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ラストイベントの準備をちまちまとしている村建てですが、例の紫の結晶をみんな何個見つけてるのかな。
一応期待値で計算してるけれど、あまりに少ないようならちょっと考える。
カナンとか、振ってもいないしな!
メモに個数など書いてもらえると助かります。
まとめてくれる神がいたら拝み倒すわ。
― 混沌の神殿 ―
[世界のあちらこちらに現れた混沌の怪物は、倒されれば砕け散り、消滅する。
怪物を形作っていた混沌の欠片は、霧になってどこかへ去っていった。
彼らが戻るのは、大いなる混沌の王の元。
いくつもの世界を渡り歩き、呑み込んできた"侵略者"の一部へと戻るのだ。
空も大地も禍々しい色に染まった世界の一角に、巨大な建造物がある。
冒涜的な造形と吐き気を催すような色彩を纏うそれは、それでも神殿というべき佇まいをしていた。]
[近づけば、気づくだろう。
ここから世界へと侵食の根が伸び、怪物たちを発生させていること、
そして、この神殿の奥にこそ、"侵略者"の本体が潜んでいるということに。
上空より見る者の前で、神殿の天井が崩れ落ちる。
世界の力を十分に奪った"侵略者"が、その姿を表そうとしていた。]
[神殿の中から芽生えるように、それは枝を伸ばし、幹を太らせ、天高く聳え立つ。
遠目に見れば、それは木だ。
ねじくれた枝が四方へ伸び、ほつれ髪のように絡み合う、枯れ果てた大木の遺骸だ。
だが近づいてみれば違うことが分かる。
枝は風に依らずに自ら蠢き、近づくものを捕えようとする。
根もまた地面を割って飛び出し、絡みつこうとした。
枝には無数の"目"が咲き、周囲を見回している。
その枝のところどころに実る赤紫の巨大な果実こそが、"侵略者"がこの世界より吸い上げた力であり、巨体を支える要でもある。]
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というわけでラストイベント開始です。
HPは当初予定より減らそうかとも思ったけれど、まあいいや☆しました。
みんな頑張ってね。
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忘れないうちに延長しておきますね。
気が付けばもうこんな時間!なのでそろそろ休むのです。
みなさんもご無理なさらず。
強きもの、自らの道選びし者たちの手によって侵略者の根源は削られていく。
最後の果実が破壊されたその時、長い断末魔が世界に響き渡った。
耳には聞こえない無念の声、
呪詛や恨み、妬み。そういったものが世界に反響する。
巨木は動きを止め、枝や根の先から萎びて縮んでいった。
枯れた先からほろほろと崩れ、煌めく結晶に姿を変えていく。
それは紫ではなく、明るい橙色をしていた。
強き心を持ち、世界を改変しうる可能性持つものたち、
彼らの意志が侵略者を上回った分、世界の種が生み出される。
最後の最後で、侵略者は侵略者たるを止めたのだ。
それは例えば、親しき者の幻影を打ち払った心の繋がりであったり、
為すべきことを為すという意志の表出であったりする、
人間の、心の強さに触れたからかもしれない。
あるいは、とある世界の女神の祈りが、なにがしかをもたらした結末でもあるだろう。
すべてのものが幸せであるように、との願いに、世界が応えた結果かもしれない。
耐えきれぬ力を受けた妖樹は自らの身体を変質させ、
あらゆる可能性の種として、己が身を蒔いた。
新たなる種がいかように芽吹くか。
それは、世界を管理する者に委ねられるだろう。
大樹が消えうせた後には、名残のように時空の歪みが現れる。
それは、願えばどこへでも送り届ける次元の扉。
祭りの時は終わりを迎えようとしている。
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