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― コントロール・ルーム ―
[それは端末を操作している最中に起きた]
へっ!?
[メレディスから上がった声>>9にひっくり返った声を上げる。
視線をやれば、少し目を離した間にカークの姿が掻き消えていた]
え、うそ。
こっちにはバイパス開いてないのに!?
[先ず驚くのはそこ。
何やら凄い物言いをしているメレディスに、混乱めいた表情を向ける]
― コントロール・ルーム ―
あっ。
[そうだった、と。
メレディスの問いかけ>>14にその部分を説明しそびれていたことを思い出す]
ええと、さっきの外部への通信にも絡む話なのですが…。
実は、特務部隊の隊長から、今回の事態収拾のために特務を請け負っていまして。
私と、サシャ君もだったのですが、特殊な波長での通信によりここからでも外部へ通信が可能となっています。
それで、その特務の一つが外へと繋がるバイパスを作り、内部に居る人を外へと解放する、と言うものなんです。
……ただ、そのバイパス作成が不安定で、出現位置をコントロール出来なくて。
今は無作為に外へと解放している状態です。
[最後辺りの説明では眉がへにょりと下がった]
でも、今回この辺りにバイパスは作成されていないはずなのに…。
ケルナーさんはどこに行ってしまったんでしょう…?
[問うような声には不安とカークを案じる色が乗った]
情報部広報課伍長 ミリアムは、ランダム を投票先に選びました。
情報部広報課伍長 ミリアムは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
― コントロール・ルーム ―
ええ、偉い事ですよね…。
ただ、あちらからの通信を拾ったから、と言う形なので、指名されたわけでは無いです。
[他部隊・他部署からも色んな意味で一目置かれる機関であるのはミリアムとて知っている。
故にメレディスの言葉>>17には同意を返して、労いには感謝と共に苦笑を向けた]
[こちらの説明が終われば今度はメレディスから大雑把ではあるが説明を受ける>>18]
えっ、ケルナーさんが?
……そっか、後で話すって、もしかしてそのこと…。
[少し前のやり取りを思い出して考え込む態。
不安を察したメレディスから更に言葉>>19を向けられると、その通りのように思うことが出来た]
…そう、ですね。
ケルナーさんなら、きっと大丈夫。
[口にすれば不安も徐々に薄れていく]
はい、こちらで出来ることをしましょう。
[そう返して頷く頃には、再び前を向けるようになっていた]
― コントロール・ルーム ―
[零れた感想>>22には、はは…、と再びの苦笑。
断れるはずが無かったと言うのもきっと察されることだろう]
『巻き戻し』……そんなことも出来るのですか。
了解です。
メインの確認はお任せしても構いませんか?
私が見るより少尉の方が把握出来るでしょうし。
私はこの子の確保を。
[メインコンピューターを見ている間に逃げられても敵わない。
分担することを提案し、真白猫の方へと意識を割いた]
……そう言えば。
[ここへ来る前に確保してあった紐で真白猫の気を引きながら、先程メレディスから聞いた話を反芻する]
…一応、連絡入れておくべきかなぁ…。
[少しだけ抵抗があったのは、人を売るような感覚に陥ったため。
それでも、万一を考えれば報告義務を怠るわけには行かなかった。
右手に端末、左手に紐、と言った状態でしばし作業に没頭する**]
[端末を通じてシグルドへ通信を飛ばす]
ファルケンマイヤー大尉、ジーベル伍長です。
例の、未知の『何か』についてですが…。
どうやらこちらの隔離空間から外へと出た可能性があります。
カーク・ケルナー元少尉が事情を知っているかと思いますので、捜索をお願いします。
[カークの名も出して願ったのは、その安否を早く知りたかった部分もあってのこと]
それから、今コントロール・ルームに到着しました。
ラヴィ達だらけで、メインコンピューターもエラーによりシステムダウンの可能性が高くなっている状況です。
復旧可能かはまだ不明ですが、可能な限り手を尽してみます。
[通信不能ならばこちらで繋ぎを取る心算だったが、先に報告しておいても良いだろうと、コントロール・ルームについても伝えておいた**]
はい、よろしくお願いします。
また動きがあれば報告します。
[返る声>>+22にそう返して、通信を切り目下確保すべきものへと意識を移す]
― コントロール・ルーム ―
[端末を操作する間はぶつぶつと呟く声が聞こえていたことだろう。
それが途切れれば、視線は端末から真白猫へと]
スノーウ、遊ぼう?
[暢気に毛繕いしている真白猫に対し、ひらひらと紐を舞わせる]
[真白猫の視線は紐に釘付け。
左右に揺らせば真白猫の顔も動く]
ほーらほら。
[何度か揺らせば伸びてくる真白の脚。
てしっ、てしっ、と紐に夢中になるのに和みつつ]
[真白猫は伸びる手に気付かぬまま、紐の先を追いかけて]
《もふもふ》
[ふわふわの毛並みを撫でてから真白猫を拾い上げて胸の辺りに抱えた]
思ったより大人しいー。
[そう言えばカークの頭に居る時から、この真白猫はあまり警戒等をしていなかったように思う。
紐から離されても腕の中で大人しくしている真白猫を、ミリアムは上機嫌で撫でた]
― コントロール・ルーム ―
[不意に真白猫が、にゃあん、と鳴く。
視線と耳を動かす様子に釣られて同じ方向を見遣ると、システムの復旧を試みるメレディス>>36が見えた]
邪魔ちゃダメだからね?
[集中している様子にそんなことを真白猫に言う。
真白猫は理解しているのかどうなのか、それでも腕の中から動くことなく、ふわり舞う光に視線を巡らせていた]
[メレディスの作業を見届ける最中、彼の周囲に茶色のもふもふ達がちょんちょんと集まり始めているのを見る]
あっ、ダメダメ。
[邪魔をされてはいけないと、茶兎の方へと歩み寄った]
[伸ばした手は茶兎を捕まえるには至らなかったが、メレディスの周囲から遠ざけるのには成功した模様]
油断ならないなぁ。
[逃げる茶兎を見遣りながら、メレディスの作業が終わるまではマスコット達が邪魔しないように追い払う作業に従事した]
― コントロール・ルーム ―
[追い払ったり注意を自分に向けたり。
結局、茶兎を捕まえることは出来なかったが、メレディスの邪魔になるのは防げたようだった。
そうこうしている間に、メレディスの方で変化>>43が起きる]
あっ、大丈夫ですか?
…どうです? メインの状態は。
[シートに凭れかかるのを見て、メレディスの隣まで歩み寄り、言葉通りの表情になっているのを覗き込んだ]
― コントロール・ルーム ―
[能力の使用は消耗を伴う。
その度合いは保持する能力にも寄るらしいが、メレディスのものは消耗も大きめらしい>>46]
そうなんですか…ご苦労様でした。
じゃあしばらくしたら動くんですね。
良かった。
正規メンテはどの道この騒動が解決してからになるでしょうし…。
ひとまず外部とのアクセスが出来るようになれば、何とか。
あっ、スノウ確保しておきましたっ。
[大役を果たしてくれたメレディスを労った後、自身も目的を果たしたことを嬉しげに報告する。
胸元に抱えられた真白猫は暴れることなく、大人しくその腕に収まっていた。
暢気に、くわ、と欠伸までしている]
― コントロール・ルーム ―
え、そんなに消耗してるんですか。
[動けない、と言われて>>52驚きを表情に乗せた]
とにかく休息するしかない…んですね。
[待つより他無いのだし、それでも良いのかな、とも思う]
暢気ですよねぇ…。
紐で釣れましたよ。
[捕獲方法も明かしたところで、気になる単語>>53を耳にした]
……このこ、オリジナルなんですか?
[後は、と言うからには腕の中の真白猫がオリジナルであることを意味するように思えて。
はたりと瞬きながら問いを向ける]
― コントロール・ルーム ―
[メレディスの能力がそこまで大事な消耗をする>>57など知る由もなく。
為された説明に、そうなんですか、と返すに留まる]
そうですね、今はゆっくり休んでください。
カルディナールロート少尉が居てくださって良かったです。
[自分だけでは復旧まで辿り着けなかっただろうから、と。
尽力してくれたことに感謝を示した]
[真白猫についてを聞くと、再びはたりと瞬いて]
ケルナーさんが?
どうして分かったのかしら…。
でもここで確保出来たのは僥倖だったかしら。
あの中から探せる気がしなかったですもの。
[ねぇ、と声をかけるは真白猫の方。
真白猫は我関せずの様相で、にゃーん、と鳴いて耳をぴるぴるさせていた]
[メレディスと会話を続ける中、コントロール・ルームの扉が叩かれる音>>56がする]
あら?
[聞き覚えのある声も届いたため、真白猫を抱えたまま扉へと近付き扉を開く操作をした]
アルムスター少尉。
[扉を開けばフレデリカともう一人、少女の姿をした子が居て。
ここに居ることを知った上での訪問に少し首を傾いだ]
良く分かりましたね、ここに居ると。
何かありましたか?
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