人狼物語−薔薇の下国


13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B

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11人目、帝国軍大尉 カレル が参加しました。


帝国軍大尉 カレルは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 帝国軍大尉 カレル

 [ 心は過去へ遡る ]

2013/06/12(Wed) 17:53:51

帝国軍大尉 カレル

─ 4年前/卒業パーティーのあと ─

[大勢の候補生たちで賑わっていたパーティー会場も、今は人もまばらだった。
 中央に置かれたケーキの名残と、隅に片づけられた花火の燃えかすが寂しさを増している。

 来年は、誰かケーキを焼くだろうか。誰かが花火を打ち上げるだろうか。
 思いは募れども、もう、自分はここにはいられないのだ。]

(107) 2013/06/12(Wed) 17:54:37

帝国軍大尉 カレル

 
 なあ、レト───

[近づいてきた気配の方へ、顔を向ける。
 8年という時間、最大のライバルで在り続けた友を、見る。]

 俺さ。
 卒業したら、戦地に行くのが決まってるんだ。

 もしかしたら死ぬかもしれないし、
 そもそも国が違ったらずっと逢えなくなるだろうから───

(108) 2013/06/12(Wed) 17:55:19

帝国軍大尉 カレル


 握手、しとこう?


[右手を真っ直ぐに差し出し、ほんのりと笑った**]

(109) 2013/06/12(Wed) 17:55:31

帝国軍大尉 カレル

[カレルの卒業に遡ること1年。
 トゥーレーヌ侯爵家に新しい当主が立ったという報は、
 帝国上流社会を賑わせた。
 侯爵家が年若き当主を戴くことを
 対立する者たちは大いに歓迎する。
 その中に、ブラオクヴェレ家の支援者たちも含まれていた。

 彼らは侯爵家の新当主を未だ無知な孺子と侮り、
 ここぞとばかりに追い落としを企てた。
 だが彼らの目論見は外れ、企てはことごとく潰える。
 加担した者たちは次々と閑職に追いやられた。

 ブラオクヴェレ家自身は企てに加わわらなかったが、
 支援者たちが凋落した影響を免れ得なかった。
 結果、その一人息子は辺境の戦地を渡り歩くこととなる。
 公国との戦端が開かれれば、当然のように最前線へと赴いた。
 武勲を立て、帝国に忠心を示し、政界に野心無しと見せる。

 全ては、"家"のため。]

(110) 2013/06/12(Wed) 17:58:48

帝国軍大尉 カレル

─ 帝国軍拠点 ─

[回想から心を引き戻し、近づいてくる土煙を待ち受ける。]

 武門の名家に相応しい功績を。
 当主を継ぐに相応しい力量を示して、 …。

 … 名家の義務から、逃げないこと。

[呪文のように口にするのは、母たる女男爵に言い聞かされた言葉。
 それと、自分を律してきた文言。

 近づくものたちの顔が判別できるほどの距離になれば
 呟きをやめ、直立不動で敬礼した。]

(111) 2013/06/12(Wed) 17:59:57

帝国軍大尉 カレル

 
 お待ちしておりました閣下。

 カレル・フォン・ブラオクヴェレ大尉及び部隊一同、
 これより閣下の麾下に合流いたします。


[かつての政敵に膝を折って恭順を示すこと。
 でも、もし 。

 母親が呑み込んだ言葉を同様に呑み込んで、唇を引き結んだ**]

(112) 2013/06/12(Wed) 18:00:51

帝国軍大尉 カレル、メモを貼った。

2013/06/12(Wed) 18:05:19

帝国軍大尉 カレル

― 帝国軍拠点 ―

[騎馬の軍を率いてやってきた公爵家の当主は、
 …ずいぶんと懐かしい顔をしていた。

 傍らに、かつての恩師にして共同生活者を見つければ、
 表情の選択に困ったような顔になる。
 懐かしいと思えば良いのか、こんなところでと驚けば良いのか。

 シロウに目線だけで一礼し、近寄ってくるリエヴルへと向き直る。]

自分と共に転戦してきた兵たちです。
閣下のお役に立てるかと思います。

[よろしく頼む、との言葉に再度背筋を正す。
 率いる兵は少数ながら装備は良い。
 騎兵ではあったが、歩兵としても運用できる部隊だった。]

(175) 2013/06/12(Wed) 23:50:31

帝国軍大尉 カレル

[馬から下りたリエヴルの誘いに、さらに当惑の表情となる。]

閣下…、ですが、

[この人の紅茶は今もきっとおいしいんだろうな。
 そんな思考が明らかに顔に映ったものの、]

自分にはもったいないお言葉です。

[一歩引いて、辞退の意を伝える。
 取り入ろうとしている、と見られるのを怖れる態度だった。]

(176) 2013/06/12(Wed) 23:50:55

帝国軍大尉 カレル、メモを貼った。

2013/06/12(Wed) 23:54:21

帝国軍大尉 カレル

はっ。
では早速そのように。

[リエヴルの呟きは聞き取るには遠すぎ、
 ただ、心のどこかが感応して表情に陰が落ちる。

 自分ではそれに気付くこともないまま、依頼を承諾し、
 ───次のリエヴルの行動には軽く目を見開いた。]

(192) 2013/06/13(Thu) 00:54:06

帝国軍大尉 カレル

閣下!

  …その、 ───お気をつけて。


[止めるべきだったろう。或いは供をするべきと。
 だが、心に刺さる棘が見送ることを選択させた。

 リエヴル個人に恨みはない。
 むしろ、会えば未だに敬愛すべき先輩だと思い知ったばかり。
 心を縛るのは、"家"の重さだった。

 駆け去るリエヴルを敬礼で見送ったあと、
 部下に指示し、リエヴルの隊との軽い打ち合わせに入る**]

(193) 2013/06/13(Thu) 00:54:31

帝国軍大尉 カレル、メモを貼った。

2013/06/13(Thu) 00:55:53

帝国軍大尉 カレル

― 帝国軍前進拠点 ―

[リエヴルとシロウがかつての士官学校方面へ出かけていく。
 それを見送った後、もろもろを部下に任せて自分も少し外へ出た。
 と言っても、兵たちの声が遠くなる程度。

 荒廃したシュヴァルベの大地に視線を注ぎ、
 ゆっくりと、長く、息を吐き出した。]

(675) 2013/06/14(Fri) 18:28:28

帝国軍大尉 カレル

もしも、閣下が公国の凶弾に斃れることがあったら、
……帝国は負けるかな。

[だとしたら、見送った自分の責が問われるだろうか。
 問う者もいなくなるかもしれないけれど。]

…せんせいが一緒なら、万が一もない、か。

[浮かんだ疑問の手前で否定材料を見つけ、自嘲ぎみに笑う。
 撫でられた髪>>299 に手をやって、視線を遠くした。]

せんせいが、危なくなければ、だけど。

[昔から得体の知れないところがある人だったけれど、
 今は底知れないものになっている。
 笑みを浮かべない目を思い出して、ひとつ喉を鳴らした。
 撫でられて心が竦んだのを、見透かされはしなかっただろうか。]

(676) 2013/06/14(Fri) 18:29:17

帝国軍大尉 カレル

[緩く首を振って、怯えを追い払う。
 自分は、軍人で、命じられたことをこなしていればいい。
 なにも、考えることはない。

 自分や、かつての仲間や師が変わっていようとも、
 美しかったシュヴァルベが荒れ果てていこうとも、
 ただ、国のために、家のために戦うのみだ。


 そう自分に言い聞かせはしても、
 荒漠たる大地のさまを眺めれば、心は沈んだ。]

(677) 2013/06/14(Fri) 18:29:51

帝国軍大尉 カレル

戦って、勝って、───それからどうなる?

[国は守られ、民は安堵し、家は再び権勢を取り戻すだろう。
 ───おそらくは。

 けれども、愛したシュヴァルベは戻ってこない。
 勝っても、負けても。]


……全てを、シュヴァルベに。

[かつて、年下の友と共感し、年上の兄弟子に告げた言葉。
 砂糖菓子よりも甘い夢は、軍靴に砕けてしまったけれど。]

諦めた、訳じゃない。
諦めた時が、本当に壊れるときだから。
だから、まだ壊れちゃいない。

[その場所へ至る道どころか、糸口さえも見えない理想を
 指が白くなるほどの拳に握りしめて、低く呟いた。**]

(678) 2013/06/14(Fri) 18:30:47

帝国軍大尉 カレル

― 帝国軍前進拠点・執務室 ―

ブラオクヴェレ大尉、参りました。

[呼び出された>>628 執務室の前で声を上げ、敬礼する。
 許可あれば入室し、背を伸ばしてリエヴルの言葉を聞いた。

 帝国軍技術局主席の代理が到着した、との報は聞いていた。
 その姓名も、護衛の士官の名も共に。
 同時に、技術局主導による奇襲作戦の概略も、耳にはしていた。]

兵の準備は問題ありません。
自分の隊であれば、いつでも出られます。

[淡々とした命令にに、こちらも感情を差し挟まない声で答える。
 兵の増員は、謝意と共に辞退した。
 手勢は決して多いとは言えないが、気心知れている。
 馴染みのない兵を指揮するよりも
 少数ながら既知の兵で固めた方が良いとの判断だった。]

(679) 2013/06/14(Fri) 18:32:25

帝国軍大尉 カレル

[硬い音をたてて置かれた通信機に視線を注ぐ。
 口の中が乾いていくのを感じた。]

───閣下の信頼に、必ずお応えしてみせましょう。

[敬礼とともに告げた言葉は、自分でもわかるほど空疎だった。
 迷い、躊躇い、自分の望む道すら見えないまま
 ただ機械的に動いているだけの自分に、"信頼"が相応しいのか。

 答えの見いだせぬまま、通信機を受け取る**]

(680) 2013/06/14(Fri) 18:33:22

帝国軍大尉 カレル、竜騎兵連隊長 ディークに話の続きを促した。

2013/06/14(Fri) 18:36:06

帝国軍大尉 カレル、竜騎兵連隊長 ディークに話の続きを促した。

2013/06/14(Fri) 18:36:48

帝国軍大尉 カレル、メモを貼った。

2013/06/14(Fri) 18:40:11

帝国軍大尉 カレル

― 帝国軍前進拠点 ―

[『氷乙女の口づけフラウ・クス』作戦に赴く将兵たちをリエヴルが激励する。>>591
 それを、端の方で聞いていた。
 リエヴルの言葉のひとつひとつに、兵たちの意気が高まっていく。
 見えそうなほどの熱気に、目を瞬いた。

 やはり上手いと思う。
 言葉の力を知っていて、どう使えば人が動くかも知っている。
 六年前の、卒業式の時だって…。

 過去へ向かいかけた思考を押しとどめた。]

(780) 2013/06/14(Fri) 23:56:41

帝国軍大尉 カレル

[作戦を指揮する隊長を見て、口の端をほんのり上げる。
 飄々としてなんでも軽やかにこなしていた"弟弟子"
 彼の活躍は聞いていたし、実力も知っている。

 きっと、奇襲作戦を成功させて帰って来るだろう。
 カサンドラが開発したという魔導兵器もある。
 きっとうまくいく。


 出発する兵士たちを見送り、武運を祈る。
 彼が、ソマリが"誰"を襲撃に行くのかは、知らぬまま。]

(781) 2013/06/14(Fri) 23:56:54

帝国軍大尉 カレル

[自分の隊は、いつでも出発できる状態で待機させてある。

 作戦が失敗した時、
 或いは奇襲部隊が大規模な追撃を受けた時、
 すぐにでも援護に駆けつけられるように。

 魔導兵器をこの目で見られないのは残念だけれども、
 あまり、この拠点を手薄にするわけにもいかない。
 必要なら連絡があるはずだ、と胸元の通信機に触れた。]

(783) 2013/06/15(Sat) 00:02:33

帝国軍大尉 カレル

[部隊に待機を命じている以上、自分も休むわけにはいかない。
 仮に休んで良いといわれても、眠れる気はしなかった。
 奇襲部隊の熱気の余波に、胸が燻っている。

 気を静めようと拠点の中を歩き回っていると、
 遠くに、知っている姿を見つけた。]

ウェルシュ、 …。

[彼もここに来たのだなぁ、という何気ない思いが、
 裏で糸引く人物の意図へと自然に向いたのに気付き、
 苦い顔で思考を打ち切った。]

(810) 2013/06/15(Sat) 00:34:37

帝国軍大尉 カレル

[彼の後ろにいるロスチャイルド女伯爵は、
 母に言わせれば、"下品な女狐"であった。
 伝統的で正統な──と母が自称する──
 武門の家であるブラオクヴェレ家と比べれば、
 ロスチャイルド家は革新的で効率的な手腕を取る。

 その差が、今のウェルシュと自分の階級に表れている。
 そうも思うが、単純に能力の差なのだろう、と思考を止める。

 士官学校を出て国元に帰って以来、煮え切らない自分に比べ、
 ウェルシュはいくつもの作戦を果断にこなしていた。]

(812) 2013/06/15(Sat) 00:35:43

帝国軍大尉 カレル

……そういえば、ソマリ先輩の後ろも女伯爵あのひとだったっけ。

[これでは、またうちとあちらの差は開くな、と
 自嘲の笑みを唇に乗せた。]

(813) 2013/06/15(Sat) 00:36:04

帝国軍大尉 カレル、メモを貼った。

2013/06/15(Sat) 00:41:29

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ソマリ
45回 残16579pt(8)
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レト
3回 残18977pt(8)
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15回 残16829pt(8)
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3回 残17398pt(8)
中庭オフ
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0回 残15793pt(8)
青い学校オフ
ミヒャエル(5d)
4回 残18331pt(8)
学校跡地オフ
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ダーフィト(7d)
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ノトカー(5d)
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フレデリカ(6d)
9回 残16731pt(8)
停留地付近オフ
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