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12人目、3年C組・図書委員 聖前篤史 ダーフィト が参加しました。
3年C組・図書委員 聖前篤史 ダーフィトは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―新幹線・車内―
[人の縁とは、本当にどういう所から始まるか解らないものだ。
座席に身を預けて思うのは、何故かそんな事。]
あ?あー…ほんとだ、富士山。すげー。
[あっという間に過ぎて行く美しい光景にも気は向かず、
かと言って無反応なのも何だと適当に声を上げておいた。
周りは絶景かなと騒いでいるというのに、この差。]
[思いは遡る事一年前、とある出会いの日。
歴史的建造物関連の調べものの為に入り浸っていた図書室で、
彼の真上に落ちたあの日だ。>>25不注意で落下したのだからと
目が覚めるまで付いていたが、何故か礼を言われてしまい
もしや打ち所が悪かったかと憐れむ場面もあった。]
[後に捜されていると知った時も、治療費の請求だろうかと
勝手に慄いて、しばらく避けるように過ごしていたことも
今となっては懐かしい思い出と化している。
ちなみに、当時のその様子は照れてしまい避けて居るのだろうと
思われていたとか。]
んー…いや、酔ってない酔ってない。
着いたら何処周ろうかなって考えてただけだってば。
―――はぁ。
[クラスは違えども同じ車両。
座席こそ離れてはいるが、振り向けばきっと…同じ図書委員の
彼、天倉の姿が見えるのだろう。
しかし、わざわざ振り向いてまで彼の様子を
見るのはおかしいかと思うと、修学旅行のしおりを
眺めるだけに留まった。
尚、巻末付録の歴史的建造物などの観光ガイドは図書委員が
担当しており、篤史の趣味がとことんまで生かされている
部分でもある。**]
/*
すってんころりんと戻って参りまして、こんばんは。
かざしろバレしそうな部活ですが、きっと大丈夫だと
思いたい…思いたい…。
今どんな感じになっているのか、ログ確認ー。
(やっぱりあれか、恋愛成就の神社とか行きたがるのかな。)
[修学旅行のしおりを、後ろからパラリと捲る。
一通りのコースを分類分けして掲載した図書委員の力作だが、
小難しいコースはあまり人気が無いようだ。
文学や時代の流れを追う事の出来るコースなど、篤史から
してみれば超が付く程のオススメだと思っているが、
いやはや万人受けするものを作るのは難しい。]
そういえば、天倉はどこのコースを編集したんだっけ…。
[数名で持ち寄った行き先、天倉が選んだものは
一体どれであったかと視線を彷徨わせる。
彼が何をどう見てどう感じてコースを組んだのか、非常に
興味があった。]
/*
天倉くんを待ちながら、観光名所探り。
修学旅行じゃなしに校外学習で行くばかりだったから、
これといった観光名所とかって行ったことないんよな。
高校時分の校外学習では、地主神社だけは絶対に行く!
となっていた懐かしい思い出。流石女子校。
[ほんの少しだけ、首を後ろへと傾ける。
……斜め後ろの生徒の姿は見えた。しかし天倉の所までは
届かない。]
……悪ィ、ちょっとしおりに抜けがあったみたい。
ちょーっと聞いて来るわー。
[クラスメイトに一言断りを居れ、席を立つ。
走行中はなるだけ歩き回らないようにとは言われているが、
このままでは埒が明かない。長時間離れる訳ではないのだからと
ひらり手を振って歩き出す。]
[途中、通りすがりに耳を付いた、何事か良からぬ出来事でも
あったか鋭い叫び声。>>110多くの視線の集中というオマケ付き。]
……えーっと、だいじょぶ?
[何か変な虫でも居たのだろうかと思い、少し目線は右左。
見えない何かが確かなものとして近くに在る、その事実は
知らなくともだ。]
[何事も無ければそれはそれ、周囲の目線も元の位置に戻る頃を
見て、篤史もまた本来向かう先へと戻ろうとして]
なんか居たら先生か、頼れそうな奴に追い払ってもらえな?
[左手は腰に当て、右手人差し指を自分の唇に当てて、一つ。
図書室でよくやる「お静かに」のポーズだ。当然ながら
男性人気はよろしくない。]
[叫びのあった席を通り過ぎ、天倉の居る方へと一歩一歩
近付いて行く。
途中、突然変なテンション>>121で騒ぐ姿も遠目に見られたが、
それは生温かく見守る事にする。
はしゃぎたくなるさ、旅行だもの。と言い聞かせて。]
天倉。
このコースだけど。
[それで、いざ彼の近くへと辿り着いた所で飛び出す言葉は
実に中途半端なもの。
どこを組んだ、まで言えたらどれだけ良かったか。]
[何かあったか、>>135と問われれば「何も無い」。
ただ、彼が組んだ観光コースがどれであるかを知りたいと
思ったことと…]
あー、いやその。
別に問題があったわけじゃないんだけど、お前が組んだ
コースってどれだったっけ?
俺んとこで聞かれて、そういえば誰がどれを組んだのかって
まとめてなかったな〜って思って。
[何気ない雑談をするにも、クラスが違えば理由が必要になる。
互いのクラスが同じ車両であると言っても>>24それは変わりなく、
その為にしおりを利用したとも言う。]
/*
今同じクラスになっているグループはこんな感じかな?
フェリクス・ガートルード・ローシェン・タイガ
エレオノーレ・クラリッサ(カーク)・アリーセ
リヒャルト・ソマリ・ローズマリー・シュテルン
ダーフィト
ヴェルナー
かなり出遅れたからなあ。後二組さんにひっつく所存!!!
[あまり自分の席を離れている訳にも行かない物悲しさ、
クラスの壁はあまりにも厚い。
観光地ではせめてすれ違うくらいは許されたいものだと、
篤史は思う。]
はは、どうもこんちはー。
図書委員の聖前でーす。
[そんな思惑は胸の奥底に仕舞いこみ、天倉のクラスメイトにも
軽く手を振って挨拶をしてはしおりについての回答を待った。
…歴史に関わるものであるなら説明役を買って出るのに、と
はた迷惑なことを考えながら。**]
へぇ、それ天倉のチョイスだったんだ?
なになに、幕末辺りが好きなの?
[それは意外だと言うように、改めてしおりのコースを確かめる。
天倉がどのようなものが好きなのか、いまひとつ掴めて
居なかったが、割と自分に近いものを持っているのかもと>>143
篤史は興奮に頬を朱に染めた。]
いーじゃんいーじゃん、やっぱ坂本竜馬の墓は行ってみたいな!
俺の班もそっち回ってくれたら良いんだけどなー…
女子が行く所に行く!って適当こいてやがんのよな。
はー…寺巡りしてぇ。
[……歴史好きの血が騒いだだけだ、念の為。]
[続いて、篤史が担当したコースを訊ねられると>>144
よくぞ聞いてくれたとばかりにしおりのある箇所を指差し]
え?俺の担当?
これこれ。世界文化遺産巡り2パターンと…あとこっち、
仏像巡り。いいだろ、古き良き日本の美を拝め。
[世界文化遺産=寺である。
完全趣味の産物だが、寺巡りの方はどちらも最後に清水寺で
締めくくられている為、何処の班がどちらのルートを行こうとも
最後には皆で感動を分かち合える寸法となっている。
仏像巡りは、どちらかと言うと庭巡りか神社巡りをした方が
楽しいという生徒も出てくるかも知れないが、篤史にとっては
「構うこたぁねぇ、書いちまえ」で追加されたものである。]
[正直、この行き過ぎた歴史の趣味さえなければ、
掛けてもらっている賛辞>>164の声もしっくり来るものに
なるだろうに。]
あっ、天倉ももし寺回る所あったら、パンフ貰ってきてくれ!
後画像と!!ちゃんと上下左右、各斜め方向からの撮影な。
なんか話が聞けたらそれもメモ取っておいてくれると
ほんと嬉しい。
[まっこと、残念なことである。]
[正直、この行き過ぎた歴史の趣味さえなければ、
掛けてもらっている賛辞>>164の声もしっくり来るものに
なるだろうに。]
あっ、天倉ももし寺回る所あったら、パンフ貰ってきてくれ!
後画像と!!ちゃんと上下左右、各斜め方向からの撮影な。
なんか話が聞けたらそれもメモ取っておいてくれると
ほんと嬉しい。
[真に残念である。]
/*
うっかりの事故からクラス縁故を結んで頂くことになって、
本当に申し訳ありません。
やっちゃってからのスルーして下さい、は
かなり卑怯だと思いましたがつい言ってしまいました。
ここからは気を引き締めて行きませんとね!
そういえば、女子は何処行くんだろ……
[行き先は女子の足の向かう先、というアバウトさだけに
その目的地は非常に気になるところだ。
幸いというか何というか、クラスには然程浮いた雰囲気が
見えない女子が複数居る為に、きっと落ち着いた場所を
選んでくれると信じている。]
もしかしたら行き先重なるかも―――――…!?
[通路に何かが通っているのは、周りの声から察してはいたが
>>128自分がその通る道を塞いでいることまでは気が回らず。
それを避けるような言葉も無く突然腕を引かれ、>>183
力の方向に逆らわずに…足を縺れさせ、身は天倉の方へと
傾いて行った。]
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