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鎮魂の時は終わり、ふたりの英雄は再び動き出す。
森より出でて川の先を目指す独立解放軍。
それを迎え撃つべく陣を張る正規軍。
前回と同じ展開になるかと思われたが、
解放軍はいくつもの策を用意して進軍していた。
それに対する地の利の優位を生かす陣立てを整える。
川を挟んでの駆け引きが繰り広げられようとしていた。
─── Nigel Buhler 『ラモーラルの戦い』 第5章
妖怪のタヌキは人を化かすが、人を化かすような人間、
特に年配の男性のことを「タヌキ親父」と言うことがある。
ラモーラルと呼ばれる地域では、タヌキ親父の別名として、
「コリドラス」という言葉が使われるようだ。
これは昔、ウォーレン・コリドラスという将軍がいて、
いつも笑顔で人を煙に巻くのが得意だったから、とか
万年生きた化けタヌキみたいだったから等、諸説言われている。
そんな言われようをしているコリドラス将軍だが、
歴史書には忠国の烈士だったと記されている。
───『妖怪こぼれ話 愛すべき隣人たち』
その昔、森には悪いクマ*1がいました。
クマは森を通る人を襲い、お金や食べ物を奪う
我儘勝手な王様として、みなに恐れられていたのです。
ある日、森を通りがかった旅人がクマに云いました。
「おまえは、儂の家来になれ」
クマは怒って旅人を襲いますが、どうしても勝てません。
しまいにクマは旅人に打ち負かされ、参ったと降参しました。
この旅人こそ───
*1
このクマに関して、実在の人物であるという研究がある。
マーティン・グリズリーという人物の来歴が、
この話と類似していることは、よく指摘されている。
───『ラモーラル地方の民話』
後世の歴史家 ナイジェルは、老将 チャールズ を投票先に選びました。
後世の歴史家 ナイジェルは、正規軍兵士 ダーフィト を能力(襲う)の対象に選びました。
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