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…、それが。君よりずっとずぅっと永く生きた
ワタクシが話せる“理”よぅ。
[若さを覗かせる顔に、人生の深みを滲ませながら柔らかく笑んだ]
あぁそうそう。…、最後にぃ。
ひとつだけ簡単な魔法、教えてぇあげるぅ。
[傍で囁いて。
己の手のひらを、ヤコブの手のひらにそっと重ねた]
――――物事が上手くいく
[誰かのぬくもり。寄り添う気持ち。
ささやかな…けれどあたたかい]
っ、ふふ。
君の手、確かにぃ…あったかいわぁ。
[相手にはよく分からないだろう感想を呟く]
“門”のこと…頼んだわよぅ。
必ず、鍵を。
[待ち望んでいた“彼”に、未来を託して。
魔女は、己が役目をまっとうすべく――カレンに発った*]
/*
理の説明なんぞという厄介な宿題を残していってからに
ソマリアランめ!!!!
wwwwwwwwww
といいたくなった何かだったわよね…。
これでいいのかは、 知らん!!(開き直った
[今までとは異なる速度で零れてゆく自らの命に気づいていた魔女は。
時の終わりが忍び寄る気配に気づいていた彼女は。
相手の背に――…囁くように願いを、 託した*]
― 昼頃/ローズマリーの天幕 ―
っ、ふ。
べぇつに、ロズマリちゃんがぁ泣いてるのを
怒るやつなんかぁ、いないでしょお。
[みっともないと目元を拭うローズマリー>>400を、
わざと軽い調子で否定してやる。
ヤコブを遠目に時折見守っていた魔女である(断じてストーカーではない)
ローズマリーのことは、その過程で自然と知るようになった。
歌魔法を扱う心優しい娘。
見回りで何度か歩いたカレンの街では、
先日歌で勇気づけられたという話>>1:276を、魔女も耳にした。
歌で多くの人を鼓舞できる…そんな強い力を秘めた子だ。
まぁ、まだ彼女もヤコブたちと同じく発展途上とも言えるけれど]
大切なぁ…人ぅ…?
[知ってしまった、という言い方が多少気になったが、
戦場に出ていて戻ってきたら知り合いが…ということかしらぁと
自らで勝手に納得に辿り着いた。
どちらかというと、より気になったのは最初のフレーズである]
…。そぉう、
[戦に、死は避けられない。これは遊びではない。
悼む気持ちは大事だけれど、そのまま気持ちを萎えさせてはならない。
――…魔軍は待ってはくれないのだから。]
なぁら…今だけはぁ、いっぱい泣いてぇ。
これ以上泣けないってくらいぃ泣いてぇ。
その死の寂しさに囚われずにぃ、
ロズマリちゃんの歌声で
[其処で少し口を噤んで。
…翠の双眸を柔らかくなごませる]
ワタクシ、ロズマリちゃんの歌声…好きだわぁ。
[そうして―――邪魔して御免ねぇ、と魔女はそっと天幕を辞した*]
― カレン見張りの塔・夕刻 ―
[高台からだと街の様子がよく見える。
魔術での支援が可能な魔女は、
何処へでもすぐ駆けつけられるようにと一番見晴らしがいい場所を
戦までの待機場所に選んだ。
海と空の境に、赤を増した陽が落ちる。
夜に属する魔物の時間が始まる――――…。]
“鍵は覚醒したわぁ。
だから、ワタクシもねぇ、果たさなきゃいけないのぅ。
此の命を賭けて。
…、魔女の約束 を。
[夜空に…低く、微笑う]
[懐から抜いた小刀で、左の手首にざくりと傷をつける。
溢れる血。溢れる命。
彼女が此れまで積み上げた人生触媒を用いて、
闇に紅い魔法陣を描く]
[その瞬間。
ふわ、と魔女の躯から半分、何かが抜けた。
抜けた方――魔女の影は、先程と同じように聖結界を維持している。
ただ、姿が異なる。
全てを半分にしたので、身体に残っていた魔法触媒も半分になり――…
今はちょうど13歳ほど。娘のキアラがシェットラントたちの学友だった頃と同じもの。
もう片方は、自由の身になった身体を確かめるように動かし、
街を見下ろし…
とん。
塔を飛び降り、走る。戦いの場所へと。ひたむきに。…幼い躯で。]
― 魔女のものがたり ―
[人は寿命を超えられない―――。
其れは魔法の限界であり、世界の理。
故に…寿命を自らの力で操作する魔女は。
もはや人間というよりも、
魔に近い存在であるのだろう。
望まなかったとは言わない。
この強大な魔力を。
でも此れが望んだ形だったかというと、
肯定も否定も似合わない。
…と、ガートルードは昔を振り返る。]
[魔術の体系を学び。
各地を飛び回り。
経験と知識を積んで。
…、いつしか身体は老いた。
皺の増えた両手を翳す。
染み付いた純香水の匂い。
刻んできた己の歴史。
…、でも。そんな姿になっても――… 足掻いていた]
[まだ、先を。見ぬ
愚かな人間。
愚かな老婆。
それは執念だったのか。
それとも妄執だったのか。
彼女は伝説に息づく魔術を求めて、大いなる天の山脈を越えた。
グラムワーグ大陸の南東――セッペルト半島。
其の最大都市、ペンホールズ。
伝説の名残と…物語が遺る地に。]
[そうしてガートルードは出会った。
先代の魔女と。
伝説を忘れず、物語を続けていた、あの人に。
彼女から託されたのは、
ロケットペンダントと魔女の使命。
…――――その日から、彼女は“魔女”になった。*]
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