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国境の砦はついに陥落し、辺境伯の遺志継ぐ子らが南へと駆ける。
それを待つ守備軍は独立解放軍の攻勢を凌ぎ切った。
解放軍は森へと撤退し、戦場に夜が訪れる。
同朋同士の戦いは痛ましいが、だからこその美しさも生まれる。
撤退する軍に刃が向けられることはなく、無用な虐殺もなかった。
それは両軍共にラモーラルのためにと戦っていたからだろう。
一度剣を収めた両軍だったが、この空隙が長くは続かないことを
誰もが承知していたことだろう。
─── Nigel Buhler 『ラモーラルの戦い』 第4章
ウエストマール王国の軍人として成功を収めつつありながら
軍を退いて傭兵の世界に身を投じた人物がいる。
マルコ・クロイツ。清廉恪勤という言葉が相応しいほど、
実直で職務に誠実に取り組む人物だったという。
彼が任務を離れたのは、生涯の主君にして優秀な弟子と巡り合ったからである。
詳しくは第1集の24pを参照されたい。
余談だが、彼の名が入った歌が存在する。
歌を聞く限り、甘いものには目が無かったようだ。
───『週刊 「ラモーラルの戦い」完全解説 第6集』
───ハーウェンには子供が1人いた。
正確には養子であるが、彼は実の子のように接したという。
エドルファスという名が残るその養子は、もともとは平原に暮らす一族の出身だったと言われている。
ハーウェンの死後、養子がどうなったのか記録は無い。
少なくとも州都には留まらなかったと考えられている。
ただ、ヴィダンの一族の間で「風と大地の間に還った」と語り継がれる平原の英雄は、彼と同じ髪と目の色をしている。
───『医学の発展と伝播 ウエストマール地方に見る医療技術の発達史』
後世の歴史家 ナイジェルは、独立解放軍副将 マーティン を投票先に選びました。
後世の歴史家 ナイジェルは、元将軍 コリドラス を能力(襲う)の対象に選びました。
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