情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[吸血鬼の襲来も、きっかけとなった吸血鬼の処刑も、全ては夢か幻か。
この夜の惨劇を知る者は、僅かに生き残ったものたちのみ。
やがて昇り来る太陽の下、街は昨日と変わらぬ一日を始めることだろう。*]
/*
おはよう世界。
よさげな感じだったので、夜明けを迎えておきました。
なんちゃって夢オチですかね。
皆様はお好きなタイミングで夜が明けてもらえると良いかと思います。
個人的な続きはまた後で。
/*
ナネッテは生きていますし紅い霧の影響もなかったので、現状維持かと思いますよ。あなたが吸血鬼化したあの子もそのままかと。
霧の影響から脱しているダルメシアンなんかも無事です。
仕立屋さんは、怪しいかもですね。
/*
ぽちぽち書いていたら時間が来てしまった。
日食もそろそろ終わりでしょうかね。
また夜に参ります。**
[意識を手放してしまったらしき少女を片腕に抱いて、大広間の外に出る。>>115
空いている手で、我が仔を誘った。
広間の大階段を上り、テラスへ通じる扉をくぐる。
白みかけた夜の下、未だ鳥籠の中で嘆いている領主夫人と、夜の初めとはどこか様子の違っている領主に、優雅に一礼した。]
もうすぐ夜が明けます。
宴は終わり、私たちは街を去ります。
街は再び、貴方方の手に戻るでしょう。
[夜が明けたあと、何が起こるかを説明する。
失われた命は取り戻されること。
悲劇の記憶は取り除かれること。]
貴方方は、覚えておいてください。
教会に従い、私たちを害したときに何が起こったのか。
記憶と心に刻みつけてください。
考えてもみてください。
教会が、貴方方にしたことを。
[脅すようだった声は、いくらか柔らかくなる。]
私たちを討つよう唆しておきながら、
送ってきたのは聖女ひとりと狩人のみ。
彼らは、この街を犠牲の羊にするつもりだったのでしょう。
この街を吸血鬼の手で滅ぼさせ、
街と運命を共にした聖女を殉教者に仕立て、
報復を求める声を集めて大々的に討伐隊を組織し、
私たちを滅ぼすことで、さらに信仰と権勢を増す。
それがおそらく、今回の筋書きでしょう。
私たちは、貴方方とうまくやってきた。
そう思っているのです。
私たちは、少々血をいただきますが、
代わりに、この街を他の勢力から守っておりました。
そうでしょう?
これからも、その関係を続けていきたいと思っております。
[吸血鬼公の言葉に、夫人は複雑な表情で、領主は陶然とした顔で頷く。
一度死の淵に沈みかけ、吸血鬼の血を与えられて命を繋いだ領主は、人間でありながら吸血鬼に従う隷属者へと変じていた。]
[領主が隷属者であれば街との関係は維持されるだろう。
最初からこの道を選ばなかったのは、やはり領主には我が仔を捕らえ処刑しようとした報いを与えたかったからだった。
残念ではあるが、致し方ない。]
日が昇れば、この籠も消えます。
街は少々荒れていますが、問題ないでしょう。
もちろん、復興の資金援助はさせていただきます。
[告げる間にも、夜明けの気配が濃厚になっていく。]
それでは、私たちはこれにて失礼いたしましょう。
良い朝を。
[微笑んでコウモリの群れに姿を変え、我が仔と少女を連れて城の門へと向かった。]
― 夜明け ―
[城の中で楽しんでいた眷属らは、既に退去しているだろう。
夜明けの最初の光をファサードの深いひさしの下で待つ。
やがて街に最初の陽光が差し、コウモリらが霧と化す。
黒い霧は公の前に集まり、積み上がって馬車の形を為した。]
では、私たちも戻りましょう。
[馬と御者を備えた馬車は、重厚かつ豪奢なもの。
窓のない車体は黒塗りで、金や螺鈿の象眼が施されている。
中は外見よりもなお広く、ゆったりと寛げるスペースがあった。
少女を柔らかなソファーに横たえ、自らはゆっくりと寛いで、走る馬車の揺れに身を任せる。
馬車が向かったのは、ひとつの空き家だった。>>148]
― 空き家 ―
[窓も扉も閉ざされた空き家の戸を、御者が叩く。
返答があるまで、それは繰り返されるだろう。*]
/*
長い…(絶望
とりあえず、宴の後始末は終えたかなあと。
あと、ナネッテの顔を見ておきたい気もしました。
ゾフィヤはつつがなくおうちに連れて帰りますよ?
/*
血の親としての責任は取りませんとね。
真相云々は私の推測なので実際はどうかはわかりませんが、なんとなくそんな感じなのではないかなあと。
街が滅びて聖女が生き残った場合、復讐鬼になってくれれば殺されずに済むんじゃないですかねぇ。
>>-359
これでもお金持ちですので(ドヤァ
[扉が開けば、御者が馬車の扉を引き開けた。
暗がりの奥から、白い手袋を嵌めた手が伸ばされた。]
迎えに来ましたよ、ナネッテ。
[言いつけた事柄の成否を問うこともなく、誘う。
馬車の周囲は曙光を拒む影に包まれている。
望むならば、危険なく馬車へ乗り込むこともできるだろう。*]
/*
ちょっとお風呂をキメてきました。
お返事もりもり書かないと。
クルースニク懐かしいですね。
この村もちょっと村建ての気分が違えばクルースニク再び村でした。(村案2つありましたので)
/*
お茶でも飲んで、気持ちを切り替えてくることにしましょう。
あ、ゾフィヤは寝ている感じで運んでいますが、いつ目を覚ましてもらっても構わないですよ。
/*
やあ。戻りました。
甘いものは正義ですね。
とりあえずは他の村のことなど置いておいて、今の村を楽しむことにいたしましょう。
エピの時間も残り少ないですから。
[かつて神に仕える側だった二人を呑み込むと、馬車は音もなく走り出す。>>179
ふたりを迎え入れてもなお中は広く、立ち居する余裕もある。
従者と呼ばれた少女を一瞥したのち、ナネッテに微笑みを向けた。]
追っていった者は、どうなりました?
[問いかけておいて、さほど重視もしていないという口ぶりで別の話をする。]
貴方には、吸血鬼としての振る舞いを覚えてもらうことになるでしょう。
その後は、少し働いてもらいたいことがあるのです。
[常の微笑みが、僅かに質を変えた。
実に愉しそうで、酷薄な色が瞳の奥に滑り込む。]
貴方も、力を貸してくれるでしょう?
[元聖女の吸血鬼。
切り札のひとつは、既に手元にあった。*]
[
宴が終わった今は、些事であった。
彼女が求めるなら>>210、そしてさらに磨き輝かせる糧となるならば、罰を与えるのも良い。
けれども今はそう。教会だ。]
貴方を頼りにしていますよ。
貴方の知識と、美貌と、執着を。
[手を伸ばし、頬に触れる。
指先で唇を撫で、その間に滑り込ませる。
彼女の白い牙は、白磁の淑女が与えたもの。
彼女の裡に巡る血は、我が力に塗り替えられたもの。
美しく成った彼女は、教会へ打ち込む最も鋭い毒牙となってくれるだろう。
それはとても、楽しみな想像だった。*]
/*
どうも空飛ぶ吸血鬼が部屋に入り込んだらしくて、
さっきからなんだか痒くて気が散ります……
かゆ… うま…
/*
ナネッテへのお返事はこれで〆でよかろうかなと思いますが、どこか行きたいところがあれば寄りますよ。
馬車タクシー。
ゾフィヤもウェルシュも、誰か会いたい人がいるとかあればお気軽にどうぞ。
/*
双子ちゃんは私の館に報告に来てくださればいいのです。
双子ちゃんなでなでしたい。
でも鎌倉武士にそんなことしたら怒られる。(葛藤
/*
ミリアムはあまりお持ち帰りはしない主義なのかなと思えるほどに、次々手放されていましたからね。
貴方は人間が去るのに寛容でいらっしゃるから。
― 翌夜 ―
[来客のあるを聞き、謁見室へと案内させる。
大仰なことを望まず、応接室と呼ぶに相応しい小さな部屋で双子を迎えた。]
良く来てくれましたね。
タルボシュ城制圧の際の働きは、さすがでした。
報告を受けましょう。聞かせてください。
[端的に賞賛した後、続きを促す。*]
/*
監禁予告懐かしい。
あなたの羽を毟りたい、みたいな話でしたか。
ウェルシュがくっころプレイを始めたら、血のワインでも飲みながらにこにこ鑑賞したいですね。
/*
ミリアム貴方、あの若干主人公気質のあるレト君に可愛い子を任せたりしたら、持っていかれるのはわかっていたでしょうに。
さみしくなったらいつでも会いに来てください。
私はまだ、貴方に吸われる望みを捨てていないのですからね。
>>-460
レト君はあれでちゃんと依頼料二重取りもしていて、当人的には生きて帰れれば大満足だったかと思いますが、笑いたくなるのもわかります。
なんだかんだ頑張りが空回ってましたからね、彼。
そうですね。
吸血鬼は吸血鬼同士、仲良くいたしましょう。
お待ちしておりますよ。
[双子が語る宴の様相に耳を傾け、微笑んで頷く。>>244
当事者の眼差しから描かれる街や人間らの様子は趣深い。
目を閉ざして声だけを聞けば、代わる代わるに語られる情景は、より臨場感をもたらすスパイスとなる。
彼らの実力を思えば誇張ではなかろうと知れるし、立ち回りを語る段は耳に心地よかった。]
貴方がたにそうまで言わせるのならば、
その騎士は相当の素質を持っているのでしょうね。
もし貴方が望むのなら、
その騎士を狩る権利を渡しておきましょう。
[特定の人間を狩る権利を持つことはすなわち、
他の吸血鬼に手出しを許さないことにも繋がる。
いずれあるかも知れない再戦を、楽しみにしておこう。]
今回の褒賞は後ほどお送りします。
それとは別に、これを。
[手渡したのは、一組の小ぶりなナイフだった。
組み合わせることで、鋏のように使うこともできる。
施された装飾は、それが観賞用に作られたことを示すが、十分実用に耐える作りでもあった。]
城で見つけたものです。
貴方がたが持つのに相応しいものでしょう。
取っておいてください。
[城でこれを見つけた時、思い浮かんだのが彼らの顔だった。
ふたつでひとつの彼らがいつか分かれることがあればどうなるか。
そんな興味をも抱いていることは、無論、内心に深く納めている。*]
/*
う、ふ。あと10分を切りましたね。
みなさま本当にありがとうございました。
久しぶりの方が多くて、とても楽しく遊ばせていただきましたよ。
またこういう賑やかな村もしたいですね。
吸血鬼村もまた建てたいものです。
次の我々の村建て予定は、夏の怪談短歌村ですかね。
気が向きましたら覗いたりロムったりしてくださいな。
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新