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後世の歴史家 ナイジェルは、後世の歴史家 ナイジェル を投票先に選びました。
橋と浮橋、ふたつの戦場で生と死が交錯する。
押し通らんとする独立解放軍、
防ごうとする正規軍、
未来を目指す意思と交わした約束が
戦士たちの振るう武器に力を与える。
独立か。民の安寧か。
二本の平行線が、今、出会おうとしていた。
─── Nigel Buhler 『ラモーラルの戦い』 第6章
ルクス・フォン・ヴェデット(15)
領主の係累。逃亡。捜索の要あり。
付記1.ラモーラル領にそれらしき人物あり。
ダーフィト・エイワズ
当該国宰相の遠縁という情報に該当。
付記2.辺境伯の近臣として軍務に在り。
辺境伯父子ともに信任厚く、剣技に優れる。
継続調査の要なし。
(一番下に走り書きがある)
ルクスが生きていた。よかった。
─── 世に出ぬ一枚の文書
宿将と呼ばれるにはいくつかの条件がある。
経験豊富な将であること、主君から信頼を受けていること。
部下からの人望が厚く、師と慕う者をもっていること。
チャールズ・フォスターという将は、
まさに宿将と呼ぶにふさわしい男であった。
主君を守り仕え、命をも捧げた彼の死を、
彼を知る誰もが悼んだ。
唯一の欠点は、と長年彼に従った兵は言っている。
酔うと何時間でもご主君自慢につき合わされたことだったと。
───『世界の名将 中世編』
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