダイレクトに受け止めてきた自分。真っ赤になる顔を隠すように再び毛布に埋まる。]
だって、私、お料理とか下手だよ…?
[ほんとは涙目だけど、それも毛布で隠れていることを願って。]
[本当は前からこの気持ちには気づいていた
でも…自分はもう大人で、彼女はまだまだ子供で…どこか気が引けていたのだろう
何より拾われてくるまでろくな生活をしていなかったような自分には彼女はまぶし過ぎて…それでも諦められずてを伸ばしてしまった]
料理はこれからでもどうにかできるさ
俺は、マリーにそばにいて欲しい
[そのまま毛布ごと彼女をそっと抱きしめる
壊れものを扱うように本当は弱いところもある、明るく元気に振る舞う彼女は自分には輝いていて繊細なガラス細工に見える、一見硬く見えるガラスはとっても脆い
いつも自分にだけ弱さを見せる彼女はまさにそう見えるのだ]
マリー、答え…もらえるかな?
[毛布に埋まったまま、小さく顔を隠していれば、毛布ごと温かさに包まれる。それは、いつも傍にあった、何よりも落ち着く匂い。その感覚に頬に熱が上がるのが分かる。]
…………カレル…
[カレルの幸せな顔を見れれば何だか嬉しくなった。だから、カレルが幸せになれるように応援するんだって決めていた。その気持ちがまさか自分に向くだなんて思っても居なかったから。其処には、自分のそばから彼が離れていく、ということが落ちていたのだ。]
……………好………き………
[毛布の中で小さく呟く言葉はもしかしたら届かなかったかもしれない。顔は熱くて、きっと真っ赤。そんなの見られるのは恥ずかしくてまたも毛布に潜ろうとする。]
………ねぇ、カレル……
………昨日ね、天使が気紛れに恋の矢を撃ったって話、知ってる………?
[言葉を出そうとすれば苦しい。でも。]
[「好き」…その言葉が聞こえた瞬間身体が心が暖かくなるのを感じる
毛布に潜ろうとするのを止めて顔がを出させることができたならまっすぐに彼女の目を見つめるだろう)
…あぁ、知ってる
でも…なんでその話が出てくるんだ?
[どこか苦しそうにも見える様子で喋る彼女を心配そうに見ながら嫌な考えが次々と頭をめぐる…それを振り払うように彼女の言葉の続きを待つ]
[顔を覆っていた毛布を剥がれれば、真っ赤になった顔と潤んだ瞳が露わになったことだろう。そのまま、少し怯えたように、彼の眼を見つめる。]
……誰かの運命をオモチャにした罰なのかな……
[小さくそう呟けば、薄っすらと彼の眼にも女の背中に揺れる白い翅が見えたことだろう。]
……あのね、カレル……
私、昨日、その天使の矢を撃ったの。
誰かの運命を変えちゃった。
[ポツリポツリと口を吐くのは罪の懺悔。そして]
私にも矢が刺さってる……
何本か………
[次に告げるは罰の告白。視界の彼が揺らぐのが分かる。その瞳は溢れそうな雫を抱えて。]
………私、ずっと、カレルと、居たい、よ………
[その言葉の最後は嗚咽に変わる。抱き締められる腕にしがみ付いたまま、ホロリホロリとその罪の雫は溢れる。]
[彼女の瞳を見つめた時、潤んでるのを見た瞬間不安が膨れ上がる、続く言葉と後ろの白を見た瞬間にその不安は確信に変わる]
そっ…か。マリーが、天使
[するりと口から声がでる、頭の中では驚きよりも彼女が天使と言うことが巡っている、あー、確かに可愛いし…うん、似合ってるなんて場違いな事を考えてしまうのは…現実を見たくないからなのだろうか]
マリーと繋がってる人達って誰…なんて聞くのはダメなんだろうな
俺も…ずっとマリーといたい、お前が他のやつに引っ張られて死ぬ…他のやつと死ぬのなんて…見たくない
[でも、彼女がそんな秘密を正直に言ってくれた、それは素直に嬉しかった。隠しことをしないでいてくれた。言うのもきっときつかったろうに]
俺もさ…人間だけど、裏切り者なんだよ
この手は、汚れてる
[そっと彼女の背に回していた手を離し視線を落とす、その青い目にはわずかに赤が混じっていただろう]
[裏切り者、そんな言葉と共に自分を包んでいた温もりが解かれる。涙を拭いながら顔を上げれば、その手に視線を落とす彼とその青に混じる赤。でももうそんなことどうでも良かった。
運命の矢よりも、彼が赤に囚われていることよりも、ずっとずっと彼への想いが勝っていたから。]
………何で気付かなかったんだろ……
遅い、よね……
[泣き顔のまま、笑う。そして、視線が落とされていたその手を取った。]
誰も赦してくれなくても、神様が赦してくれなくても、
私がカレルを赦す。
だって、とっても綺麗な瞳だもん。
[赤の混じるその瞳を真っ直ぐに見つめる。赦すも何も、自分だって罪を持って罰を受けた身。こんな形で自分の気持ちに気付くなんて思っても見なかった。一生懸命に笑顔を作ろうとも、次から次へと溢れ出る涙。でもその瞳に映る彼の眼はとても綺麗だと思ったから。握っていた手を片方、そっと彼の頬にやった。]
[不意に手を包む暖かさに思わず顔を上げる
目の前にいる彼女の姿は人ではないと告げる翅が目に付く、それはとても綺麗なもので…自分なんかが近づくと汚してしまうんじゃないか、そんな考えも胸に浮かぶ
でもたとえ彼女が汚れて、落ちて来てしまっても…自分の腕に抱きしめていたい、なんて我儘だろうか]
俺も…もっと、早く言えばよかった…バカだよな
[なんとか笑みを作ろうと無理やり口角をあげる
一つ深呼吸をする、落ち着け…落ち着けと自分に言い聞かせて彼女の手に自分のそれを重ねる]
神に赦されるより、愛おしい人に赦される方が嬉しいな…
マリー、愛してるよ
[やっと言えた言葉とともに瞳からハラハラと涙が零れる]
カ……レル………
[紡がれる言葉に胸はキュッと締め付けられる。この翅が枷になるのなら、こんな翅要らなかった。この翅が彼を傷つけるなら、こんな翅要らなかったのに。バカだよな、の言葉に、首を横に振る。]
バカじゃ…ない……
ごめんね、カレル……
[そのままその腕の中にぽすりと落ちる。その胸にしがみつけば、愛おしい香りに包まれる。]
………愛してる……
私も……カレルの、こと……
[運命に逆らうのはルール違反だろうか。それでもこのままずっと傍に居たい、その気持ちだけが膨らむ。その手を背中に回せば強く抱き着く。離したくない、離れたくない、その一心で。]
[ぽすり…うでの中に入ってくる暖かさ、手放したくない、ずっとこの腕の中に閉じ込めてしまいたい
誰にも合わせず、常に彼女を見ていることができるのなら…彼女が死ぬことを止めることもできるのだろうか
そこまで考えて、違うと首をふる
彼女は日のしたで自由に明るく笑っているのが、似合うだ。そんな日の光の似合う彼女が愛おしくて仕方が無い、そんなことをしたらダメだ。自分に強く言い聞かせる]
マリーが謝ることじゃないから
…俺を選んでくれて、ありがとう…マリー
[いつか来てしまうかもしれない最後の時を思って強く強く彼女を抱きしめていると、ふと思い出したように口を開ける]
そうだ、マリー…暖かくなったら2人で旅に出よう
すごく綺麗な場所がたくさんあるんだ、きっといい絵の題材になるよ
[くるかも怪しい未来へと思いをはせながら]
[その愛おしい腕の中で、彼の声を聞く。その涙は彼の服に染み込んでも染み込んでも枯れないけれど。
春、その言葉に顔を上げた。旅に出よう、そう言った彼。その言葉に、ニコリと微笑み、コクリと頷いた。]
うん、行く…行きたい。
[そっとその指を絡ませる。一番近くにあって、ずっと見えていなかったもの。それは掴んだと同時に崩れてしまいそうで、それを繋ぎ止めたくてただギュッとその手を握る。
その温かさを確かめるように頬をその胸に押し当てて、ただ眼を閉じる。それは何もなくともとても幸せな時間で。]
カレル。
[一番大好きな響きを唇に乗せて小さく微笑んだ。]
[名前を呼ぶ声を聞いて思わずまた涙がにじむ、旅の先で何度も何度も彼女がきたら喜ぶだろうな、ここのご飯好きそうだな…ずっと彼女のことが頭にあった、その声が自分の名を紡ぐ]
あぁ…そうだマリー
すごくいろんなところがあるんだ。それにね旅先の人たちも持っても優しくてね…あ、でも結構歩くからマリーしんどいかな?今のうちにトレーニングしないと
[今を見ないように、もっと彼女といれるように、次々と未来のことを話して行く]
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