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シュタイフェ各員、衝撃備えとけよ!
他の艦が引きつけてくれてる間に、一気に近づいてぶん殴る!
精霊師は、風はリュカの補佐、水は波の牽制!
向こうは、水を操る術じゃこっちより上のはず……だから、機動に関しては風中心で対する。
手ぇ空いてるヤツは、セイル制御に回れ! 無茶駆けすっかんな!
風と水に回んないヤツは、攻撃術待機! 俺が舵離れたら、一斉に打ち込んでよし!
[指示に応じて、船員が動く。
どこか緊張した、けれど、熱を帯びた空気が船内に広がって]
んーじゃあ、行くぜ。
……
翠嵐龍の加護と共に、いざ、参る!
[宣と共に、ぐ、と舵を切る。
正面から近づけは、龍の起こす波に遮られるだろうから、近づくならば側面、ないし背後。
龍の視覚から、不意を打って近づくため、取るコースはやや大回り。
それでも、速度・機動性重視のユウレン水軍の艦であれば、相応の速度を持って近づけるはず。
そして、それを保つための風の加護はある、と信じているから。
進む疾風に、迷いは、ない。**]
/*
だだっと書いて、んじゃ落とそうか。
→りろーどしたら連投が見えた。
……いつもながら、このタイミングは……wwww
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[龍の正面に、放射状に広がる船団。
その先頭に立つ艦から、いくつもの光が見えた]
……光……と。
雷?
[呟きながら、
龍の意識は船団へと向かっている物の、それが動く事で生じるもの──不規則な波は、こちらにも影響を及ぼす。
それを、艦全体の連携で乗り切りつつ、龍へと近づいた]
[海の龍に対し舞う、空の龍。
落ちる雷が、海の龍の動きを阻む。
真紅の瞳は、海と空にて己に牙剥く雷と、それを支える光に向かっていた]
……っし、行ける。
操舵、そろそろ交替!
[進むべき進路を定めた後、待機させていた操舵士に舵を預け、自分は舳先へと駆けてゆく。
それを合図に、精霊師たちが攻撃術の準備を始める中、呼吸を整えた]
[見張り台から、上がる声。
鎖となった風が、海の龍へと絡みつき、その動きを封じる]
……いよっ、とお!
[それに合わせて舳先を蹴り、同時、全力で鋼糸を伸ばした。
龍の鬣に絡みつく糸、それを手繰って龍の背を強引に駆け上がり。
頭までたどり着くと、不安定に揺れるそこを蹴って、更に跳んだ]
あんたがなんで荒れてんのかは知んない、けどっ!
[言いながら、掲げる右手に現れるのは、焔纏いし金の爪]
しょーじき、こっちゃ、
[狙い定め、降下する。妖の金瞳が見据えるのは、龍の角]
迷惑、なんだよっ!
[宣と共に、全力で繰り出す一撃は、海の龍の片角を捉え]
[本来ならば、傷つけるだけでも容易くはないはずのそれ。
しかし、身に宿した龍自身の力が作用したか。
それとも、多くの援護を得た白狼児の気合が龍の力を上回ったか。
はたまた、その両方か。
ともあれ、振り下ろされた爪は龍の角に深く、喰い込んで]
……弄碎!(……砕けろ!)
[宣と共に、身の内に巡る力を全力で叩き込む。
力は紡がれた言霊に応じ、海の龍の片角を打ち砕いた]
[静寂は刹那。
後、響くのは咆哮。
風の鎖に捕らわれた龍は、波を荒立てはするものの、他を飲み込むまでのものは起こす事はできず。
やがて、海へと沈みゆく。*]
─ 龍の頭上 ─
[頭に取りついてた相手が沈めばどうなるか。
……そりゃ当然、一緒に沈みます。
なお、そこまで考えていたかどうかは]
……あ、やっば……!
[この言動でお察しを、という所か。
荒ぶる波間に沈んでいく龍から離れる間もなく、白狼児もまた、波の下へと飲まれてゆく。*]
― 海中 ―
[引き込まれるように落ちた海の中。
視界に広がるのは、泡立つ水が忙しなく荒れる様]
(……やっば……!)
[何とか海面に、とは思うけれど、荒れた水はそれを思うように行かせない]
(このまま、沈むわけに、は……!)
[まだ、何も見てない。
まだ、行くべきところにたどり着いてすらいない。
だから、沈めないし、何より]
(……沈んじまったら)
(……帰れ、ない……っ!)
[必ず戻れ、と言われて>>0:23、それに頷いた。
それを違えるわけには行かないのに、と。
そう念じながら、海面を目指している所に、声が、聞こえた]
『……荒魂は鎮まれり』
(……へ?)
[ちょっとまってあんた誰っていうか何の話!?
なんて感じで、思考がぐるり、と回るけれど、それへの答えはなく。
代わりに、周囲をふわりと力が取り巻いて、水を退けた。
直後に、目の前に蒼く煌く光が集まる]
『……我らが神域に生きるもの』
『……此度の件は、我が眷属内の諍いより始まった』
『……それに敗れし眷属はこの地まで流れ、異なる地の気を取り込み、それに酔い痴れた』
[確保できた呼吸に文字通り一息ついている所に響くのは、厳かな声]
……それって、結局、龍族のいざこざに俺らが巻き込まれただけ、って言わない?
[ざっくり切りこんだものの、答えはなかったが。
その沈黙は、肯定としか思えなかった]
ま、落ち着いたんなら、いいけど。
……んで、とりあえず、鎮まった、って事でいいんだよ、ね?
『……狂いし我が眷属は、あるべき領域へ』
『……されど、過剰なる力、ありし場へ戻すは能わぬ』
[淡々と、声は語る。
その物言いに、なんかすごく、嫌な予感が過った]
『……我が眷属の力を受け、されど、それに飲まれず退けしもの』
『……汝に、狂いし力の一端を託す』
て、ちょ。
[やっぱり言ったー! なんて思ったのは赦されろ。
なんて突っ込みを入れる間もなく、声は続く]
『……無垢なる力より生じし新たな眷属を』
『……海原にて導となるものを』
『……迷いなき地のいとし子に、託す』
[一方的な言葉と共に、蒼い光が形を変えていく。
やがて現れたのは、先ほどまで相対していた龍を物凄くものすごく──肩乗りサイズまで縮めたもの。
変化が終わると同時に、声も途切れて。
白狼児は、球形の結界の中で、ため息をついた]
……もー。
どうしろっての、これ。
[ぼやくように呟きつつ、がじ、と頭を掻く。
むしろここからどうするか、の方が問題な気がするけれど。
一先ずは、無茶をした反動で、行動を起こすのも難しいような気がした。*]
― 海の中の結界 ―
[とりあえず、シュタイフェに連絡入れたりなんだりしないとなぁ、と。
そう思うのと、肩乗り海龍が物言いたげに海面を見上げたのは、どちらが先だったか]
……どしたの?
[こてり、と首を傾げて問うと、肩乗り海龍は結界の上の方に近づいて、てしてし、尾で叩く。
その動きに伴い、結界はぽかり、と海面に浮上した]
― 海面 ―
て、これ、押せば動いたのかぁ。
[呑気な口調で呟いて、周囲を見回す。
各艦の位置を確かめて、と思考が動いた結果だったのだが。
目に入ったのは、明らかに波のそれとは異なる、色。>>194]
て、ちょ、アイリーっ!?
一体、何やってんの!
[お前が言うな、の総突っ込み必至の言葉と共に、結界をそちらの方へと押す。
折よく揺れた波の後押しもあり、そちらへ近づくのは容易いか]
― 海面 ―
[アイリが近づいてくると、肩乗り海龍がぺち、と結界の壁を尻尾で叩く。
それに応じるように、結界の一部が口を開けた]
……あー。
[沈んでいったから、という言葉>>202と、続いた突っ込み。
がじ、と軽く後ろ頭を掻いた]
どーすれば、一番きっちり力を示せるかなあ、って思ったら、あれしか思いつかなくてさー。
まあ、色々ごめんねー。
あと、わざわざありがと。
[苦み帯びた表情は一瞬、すぐに浮かぶのはいつもと変わらぬ素の表情で]
とりあえず、そのまんまだと冷えるから、こっち上がって。
[その表情のまま、ひょい、と手を差し伸べた]
― 海面 ―
うん、そんな気はしてた。
[こちらが行かなければ、という言葉>>205に冗談めかして返しつつ、結界にアイリを引っ張り上げて]
まあ、落ち着いた、と言えば、落ち着いたかな。
……違う面倒も増えた気がするけど。
[言いながら、見やるのはちょこまかしている肩乗り海龍]
ま、とりあえず、シュタイフェに連絡入れて、拾いに来てもらおーか。
カナン殿たちにも連絡いれないとならないし、向こうの状態も確かめないとなんなんいしね。
[軽い口調で言いつつ、首の輪に手を触れて]
白狼児より、シュタイフェへー。
とりあえず、無事だよー。
海の上にいるから、拾いに来てー。
[呼びかける声はあっけらかんとしたもの。
一応、全艦レベルに広げていたので、声は八幡の統制室にも届きはするか]
― 一方その頃/シュタイフェ・ブリーゼ ―
[八幡統制室よりの問い。>>186
それに副長が何か返すより早く、届いたのは、アイリが飛び込んだ、という報せで。
……その瞬間、副長の背後にナニかが見えた者はどれだけいたか。
それが鎮まった頃に、お気楽な通信>>208が入り。
……空気が固まったのは、一瞬の事]
『シュタイフェ・ブリーゼより、八幡へ。
……艦長、お気楽にぴんぴんしているようなので、これから釣り上げてくる。』
[妙に力の入った通信は、向こうに何を思わせるか。
ともあれ、
― 海面 ―
[お気楽な通信に対し、副長から返されたのは、『そこを動くな。』という一言で。
あ、ちょっとヤバいかも、なんて思いつつ]
んー、どうだろね。
こっちが鎮まってるから、向こうにも変化が起きてるとは思うけど。
[アイリの問いかけ>>210に、意識向けるのは異空間の方]
おーい。
こっちは大体収まりついたけど、そっちはどーなったー?
[常と変わらぬ軽い口調で問いかけるのと、クレステッドの呼びかけ>>+127が届くのは、ほぼ、同時]
あー、動いてるんだ。
……他に、出口っぽいもの考えらんない……んだよ、ねぇ。
そこ、使えば、出られる……かも?
[確信はないものの、何となくそんな気がして口にした言葉。
それを肯定するように、肩乗り海龍がきゃう、と鳴いた声もまた、異空間へと響いて行く]
うん、とりあえず、龍王の眷属は、殴って鎮めた。
[終わったのか、という問い>>+128にさらりと返し]
どこにでられるか、はわかんないけど……ただ、そこを作り出したご本尊は落ち着いたちゃったから、空間自体もいつまでもつかわかんないんだよねぇ。
[ある意味怖い事をさらっと言った後]
あれ、声、届いた?
あーと、鎮めた龍王の力からできたっていうちっちゃいの、押し付けられてて。
それが、なんか……大丈夫、って言ってるみたい。
[言葉自体はわからないが、鳴き声には肯定の響きがあったから、感じたままにそう返す]
[豪快だな、という言葉>>+133には、まーね、と笑って]
うん、だからきっと、大丈夫。
[根拠はないがこう言い切って。
どうやら、魔法陣を使う、で一致しているらしい様子に、後はやってみるだけかな、と思いつつ、意識を戻し]
― 海面 ―
こっちが殴られれば、わかってくれるひとも世の中にはいるよー。
[怒られるのは已む無し、と思っているから、アイリ>>216に返す声は軽かった]
……ってー。
[そこに届いたリュカ>>219の声に、笑みは僅かにひきつる]
こらそこ! 勝手いわなーい!
[まあ、恐らくは多勢に無勢で負けるだろうけれど、突っ込みだけは飛ばしておいて。
こちらに向かい海面を統べるシュタイフェ・ブリーゼの姿に、一つ、息を吐いた]
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