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何だってこんなことに…
本当に吸血鬼がこの中に紛れてるってんなら、遅かれ早かれ…犠牲者が出るかもしれねぇ…ってこったな…。
ったく…今回は楽な任務だと思ってたのによ…。
まさかこんなことになるとはな。
……しかしこの話…にわかには信じられねぇ。
もう少し様子をみるか…。
マーティンさんよ、無事で何よりだ。あんたに何かあったら美味い飯が食えなくなって、俺が死んじまうぜ!はっはっは!
あー、いや、冗談は置いとこう。
隊長が犯人だってんなら、吸血鬼騒ぎに託つけて軍上層部にとって邪魔な奴を始末したい、とかの思惑なんだろ。
悪いが俺は、この中に吸血鬼がいるっていう証拠がない限り、少佐殿の話を信じる気もこの中の人間を疑う気もねぇ。
何だって仲間と殺し合いなんかしねぇとならねぇんだよ……。
【シロウさんが…エクソシスト…だと…】
それは本当なのか?証拠はあるのか?
…本当なのだとしたら、吸血鬼が存在してるってのは事実になる…よな。
しかしこの中に吸血鬼が紛れてる証拠にはならないはずだ。
…はぁ、俺はもう休ませてもらう。
部屋は適当に使わせてもらうぜ。
おいっすおいっすー。
昨晩は隣の部屋がやけにうるさかった気がするんだが…。
「やきぶた」…とかなんとか…デカイ寝言だな、カークよ。
っと【ゲルトまでエクソシストだと…?】
俺もカークのその話聞いたことあるぜ。
しかも軍内に二人もエクソシストがいるとかあり得ねぇだろ…。
おい、冗談なら早いとこその発言を撤回しな。
因みに【俺はエクソシストじゃねーぞ】
おいっすおいっすー。
うっかり座ったまま寝ちまってたな、悪い。
お、ゾフィヤやっと起きたか。もう寝た切りになるんじゃないかと思ったぜ。起きれて良かったな。
っと、おー、今日も美味そうな飯が並んでるじゃねーか!
マーティンさんよ、いただくぜ!!
おいおい、ゾフィヤは相変わらずうっかり屋だな。
【ゾフィヤが超能力者か…】
変な能力持ったやつが三人も名乗り出るなんてな。
まさか本当に吸血鬼が紛れてるんじゃないだろうな…。
こう非日常なことが立て続けだと、もしかして、って思っちまうな…はぁ…。
【俺は超能力なんてもってねぇよ】
そうだな、本当に吸血鬼がいるのだとしたら、吸血鬼に対抗する力を持ってるものは真っ先に吸血鬼の餌食になるだろうな。
俺たちの強い味方を、まだ犠牲も出てない状況で出てきてほしいなんて、俺は思わなかったな。
エクソシストの能力行使は【マーティンさんかソマリ少尉】に使ってほしいかな。
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