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― 兵舎 ―
[任もなく、鍛錬も終わり食事も終われば寝るまではやることは少ない。傭兵仲間とは気軽に挨拶などかわし、酒や賭け事にはやんわりとことわりをいれて、部屋に戻す。
最近の日課は、蔵書から借りた戦術の本を読むことだ。一つの敗北が...をそうさせていた。
確かに生き残りはした。だがあれは目的は半分だけしか果たせなかった敗北だ。今は雇われている海精軍のために武器を奮うことに周囲の鬱陶しさはあれども戸惑いはないが、敗北し、失態した事実は変わらない。]
― 回想:戦場 ―
自分で言うのもなんだがそんな価値はないな。
[人質評>>0:477には肩を竦め答える。鋼鉄候の嫡子は、やりたい、やりたくないではなく。相手から出される要求を覚悟の上で傭兵の捕虜返還のために動くなどしないだろう。どちらにしろ自分も疲れている。おそかれ早かれ向かう先である砦に行くことに否はなく]
武器ぱくるなよ。
[囲み縄をかける海精軍>>0:478にはそれだけいうと無駄な労力などする気もない...は特に抵抗はしない。…といっても、手と手を合わせる角度を僅かにずらし、縄から抜けられるようにしていたが、結局ほどかれるまでそのままだったためばれはしなかっただろう]
捕虜に胸を張れとかなかなかおかしなことをいう。
[連行するものが背中にあてる槍の感触のわずらわしさを覚えながらも、反抗もせず従って歩く。
そののち、自分が雇われるにいたる段取りとしてどのような交渉を彼女がしたのかは知らなかったが、雇われる先が変わろうとも、金をもらって兵をすることに変わりはなかった*]
― 現在:兵舎 ―
[傭兵という職種は変わらなくても、自分が変わらないままでいるわけにはいかない。
傭兵という自分の身分というのもあったとはいえ自分が統率できる人数はそう多くはない。だがそれができていたならば……?
白の剣士が未熟さを覚えたように、異国の兵もまた己の未熟さを見つめていた。
おそらく、互いがその未熟さを早くに知っていれば、ジークムントが陣を切り開き。自分が開かれた穴を固め押し広げていく。それが二隊合わせた時の完成形だったのだろう。
だがそれは叶わない。そう知っているから違う形を模索して夜も更けていく]
/*
さて、普通?に信仰してるのは夜の神のつもりでいたが、そういえばラートリーって夜の神の意味だったな。………まあいいか。
[多角族は屈強な戦士の種族といわれている。。
八つの頃。荒野にて夜を過ごす。過酷な環境と獣を殺す本能を得るために。
十四の頃。家を追い出され、国外で傭兵となり、戦争を二つ超える。十人の敵を殺す。等、の難を超え故郷に帰る風習に従い、例え同じ種族が友人であっても、刃を向け、その血を大地に吸わせ殺し合いの経験を積み、一人の戦士が出来上がる。
彼らは夜の神を信仰するものが多い。多くの悲しみが付きまとい彼らは安息と悲しみを覆い隠す夜の神。
本を閉ざした...も起き上がり窓の前で膝をつき、静かに祈りをささげていた**]
― 早朝:クラタエグス砦:兵舎 ―
[森のほうにいって寝れなかったものや、通信を待っていて寝れなかった雇用主と違ってしっかりと寝た...は既に早朝の鍛錬を終わらせていた]
確かに…わかってたことだが、砦はあっちと違って娯楽が少ないな。
[傭兵たちがぼやいていたこととを思い出しながら、見張り台にでも向かおうかと思ったところで通信>>113が入る]
― 早朝:通信 ―
いやこちらには報告は来ていない。
わかった。何かあっても動けるように馬でも用意しておく。霧がでたら大人数は動かせないしな。
[ラートリーからの連絡にはこちらも端的に返した]
……いったところで仕方がねーか。
[戦場で殺伐とし続けるよりも酒のんで賭博の一つでもしたほうがまだマシだというそれはそれで不謹慎なことを考えながら円盾に槍を括り付けて背中に背負い、フォルカタを腰にさす。具足の類はまだいいだろうと考えながら厩舎へと向かった]
― → クラタエグス砦:厩舎―
― クラタエグス砦 馬舎付近 ―
お?お前は確か…エリザ…だったっけか?
[竜舎や馬舎近く>>0:311に作られた仮設の寝床から顔を出したのは通常の狼と比べるべくもない大きさの狼だ。当初来たときは驚いたものの今では狼がいるのにも慣れたもの。手を伸ばして撫でることもせず、隣へ手を伸ばせば届くぐらいの位置ににしゃがみこむ]
お前の主人は、なんでこんな場所にいるんだろうな。
[返事などあるはずもないと知りつつぼやく。謝る必要もないのに謝っていた少女>>39の印象は変わらず、だからこそ余計に浮いているようにも思えた]
別に無力だからとか、バカにしていってるわけじゃねぇーぜ。術をつかえるって話だし、それにああいう空気のやつはいるだけでありがたいんもんだよ
[殺伐とした空気の中、歌を歌う子供。手を握ってくれる老婆。暖かい食事を作ってくれる料理人。時に彼らは重厚な盾よりも頼もしく心強く感じるものだ]
事情があるんだろうけどな
[だからこそ余計に意味があるのだろうか。かえらない問いを口にしながら、話を聞いているのかいないのかわからぬ狼へと、噛まれないように注意をしながらそっと手を伸ばしてみた]
/*
あれ、部屋で普通に一緒にいたんだっけか。ここにいるもんだとばっかおもってたが、読み落としかぁ・・・すまぬ
― クラタエグス砦 馬舎付近 ―
おお!?思った以上になつっこいやつだな。
[故郷の荒野に住んでいた狼との違う反応をするエリザ。
撫でようとした手はその途上で舌>>171に迎撃されたが特に不快をしめすこともなくされるままでいる。
言葉は伝わらないが、まるきり変なことをいっていたわけではないのだろうとだけあたりをつけて]
でも、ここに居続けて深刻にならなきゃいいんだけどな。
[ただそうとだけ願うように舌をかいくぐり、指先でそっとエリザのほほを撫でた]
了解した。とりあえずは待機してる。
[>>~5にこたえて]
森……ミリカ村か…協力でも仰げたらいいんだろうけどな。
そんなに弱くないってか?
[指で撫でても反抗もない。だが不安を覚えている様子もない狼をみれば、杞憂であるかと思って苦笑しながら、手を頭に伸ばすことはやめる。ほほをなで、耳を掻き、あるいはなめられながらしばしエリザと戯れているだろう**]
― 通信 ―
期待できねーか。もうここが戦争区域に入ってから結構経ってるしな。
[出身者としては巻き込みたくないことだろうが]
兵隊じゃなくて木工技術が有用ならそれを借りれればいいんだけどな。
[実際、兵器運用。あるいは野営作成などができる技術かはみてないからなんともいえないし、もともとそういう権限もないからこれ以上は特に突っ込んだ意見もない]
…出るのか。聞いてた天候なら大軍動かすわけにもいかないから少人数でいくのは構わない。何もなければ森以外のほうも見ておけばいいしな。
[後は気分転換。などと口にするのはやめておいた**]
[そうしてるうちに、ラートリー>>199から声がかかれば、エリザとの戯れをやめて、具足と馬を用意するだろう。竜に乗る時は少し難色を示すが、最終的には従うこととなる**]
― クラタエグス砦 城門前 ―
そろそろいかないとな。お前はウェルシュのもとにいったほうがいいだろう
[ほほをむにっとしたら甘噛みされたりなどしばしの時間をエリザと過ごした後、言葉がわかりそうなのでそう伝える。
その後鹿毛馬を一頭用意するように頼み、防具として具足と額当てを用意して、馬を引いて門前まで向かった]
― 朝:城門前 ―
………遠乗りという優雅な状態でもないようだな。
[通信機を片手に用意した馬にすまないな。とその頬を撫でた]
― 朝:城門前 ―
………遠乗りというわけにもいかないようだな。
[通信機を片手に用意した馬にすまないな。とその頬を撫でた]
了解した。溜息ばっかしてたら面白くないぜ。
ああ、それとウェルシュ。先ほどエリザは馬舎近くにいた。もし探してるならまだそこ辺りにいるかもしれない。
[ラートリー>>~17には軽く茶化すようにいいながら、ウェルシュにはそう伝え、既に城門前にいるのはただ待つことに]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
[受けた通信からしばらくの後、ラートリー>>260やウェルシュと合流する。]
乗り心地は構わないんだが…
[いや、それ以前に、自分がいかようにもなく捕まるしかない。生死を握られてしまうような状況が心境的に容認できないというのがあったわけだ。その心境が表情に出たのだろう。気遣いや違う提案をするラートリーにしばし考えた後]
一度試してみて無事にいけそうならば三人でいこう。無理ならば俺は馬に乗ることにする。
[無理だったときのために連れてきた馬を一度門番に預けてながら答えた]
だがその前にいうことがある。
あんたは俺の雇主だ。毅然と命ずればいい。
違うか?
[問いをぶつけるようにしてじっとラートリーを見つめた]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
嫌いならやめときゃいいのに、難儀だな。
[悪びれず>>286にラートリーへと言い返す]
上で暴れるような無謀なことするか。ま、どちらにしても乗ってみてになるが…
[ウェルシュはどうするのか。と思うがそこはやはり自分が口出しするものでもない。]
つかまりかたとか教えてくれよ、じゃないと………揉むぞ。
[不穏なことをつぶやいた。だが見つめる瞳は細められたまま、口ごもる様子>>286にいらだつわけでもなく待つ]
[理想とやらにはどちらとも答えずに]
ならこちらからいうならば、自分より上の立場の人間にうかがわれていてばかりでは、不安や戸惑いを覚えられても仕方ないと言っておく。
[言葉の内容とは裏腹に、声音に突き放す色は混じらず]
何もかも自分で負えってことじゃねーぜ。ただ今もこうして、俺が聞かなかったら、ラートリー自身の考えや意志は俺には伝わらないままだった。……ほかのやつらだって、何を考えているかわかりづらい。とそう思ってるかもしれねーぜ?
[軽い調子で肩を竦めてみせる]
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