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[>>83言われた通りに下がっている。
自分にできることはもう、ここから祈っていることだけだ]
……フィオンさん。
[>>76ずいぶんと頼りない勇者だと思っていた。
でも、セル様を尊敬しているなんて、見る目はお持ちのようですわ、と思っていた]
[今は]
[「救う」ことができるのは、きっと彼なのだろうと今は思う]
[だから彼は――帰ってきたのだろう。
皆の想いと、共に]
…………!
[>>95内と外から、眩い光が魔王を照らす。
>>97暴かれる蒼い煌めき。
憧れていた瞳の輝きを思い出すけれど、それはもう、
遠い]
>>103
Σヴェルナーがバラバラに!
というかあまりにも死亡フラグ撒きすぎてたから驚かないけど
あんたシステム上生存者なんだが!w
>>108
www
なんかいつの間にかそういうことにwww
今回のはタチアナの魔力じゃ無くて
皆さんの加護だからいい!
ヴェルさん!
[>>103魔王の腕と、時間を奪った彼の体は、
バラバラの無機質な音を立てて地面に落ちた。
頭部が生きているのが見えたけれど、
魔王に近すぎて駆け寄れない]
[>>97魔王の頭に突き立てられた剣、
>>98勇者を捕らえようと動く腕]
フィオンさん……!
[祈る。ただ、祈る。
そして聞こえてくるのは、何かの砕けるあっけないような音だ]
[>>111崩れてゆく。
巨大な「魔王」の体。
あれほどの威圧感が嘘のように、
まるで砂の像ででもあったかのように、さらさらと]
……セル、様。
[もしかしたら。
元通りの彼の姿が現れるのではないかと、
心の底ではかすかにそんな期待をしていたのだけれど。
そこには、何も残らない]
ヴェルさん!
[>>115健在、と答えた彼に。
魔王の「欠片」が消えながら降り注ぐ中、走り寄った]
ええと。
[躊躇いがちに、その頭部を抱え上げたところで、
白い塵の中見えたのは蒼い石>>119]
……あ。
[>>121手を伸ばしても、届かずに。
ひび割れた石は地面に落ちて、砕けた。
ただ、その破片の一つだけが、跳ね飛んできて]
いたっ。
[小さく、少女の額を打った]
[>>122蒼い髪の青年の姿が見えた気がした。
いつものそっけない声が聞こえた気がした。
だけど]
……セル様。
[たとえそれが、愛しい人の最後の頼みだったとしても、
叶えてなんかやらない。
自分にとって、その人はやっぱり「セル様」だから]
……ごめんなさい。
[>>124抱えたままのヴェルナーの頭に向かって詫びる。
少し躊躇ってから、小さな蒼い破片を片手で拾い上げた]
フィオンさん……お怪我は?
[>>120巨大な穴を覗き込んでいた彼に、呼びかける]
これで……終わったの、でしょうか。
[任務完了、とヴェルナーは言った>>112。
辺りの瘴気が薄れてゆくのを、確かに感じる]
……ここを、出なければ。
え……。
[>>131思いがけない提案に、腕の中のヴェルナーをガン見]
そ、それは確かに睡眠も食事も必要無いかも知れませんが、
何かあっても逃げることさえお出来になりませんわ。
…………。
[フィオンにヴェルナーの頭を預けると>>139
>>140地面に置かれてつつかれた何とも言えない表情を見下ろす。
>>142瘴気が無ければ、というフィオンの言葉に、息を吐く]
……わかりました。
ヴェルさんには、いったん、こちらへ残って頂きましょう。
当面の危険は無くなったようですし。
でも……。
私達、きっと戻って参りますから。
皆さんの亡骸も弔わなければなりませんし。
[フィオンには頷いてみせた]
[>>146命令権とやらはまだ生きているのだろうか、とちょっと思ったりもしたが]
ええ……。
次にお会いするときまで、どうか、お元気で。
[首だけのヴェルナーを、心配そうに見遣りながら、
それでも、笑顔で別れることにした]
参りましょう、フィオンさん。
[預かっていたゾフィヤの鞄はそのまま自分の肩に掛け。
木の杖を持ち直して。
歩き出そうと、仲間を促した**]
魔力付与者 タチアナが「時間を進める」を選択しました
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