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国境の砦を守る独立解放軍は知略を尽くしてよく戦ったが、
辺境伯の子が率いる軍の気迫と意思がそれを上回った。
北の砦が突破されつつあるころ、
南の端を巡る攻防は、ますます激化の一途をたどっていた。
圧力を増す独立解放軍の攻撃を、正規軍が一歩も引かぬ覚悟で支える。
混沌とした戦場の勝者は、まだ見えない。
─── Nigel Buhler 『ラモーラルの戦い』 第3章
ツェーザル・ガーウィン。
勇猛な将として知られたターリス・ガーウィンの子として生まれ
齢12にして家督を継ぐ。
親に似て実直にして直情的。優れた武勇を誇った。
その生涯に置いて常に信義に篤く主君への忠義を貫いた。
サクソー川の戦いにおいて死去。
数千の敵兵を前にして、仁王立ちのまま息絶えたという逸話は、
今も広く人々の間で語り継がれている。
───『烈士伝 戦いに生きた男たちの物語』
傭兵の出自を辿ることは難しい。
特に目立つ女傭兵で会っても、それは同じことだ。
ガートルード、という名だけが伝わる彼女が、
どうして傭兵という道を選んだのかは定かではない。
剣技も体術も卓越した彼女が、どこでそれを身に付けたのか
辿れるだけの記録には一切残っていない。
ただ、彼女を知る者たちが口を揃えていう事には、
それはもうたいそうお菓子好きだった、ということである。
───『女傑伝 知られざるその素顔』
後世の歴史家 ナイジェルは、傭兵 クロイツ を能力(襲う)の対象に選びました。
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