情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
月が空に高く昇る頃合いに、戦況は劇的な変化を迎えた。海では干潟越えを実現させた王国の軍船が合流し、ゼファー軍を驚愕させた。陸においては北部にて将同士の一騎打ちが行われ、ゼファーの千人隊長が討ち取られた。戦況は一気に王国側に傾くかと思われたが、南側ではゼファー軍が王国軍を退けており、この時点ではまだゼファー軍の戦意は衰えた様子はない。
両軍は互いに決定打を模索しつつ、終局へ動いていくことになる───
─── Nigel Buhler 『カーマルグ半島騒乱記』第五章
百舌鳥の嘴隠し、とはこの地方から広まった慣用句である。意味は「実力のある者がそれを隠している様子」。「能力があるのに発揮せず怠けている」もしくは「むやみに能力をひけらかさない」という両方の意味で使われる。
この慣用句の語源となる伝承は、ゼファーの歴史書に見ることができる。
名家として名高い
─── Simon Tarnat 『言葉に見る伝承の世界』
歴史家 ナイジェルは、歴史家 ナイジェル を投票先に選びました。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新