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─ フィラッハ市街地 ─
[到着したときはすでに大天使級4体が街を蹂躙し始めていた。
リエヴルたちが一番乗りであり他に友軍機は見当たらない。]
フレイヤ、やれるか?
《大尉がやるというのなら》
上等だ。
まずはいつも通りだ、一体目を速攻で落とすぞ。
《いつでもいいわ》
[火器の管制を全てフレイヤに回し機体制御に集中させる。敵の数は4。友軍のいない状況で4体全てを相手にするのは相当骨の折れる戦いになるだろう。]
ヘマするんじゃないぞ。
《誰に言ってるのかしら?大尉こそ機体に傷をつけないでね》
[リエヴルの口許が半月に歪む]
[初手でカノン砲の一斉射撃の構えを取った瞬間にフレイヤが制御を強引に奪いとって機体を横に滑らせる。
次の瞬間機体の真横を光の何かが通過した]
《言ってるそばから!》
ちい!今のは?!
《矢ね》
[見れば天使の一体、一番後方にいるアークエンジェルが弓のような何かを引き絞っている]
OKだ、次は避ける……もう覚えた。
剣の一閃、槍の薙ぎ払い、矢の追撃に……肉弾戦の天使が1体。その悉くを避けるリエヴルの操るオーディン。そして…]
行くぞ!
[前衛の三体を交わし弓を持つ後方の天使へと迫る]
《サルヴォ》
[矢を番える姿勢のままカノン砲の斉射を受けて吹き飛んだ天使を追撃し、股下から頭へと斬り上げる。
戦闘開始からまずか2分の出来事]
まずは一つ
《最速記録を更新ね》
《大尉》
なんだ?
[機体を転身させ残りの3体を視界に収めたときフレイヤが呼び止めた]
《アリーセって人からメールが来てるわ》
読みあげろ
《欧州なう》
……今伝えることか!!!
[間の抜けたフレイヤの対応に一瞬脱力する]
《大尉》
今度はなんだ。
《友軍の到着よ、ブイエローファング隊全機種ガルムの部隊ね》
フレイヤ。
《何?》
アリスに返信しておけ。戦闘なう、ってな!
[何か異物が混ざるような違和感と共にふと紛れ込んだ日常にどこかほっとしている自分を自覚する。戦場にあってもこの感覚は以前どこかでも覚えがあるような、そんな不思議な感覚だった]
《………送っておいたわ》
──30分後
《大天使の全消滅を確認》
意外とかかったな。
損害は?
《機体に損傷は無し、見事ね。友軍は中破が2機と大破が1機、今までを鑑みれば驚異的な被害の少なさよ》
[フレイヤにデータリンクを通じて大天使の修復速度とそれを上回るための必要火力のデータを流させた。それが功を奏してジンロボの登場を待つまでもなくギア部隊だけで退けて見せた]
司令部に報告しとけ。
既に戦闘は終了、ジンロボの出撃は不要ってな。
[友軍が撤退を開始したのを見守りつつプライベート回線をアリーセへと繋ぐ]
ようアリス。
相変わらず間が悪い女だな。
大した戦闘じゃなかったしすぐに片付いたよ。
[戦闘直後だがその声は明るく疲れさえも感じさせないだろう]
どうした?里帰りか?
ジンロボと?なんだそれ。
ちょっと詳しく聞かせろよ、そうだな今はオーストリアのグラーツ基地にいるからその辺りまでこれるなら
[そういえば基地の周りって何かあったかと少し思案するが全然何も思いつかなかった。流石に家に連れ込むのはまずだろうしと少し言葉に詰まっていれば]
「ちょっと大尉?誰なのこの女?浮気相手?」
[BMI-脳-を通さずナビゲーション-声-でフレイヤが何かおかしなことを言ってきた]
/*
というわけであと30分でござる。
このあとフレイヤさんがその本領を発揮させてあーんなことやこーんなことをして天使をばったばったとなぎ倒し、ついにはあーんなのともこーんな感じに
しかし、希望を打ち砕くようにあーんなとこにこーんなのが現れて・・・
次回、スーパージンロボ作戦ΩΩΩ「救世の破壊者」
斯うご期待!
は?結婚?なに?
「結婚とか形に拘らないわよね」
ちょっと黙ってろ!
「さっきまで一心同体って感じでこの機で一緒に戦ってたのに冷たいのね」
[突然何を言い出してるんだこのバカAIは。そういえばこいつってどこで切るんだ?もしかして切れないのか?]
いいの?とか聞くまでもないだろ
「そうね、最後に一目会うぐらいなら大目に見てあげるわ大尉」
フレイヤ!いい加減にしろ!
アリス、あとで連絡する!
[フレイヤが止められないのならとややこしくなる前に回線の方を切った。]
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