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………っ
[無線に、息を詰める気配を送る。
密かに通信機を床に置いて、
代わりに手にしたのは自分の銃だ]
ジームクント……それにノーラ?
なに、…………ウッ
[勿論視線の先には二人ともいない。
無線とはいえ個人通信に切り替えていたから、
その音はミーネ以外には拾えないだろう。
わざと小さく呻いたタイミングで、
通信機を銃で撃ち抜いた。
さて、これはどんな余波を生み出して
くれる事だろう?]
…………ふふふ。
[娘は小さく、楽しげに微笑む。
愛しかったからこそ。
大切だったからこそ。
より強く苦しんでほしいと、
獣に堕ちた娘は嗤う]*
問題ナッシン!!
[どきっぱり!]
今になって連絡とって謝られてももう遅いわ!
やだもんあいつらキライだもん。
[ちょっと幼児退行しているかと問われたら否定しきれない]*
──現在・第4エリア花園──
[娘の体のあちこちに咲かせた
黄色のカーネーション。
それは、本来W通信機を付けていたW
右耳の辺りに密集して咲いてもいた。
通信機を意図的に壊した、その後(>>234)
自らの右耳を狙い、銃を打ち込んだ。
その一部が欠け、己の衣服にも
その血は滴っている。
花をそこに咲かせたのは血止めの為だ。
他の花は気まぐれに咲かせているけれど、
そこだけはそれ以上血を流さないように
芽吹かせ花開かせたもの。
だから、娘からはほんの僅かには
花の香りに混じり血の香りもしていただろう。
そんな娘の耳が、一人の足音を拾う。
伏せていた視線を上げて、その人を探した]
……ディーク。(>>221)
[笑顔は、浮かぶ事はなかった。
ただ、不安げにその眉尻を下げた。
口を開き、なにかを紡ごうとしても
なかなかその名前以外、音にならなくて。
……しなくて。
そんな戸惑いと傷心は、どこまでが
芝居だっただろう。
膝を抱え、俯いた]
………誰も信じてくれなかった。
それどころか、私が人狼なんだろうと
言わんばかりの勢いで責められたよ。
……私には、マーティンの後を
任されるなんて、無理だったんだ。
[それはきっと、本当にそうなのだ。
海賊の船長が人狼?
仲間を今まで食い殺さなかったのは
まだその花を芽吹かせていなかったから、
ただそれだけ。
花開いてしまった今、自分にはその資格は
無いだろう事はわかる。
ただ、へにゃり。
眉尻を下げて、やっと力無く、笑った]
……エディに、花を手向けたかったし。
ハーランにも、悪いことをした。
すまない、私が思い描いていた
ゴールデン・グルトップは、
もはや幻だったようだよ。
[皆に胸を張れるような船じゃなかったと
娘は語り、ゆるりと立ち上がろうとした]**
/*
ディークさん良い人すぎてSiri噛むの申し訳ない…(自分のせい)
(なお、子供の公園遊び→最寄りの31アイスコース。寒く無いのか、子よ……
──現在・第4エリア花園──
[ああ、ほら。
仲間よりもよほど、他の皆の方が
心配してくれるんだ。
欲しかった言葉をくれるんだ。
それがまた、ひび割れた娘の心に亀裂を作る。
娘はその機会を得ながら、それでも、
理性が寸でのところで勝り、狩の役目を
後回しにさせてきた。
ヒトとしての理性。
仲間を守ってきた船長としての役割。
昨日はもう限界だったのだ。
仲間を狩ろうとする同胞の言葉に何も言えず
止めることが、できず。
生きたい、血肉を味わってみたい本能と
仲間を確かに愛していた心は相反し
それでも仲間を弔おうとしたところで、
娘のヒトとしての心は完全に壊れた。
守るものはなくなってしまった。
自分を繋ぎ止めるものは消えてしまった。
人の血肉を味わう事を躊躇わない。
人に罪をなすりつける事を恐れない。
かつての仲間同士が疑い合うことに
心を痛めるどころか優越すら覚える]
[赤い声で、同胞に叫んでいた。
嫌い嫌い嫌い、みんな嫌い
大っ嫌い!!!!!
人間なんか大嫌い、
みんなみんな、コロシテヤル!!!]
[膝を落として自分の前に屈み込み、
傷について問われればそっと耳元を押さえ
目を背けてしまった。
花弁と花弁が擦れる柔らかな音。
黄色のカーネーションの奥で、
自分で傷つけた傷がズクズク熱を帯び疼く。
彼の笑顔が眩しい、けれど。
大っ嫌いな、人間の笑顔なんだ]
………マーティンは、確かに大人だった。
あんなに早くに死なないで
もっと沢山、教えて欲しかった。
私ももっと大人だったなら。
みんなに頼りにされたかな。
……私がまだ若輩だから?
[だから責められたのだろうかと、
苦く、苦く笑って。
ゲオルグの話が出れば(>>242)
その時は、その時だけは、
ふ、と自然な微笑みが漏れた]
……謝ってくれたの、あいつだけだ。
こんな事になって。
[止めなかった私も悪いのに。
それでも、殺した事を謝ってくれた。
悲しむ事を許してくれたのは彼だけだ。
元の金馬の仲間では。
でもそれは、同胞だから、で]
ディークが、船にいてくれたら良かった。
[ぽつりと漏れたのはそんな本音。
この優しい人が、船員の仲間なら。
自分はきっとここまで堕ちなかったのだ。
彼を喰らおうと誘い出すことも無かったのだ。
優しい彼だからこそ、最初の獲物に
しようと思った。
優しい彼に、また、血肉を味わう前に
責められたくなかった。
そう、私はまだ誰も殺してない!
酷く飢えながらもまだ血肉を口にしてはなく
きっと、そのまま死する道もまだあったのだ。
けれど、それももう、今は]
ディーク……有難う。
なら、……私のことを、
[そう言いながら彼に両腕を伸ばした。
彼に縋り付く形で抱きつくように。
しかし、抱きつくその瞬間に開かれた口、
その牙は人の肌を切り裂くべく鋭く尖り
喉笛を潰し声を失わせるべく、
喉につきたてようとしていた。
両腕が届いたなら、その細腕でと思えぬほどの
強い力で抱き寄せ逃がそうとしないだろう。
そしてしゅるりしゅるり、
何処からともなく……否、
娘の後頭部から生えた細かな緑色の蔦が、
獣の毛皮めいて娘の体を覆い始めていた。
娘の瞳をもし見ることができたなら。
それは、煌々と光る、血のような赤]**
──現在・第4エリア花園──
[彼は悔やんでくれる。
マーティンの死に立ち会えなかった事を。
彼は労ってくれる。
一人マーティンの後を背負った自分の事を。
彼は喜んでくれる。
自分の言葉に。
この船がこんな状態で、
たとえ最初自分がW騙したからWとは言え。
だからきっと、もっと早くに出会えていたら
良かったのだと思う。
人狼ではない人間の彼がかつてからの仲間で、
エディの死もハーランの死も弔わせてくれたら
自分はこんなに悲しみも何も抱かずに
皆の生を願って死ぬこともあった、
……かも知れない。
そんなWifWの物語を綴っても
仕方がないことはわかっている。
でも、だから、願ってしまう。
Wそれなら私の初めての獲物になってくださいW
人の心を取り戻すのは、辛いもの]
[両腕は意味を成さなかった。
伸ばした両腕は彼を抱き寄せることは無く
空を切り、逃げられた。
ならばその両腕は前足となる。
四つ這いの姿勢となり、全身を蔦に覆われ
触手か繊毛めいて蠢く毛並みとなった
緑の狼へと転じていく。
その大きさはかつての娘よりも
一回りほどは大きい。
かつての娘の名残は、その頭部だけに残る
金の毛並みだけ]
グルァアアアァアア!!!!
[咆哮し、相手に飛びかかる。
鋭い爪は相手の胴を狙い引き倒そうとし、
凶々しい牙は相手の急所をしつこく狙う。
喉さえ潰せば声は出せまい。
誰かに助けを求められまい。
そうして大人しく餌になれば良いのに]
グルルルルル………
[娘から発される言葉は完全な獣のそれ。
爛々と瞳を光らせながら、また一度大きく
咆哮する。
それと同時に体から伸びた無数の太い蔦が
相手の四肢を捉えようとしていた。
引きずり倒せたなら、ずしりと。
その体の上に伸し掛る。
引きずり倒すこと叶わなければ尚追いかける。
ここから決して逃すまいと]*
だいよんえりあ、はなぞの、
[たどたどしい答えになるのは、、今が狩の最中だから。
来るのをもちろん、とめたりなかんかしないあ]*
──現在・第4エリア花園──
[逃げれば良い、逃がさないけど。
抵抗すれば良い、私が勝つけれど!
第四エリア、花園から抜け出す方へと
彼が向かうならその前へと回り込もうとし
グルル、グルルルルル、喉の奥から
獣の咆哮を漏らして威嚇する。
彼の体の傷なんて知らない。
捉えたのは数本の蔦だ。
相手を引きずり倒し、その背を強かに
花園へと打ち付ける。
辺りには花弁が舞い散り、
もう相手には勝ち目はないと。
そう確信していたからこその慢心があった。
窮鼠猫を噛む、とはよく言ったもの]
[相手が、腹の底からと思えるほどの咆哮と共に
己の体に向けて突き出した右手(>>345)
ブチリと右腕を捉えていた蔦が千切れ、
左側の腹部を強く打った。
それは、貫くほどではなかったけれども]
キャイン!!!!
………グルルルルルルル!!!
[甲高い悲鳴、それと共に一瞬だけ
その体が浮いていた。
蔦がちぎられたとは言え、蔦がそれまで
絡んでいたことで勢いが殺されたからか
血を滲ませることはなかったけれど
ずくずく、腹に受けた衝撃は重く
痛みは獣に手加減も何も全て
忘れさせてしまうのだ。
今一度、再度伸ばした蔓で相手の右手を縛り
もう動かさせてなるものかと、
右肩に鋭い牙を突き立てる。
口の中に広がる甘美な赤にうっそりと目を細め
今度こそ、今度こそ。
相手の喉元に食らいつき、
酸素と声とを奪おうとするのだ]
[しかし、彼の手は掴んでいただろう。
繊毛めいた植物でできた
緑の毛皮の一部も、
その体に咲かせたままの黄色の花弁も。
今はそんなことは些細な事だと言わんばかりに
獣は獲物を仕留めようとする。
その息の根を止めたなら、もう少しだけ
その肉をしっかり味わうつもりで]*
/*
ふいー、キリングロル難しい。
どこまでがグロじゃないかってすごく迷う。
普段が普段だからね!
あとやはり10分ほど気絶してたから
コーヒー飲んでる。ごくごく。
──現在・第4エリア花園──
[相手のもがきも、もう意に介さない。
血の味が本当に甘美で、今までなぜこれを
口にしていなかったのだろうと悔やむほど。
彼が、一粒の砂を落としたことにも気付かず
飢えた獣はその命が潰えた気配を察すると
ブチリ、噛み付いていた喉元の肉を食いちぎり
先ずは其れを飲み込んだ。
ベロリ、大きな舌が口元を舐めて
口元を汚す赤すら舐めとっていく。
四肢を捉えていた蔦を引かせていく。
四肢には何かに縛られた鬱血痕が残るだろう。
そして喉元には食い千切られた傷跡。
ばっさばっさ、緑色の尻尾を揺らしながら
ぐるる、と今度は機嫌良さそうに唸り
一度彼から降りてはゴロリ、と
その体をうつ伏せにさせる。
そして前脚で背中を押さえつけながら
ズボンの尻部分を咥えると、ビリリ。
引き裂いて肌を裸出させれば
その、男性の身体の中では比較的
柔らかそうな部位に牙を立てる。
その部分を欠けさせ喰らいながら、
相手の握りしめる何かに気づけたが]
………ふむ。
[取り敢えず、腹は満たされた。
だからこそ、花園に座り込めば
娘の体から蔦が引いていき、
人の姿へと戻っていく。
そして自分の体に咲かせた黄色の花を
瞳を閉じて意識を込めて、
赤色へと色を染め替えていく]
……ごちそうさま、ディーク。
[に、と口の端をあげて笑って。
赤い花を体に咲かせたまま
その場を立ち去っていく。
ああ、本当に美味しかった、また食べたい!
もう後悔の念も何もない!
あるとするならば。
エディの死を見る前に彼に会いたかったと
己の行動を悔やむばかり。
そうして獣は、姿を隠す]*
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