人狼物語−薔薇の下国


536 吸血鬼の城 報復の狂宴篇【R18】

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11人目、檳榔卿 ギィ が参加しました。


檳榔卿 ギィは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。


檳榔卿 ギィ

― 宴の前 ―

[絢爛公の名に違わぬ豪華な屋敷が、俄に慌ただしくなる。
公が出陣なさる。御仔を取り戻しに征かれる。
さざめきだけで事態を察した客分は、使いが来る前に立ち上がっていた。]


 私も行こう。
 歓待の恩を返すときのようだ。


[動きに伴う衣擦れの音も涼やかに、窓辺に歩み寄る。
音だけで上質さを感じさせる衣服は、細やかな銀の縁取りを除いては、どこまでも深く濃い黒。ただし、灯火を受ければ細やかな織りの文様が浮かび上がる。
漆黒の衣に、艶やかな髪の赤がよく映えた。]

(59) 2020/06/08(Mon) 22:16:43

檳榔卿 ギィ

[窓より飛び立ち、コウモリたちが造る影の下を行く。
これほど大規模で、苛烈で、華麗な襲撃もなかなか無い。
高揚のままに空を滑り、宙返りし、大気の中を駆け下り駆け上がった。

檳榔卿、とは自身で名乗っている称号である。
さらに問われればギィと名乗りもしたが、それも真名かは怪しいものだ。
どこからともなくふらりと現れた吸血鬼を客として受け入れた絢爛公は、ある意味豪胆と言っていい。

称号の由来は奇矯な振る舞いにあるとも、胡乱な出自にあるとも噂されるが、まことしやかに囁かれているのが、その血を口に含めば檳榔のように酩酊と高揚を得られるから、という説だった。]

(61) 2020/06/08(Mon) 22:17:31

檳榔卿 ギィ

[街に到達すれば、絢爛公は見事な手腕で仔を取り戻し、城を掌握していく。
ついてきたのだからと、騎士たちをいくたりか相手にしてみたけれど、すぐに飽きた。

これは違う。これじゃない。

もっと心躍らせる予感に身を任せ、流れ流れた先に、駆けゆく騎馬>>42を見つけた。
疾駆する馬の上、少女を腕の間に抱えたあれは騎士だろうか。
跳ねる金の髪が、今は見えない陽光を思わせて眩しい。
闇の中に置けば、月光の柔らかさに変わるだろうか。
見たい、と思った時には、身体が動いている。]

(62) 2020/06/08(Mon) 22:17:55

檳榔卿 ギィ

[上空を飛んで馬を追い、外套の端を伸ばして極小の闇の帳を降ろす。
突然視界を塞がれて馬は驚くだろう。
それを、あの騎士は御してみせるだろうか。

嬉々として、己と彼らを周囲から切り取った。*]

(63) 2020/06/08(Mon) 22:18:10

檳榔卿 ギィ、メモを貼った。

2020/06/08(Mon) 22:40:37

檳榔卿 ギィ

― 宴の前 ―

[馬を操る騎士は、見事に手綱を操って、少女も自分も落馬を避けた。>>72
これは楽しい。

見上げた彼が、こちらを認めたのだろう。
剣を抜こうというそぶりを見せる。
立ち向かってくるつもりだろうか。
やはり楽しい。

外套を元の形に戻し、闇の帳をほどきながら、馬の前へとゆっくり降りていく。]


 私は檳榔卿と名乗るもの。
 貴君の名をいただきたい。


[胸に手を置いて優雅に一礼し、彼の腕に収まる少女へ微笑んでみせた。*]

(81) 2020/06/08(Mon) 23:29:20

檳榔卿 ギィ

― 宴の前 ―

[騎士が腕の中に守るのは、主君の血筋だろうか。
その正体に興味は無いけれど、真摯なさまには惹かれる。

名乗り返されたその称号は、栄冠の響きを帯びる。>>91
彼の金の髪に、緑の冠はよく映えるだろう。]


 気に入った。
 おまえを私のものにしよう。

 降りてこちらに来なさい。


[さらりと礼節やら手順やらを投げ捨てて言う。
相手の言葉は全く聞いていない顔で、当然のように命じた。*]

(106) 2020/06/09(Tue) 00:25:54

檳榔卿 ギィ

― 宴の前 ―

[突き放された。>>111
であろうと思う。]


 頑ななる果実よ。
 私は今、おまえが欲しい。


[意に介することなくさらに告げ、無造作に距離を詰める。
動かすそぶりのない足は、未だ地に着いていない。]

(129) 2020/06/09(Tue) 17:52:49

檳榔卿 ギィ


 そうか。
 主人というのがその子のことなら、
 その子がいなくなれば私のものになるかな?


[良い考えだ、の顔で騎士の腕に収まる少女に目を向け、微笑んだ。*]

(130) 2020/06/09(Tue) 17:53:30

檳榔卿 ギィ


 主に準じようとは。
 騎士とはなんて愛しい生き物なのだろうね。


[抜かれた切っ先に触れんとするかのように手を伸ばす。>>137
届かせるには遠い距離。けれど、火花のような想いが指先を焦がす。
―― 感じたのは、熱だけではなく。]


 ……なるほど?


[囁きにくすぐられた指を唇に含む。
この私に取り引きを持ちかけようとは。
意表を突かれた興が、舌にちりりと弾ける。]

(152) 2020/06/09(Tue) 21:21:35

檳榔卿 ギィ


 街から出ることは叶わないよ。
 少なくとも明日、日が昇るまでは。


[漏れ聞いた計画の一端を明かす。
楽しいことを思いついたという顔で。]

(153) 2020/06/09(Tue) 21:21:51

檳榔卿 ギィ


 街も城も、絢爛公と公の一族の狩り場となるだろうね。
 人間が逃げる場所は、どこにもなくなる。


 けれども、私なら匿えるとも。
 おまえが私に従う限り、その子は守られる。


   ――― どうする?月桂樹の君。


[謳うように告げ、誘いの手を伸ばした。*]

(154) 2020/06/09(Tue) 21:22:03

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