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10人目、奇妙な乗客 ヴィクトリア が参加しました。
奇妙な乗客 ヴィクトリアは、奴隷 を希望しました(他の人には見えません)。
──── シルバー・メリー号 船内 ────
……………………。
[ 緊張した面持ちで足を踏み入れた"そこ"には
今まで見たことのない世界が広がっていた。
目の前に現れた綺麗な羊は>>1楽しげに
パンフレットと記録用紙を私に渡す。
………いや、渡されたわけではないか。
ふわりと消えた羊は>>4最後に
よくわからない言葉を残していった。
まぁいい。まずは…自室に向かおう。
ぱらりとパンフレットをめくり、船内の構造を見る。
文字を読むのは苦手だ。
パンフレットと睨めっこをするようにして
なんとか第2エリアへと向かう。
そこは一層煌びやかで、その雰囲気に圧倒される。
上から与えられた着慣れない服は
私の身と心を締め付けた。 ]
──── シルバー・メリー号 船内 ────
……………………。
[ 緊張した面持ちで足を踏み入れた"そこ"には
今まで見たことのない世界が広がっていた。
目の前に現れた綺麗な羊は>>1楽しげに
パンフレットと記録用紙を私に渡す。
………いや、渡されたわけではないか。
ふわりと消えた羊は>>4最後に
よくわからない言葉を残していった。
まぁいい。まずは…自室に向かおう。
ぱらりとパンフレットをめくり、船内の構造を見る。
文字を読むのは苦手だ。
パンフレットと睨めっこをするようにして
なんとか第2エリアへと向かう。
そこは一層煌びやかで、その雰囲気に圧倒される。
上から与えられた着慣れない服は
私の身と心を締め付けた。 ]
──── 自室 ────
………広い。
[ そして綺麗だ。
今開けたばかりの扉をそっと閉じ、通路に立ち尽くす。
何だこれは。新手の拷問か。
なるほど。あいつらは私に贅沢とらやを覚えさせ
それを奪うことで楽しもうとしているのだな?
本当に悪趣味な連中だ。
つまりここに、私の───はいない…?
仕方ない。落ち着く場所を探しに行こう。
その場に座りこんで先程もらった用紙を記入する。
記入する、というより写すといった方が正しいか。
真新しい、黒い肩掛けカバンから
くしゃくしゃの紙を取り出し、そこに書いてある文字を
一つ一つ写していく。
慣れない手つきでゆっくりと。
もしこの様を見ているものがいたなら
大人びた女が難しい顔して、
しかも地べたで文字を書いているという
何とも奇妙な光景だっただろう。
その後はようやく書き終えた用紙を手に
アテもなくメインサロンへ向かおうと。** ]
/*
はぁあぁぁ
やばいやばい、無理だこれ
奴隷むずくないですか?!
設定決まってたから飛び込んだけど、むずいです!!!
──── 第2エリア 廊下 ────
[
"具合でも悪いのか?">>67
その声が自分に掛けられたものであると気づくまで
どれほどの時を要したか。
やっとの事で書き終えた書類を持って立ち上がり
キョロキョロと辺りを見渡して
男と自分の他に誰もいない事を確認してから
ようやく気づいた。 ]
わ たし…?
[ 身分が上の者に話しかけられる様なことは
よっぽどのことがない限りあり得ない。
ましてや自分の身を案じられるなど。
こういう時、謝るのが先か
大丈夫だと言うのが先かわからない。 ]
……大丈夫です。
気にかかる行動をしてしまい、
申し訳ありませんでした。
どうかお許しください…
[ 私は空気にならなくてはいけない。
貴族の目に触れてはいけない。
命じられた事を完璧に。
命じられない事も完璧に。
そうでなければ、罰が待っている。
一度立ち上がったものの
すぐに膝をついて土下座をする。
少し肩が震えている事はわかるかもしれない。 ]*
──── 数日前 ────
[ 貴族と話し、すぐに私の元へ来たそいつらは
貴族よりも身分が上に見えた。
数ヶ月前に"印"を入れられても
今いる場所を離れることは許されなかったのに
貴族は明らかに不機嫌そうな顔をして
"早くいっちまいな"の一言。
わけがわからず戸惑う私を黒い服の連中が連れていく。
そのまま豪邸に連れていかれ……
それからは酷かった。
だだっ広く蒸し蒸しした空間に入れられたと思ったら
服を脱がされ頭からお湯をかけられて。
そこから出たら熱風を頭にずっと当てられて。
薄くてスースーする服を着せられたと思ったら
体のサイズを測られて。
終いには黒服の男から、この船に乗ることを告げられた。 ]
"君にはわかりましたと言う以外の道はない"
[ そんなことはわかっている。
しかしもう少し説明が欲しい。
けれどそんな想いは口には出せず小さく頷いた。
すると黒服の男は大きく溜息をついた。
そして ]
"君と契約した主人が、それに乗る。"
[ そう、説明した。
聞けば今いる星とその船が向かう星は遠すぎるため
システムが発動しないと言うのだ。
何とも勝手な話だが、私の心に迷いはなかった。
尤も、選択肢など存在しないのだが。
────やっと、主人に会えるのだから。 ]**
──── 第2エリア 廊下 ────
[ 頭上から聞こえる声は>>175
今まで聞いたことがないくらい優しい声色だった。
私に何か罰を与える訳でもない。
この人の感情は ────戸惑い?
顔を上げてくれ、という"命令"に従い>>176
恐る恐る上体だけを起こす。
声の主をはっきりと見たのはこの時が初めてだ。
光のない瞳で相手を捉える。
これまでのどんな貴族とも、違う。 ]
……お優しい、のですね。
[ 体の震えが少し収まる。
初めて触れたと言ってもいい優しさは
じんわりと体に染み渡っていった。 ]
マーティン・イーシフェル様。
ありがとうございます。
[ 名を教えてもらえたなら礼と共にまた頭を下げる。
けれど今度は頭を下げたままにはしなかった。
次に名を尋ねられれば 間。
名前など、今まで使ったことがなかった。
黒服の男たちに連れられて行き着いた豪邸で
自分がされたことがお風呂と採寸だったことも
わからないくらいの生活だったのだ。>>160
名前がある事すら知らなかった。
そこで思い出したのが、今手元にあるこの紙。
正座したまま写し終えたばかりの字を見る。 ]
確か…………ぁ、
ゔぃ、く…とりあ、しーせすたー…?
ヴィクトリア・シーセスターと申します。
[ 文字を読むのも書くのも苦手。
一度つっかえながら発した自分の名を
自分の心の中で発したと思い込んみ
相手からしたら聞くのは2度目となる私の名を
目を見てはっきりとそう告げた。
彼が差し出してくれた見知らぬもの
──チョコレートには目を丸くして
"これは何でしょうか…?"
と尋ねる。もちろん、知っているはずはない。
チョコレートだと言われても首を傾げ、
不思議そうに眺めただろう。 ]*
/*
カレル様メモで聞いてごめんなさい(;´・ω・)
砂漠と聞いて、もしかしたら同じ星だと不都合あるかもしれないと……
私も結構自分のいた場所について細かくないけど触れてちゃってるし…
ル・ウルタールにはそんな場所ないわいっ!!とか……
──── 独り言 ────
[ 黒服の男に連れていかれてから数日。
蒸し蒸しした部屋には入れられていない。
ここに来てから人には会うものの会話はなく
1日に1度運ばれる食事を口にしては
砂埃と蜘蛛の巣だらけの大きな倉庫を掃除する。
たまに倉庫の小窓から外の景色を眺めては
眩しそうに目を細め、そこに広がる砂の大地と
どこまでも続く青い空に目を輝かせた。
地面の下で暮らすことが多かったため
太陽の光すらまともに見たことがなかった私には
何もかもがキラキラとして見える。
ここの環境だってとてもいい。
食事がもらえない日はないし
理不尽な暴力もない。
ここに何があるのかわからないけど
気にしなければ十分に睡眠がとれる。
ずっとここにいられるのなら────
そんな想いは確かにあった。
けれど、ここにいられるのもあと僅かだろう。
船に、乗るのだから。
命令は絶対。
拒否することも反くことも許されない。 ]
──── 第2エリア 廊下 ────
[ 優しくはない、という彼の心中はわからない。>>253
けれど私の中では
"出会った中で一番優しい人"なわけで。 ]
いいえ、マーティン様はお優しいお方です。
[ 思うよりも先に口から溢れていた。
こんな事は初めてで、自分でも少し戸惑ってしまう。
けれどそれは顔に出なければいい。
…………ほら、名前を呼んでくれた。
名前にいいも悪いもあるのだろうかと思うが
きっと褒めてくれているのだと思う。
勿論"victory"なんて知っているわけもなく。
手にした紙を見て彼が表情を変えていても
文字を読むのに必死だった私には知る由もない。 ]
ちょこ、れえと……
[ 茶色い塊を口に運ぶ様をマジマジと見つめる。>>254
食べ物ならば、いや、食べ物でなくても
お腹を満たせるならば。
恐る恐る手を伸ばし、初めて見たちょこれえとを
口に入れる。────瞬間、
今まで感じたことのない程強烈な甘さが
口いっぱいに広がった。 ]
────っ?!
[ 目を大きく見開き、彼の顔を見る。
その時私には革命が起きていた。
こんなに美味しいものがあったなんて。
きっとこれは"幸せ"と言うのだろう。 ]
美味しいです…!
ありがとうございます。
[ 表情はいくらか緩んだだろう。
礼を言ってからまた頭を下げた。 ]
[ 何処へ向かうかと問われればええと、と言い淀む。]
用意していただいたお部屋は広すぎて
落ち着きませんので…その…
落ち着く場所を探しに行こうと思っておりました。
[ メインサロンと言われても
何処だかわからないため首を傾げる。
気遣ってくれるようなら慌てた様子で
"そこまで面倒を見ていただくわけにはいきません"
と言って再び頭を下げ、彼が立ち去るのを待つだろうが
さて、彼はなんと言っただろう。 ]*
[ 何処へ向かうかと問われればええと、と言い淀む。]
用意していただいたお部屋は広すぎて
落ち着きませんので…その…
落ち着く場所を探しに行こうと思っておりました。
[ メインサロンと言われても
何処だかわからないため首を傾げる。
気遣ってくれるようなら慌てた様子で
"そこまで面倒を見ていただくわけにはいきません"
と言って再び頭を下げ、彼が立ち去るのを待つだろうが
彼がそこで見送ってくれるのなら、
何度も会釈をしてその場を離れるだろう。 ]*
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