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歌い手 ジークムントは作家 ローレルに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
歌い手 ジークムント は 船の臨時アルバイト シュテラ に投票した(ランダム投票)
[不意に、暖かな気配に包まれ、浮遊感を覚えた。
様々な憶測も、過去の記憶も、
船上での想いも、桜色の霞の記憶も
その全てが綯い交ぜに脳裏にて掻き乱されて――
気づけば、船倉へと。
凍てつく空気の中で木箱に背を委ね、凭れ掛かるようにして意識を失う男の膝に
イェンスの姿があったかもしれない**]
[桜色の霞が吹雪のように巡り、やがて抜けていき
ほんのりと薔薇の香を孕んだ魔法の大気もまた、去っていく。
いかないで、 最後に脳裏へぼんやり浮かんだ未練染みた言葉は
どちらの記憶に対しての想いの残滓だったのだろう。
――…寒い。
腕の中の温もりをもっと傍へと感じたくて
こちらからも背へと腕を回して、温もりを強く、強く抱き締め
頬へすり、と頬擦りを落とす。
寒さを凌ぐ為の本能か、首や頬、指先までもが
薄らと白い被毛に覆われて、獣人化の兆候が始まっていた]
ローゼン、さん……
[何時だって、己の腕を摺り抜けて去っていったあのひとが
今度こそ本当に何処か遠くへ行ってしまうような、
……錯覚だったのかもしれない。
或いは、自分の心が彼から離れた所為で感じた寂しさであったのか。
解らずも未だ眠りの淵を漂うまま、彼の人の名をぽつり、*囁いた*]
/*
桃ログなんとなく〆ておいてよかった。
落ちる気がひしひしとしてた。
RP村で墓下来るのどれだけぶりだろう…( ⁰▱⁰ )
ナニスレバイインダー
しかしローレルにざっくり切られるとは予想外だったwww
イェンスもローレルも、絆ほんとにありがとう。
あんま上手く使いこなせてなくてすまぬ。
あとノトカーは名前間違い気にせずにー!
割と間違えられやすい系なのかな(シュテラのはわざとだと思ってたCO)
[腕の中の温もりが、緩やかに消えていく。
優しい薔薇の薫りも、幸福だった桜色の魔法も
その全てが消え去った頃、男は漸く覚醒した。
ぼんやりとした眼差しで界隈を見遣る。
首筋と、くちびるに誰かのぬくもりの残滓を感じて
寒さを凌駕する寂しさに見舞われた一瞬、]
[……思い出すのは、頬を赤らめ激怒したり、
呆れ顔で己を見遣る、――灰色の耳のうさぎの、顔だった]
――…っ、……イェンス…、イェンス!!
[自分が、船倉送りになった事。
傍にイェンスが居ない事。
把握出来た事柄は未だ、それだけだったけれど。
イェンスは狼獣人に喰われてしまったのではないかと
よろめきながら立ち上がり、その姿を探した]
[もう、彼女の言葉もぼんやりとしか届かなかった>>~0
昨日、彼女に全てを託そうと
投票権を委託した事を、後悔はしておらず。
どういう経緯で"召喚ばれた"のか、等如何でも良くて
単純に、択ばれて嬉しかったのだと。
微かに聞き取れた謝罪の言葉へと
もっとちゃんと伝えれば良かった、そんな気持ちだけが過ぎった]
謝る必要はないよ、ありがとう…、ローレル。
[奥手から物音と、イェンスの声が聞こえた。
よろめいていた足取りは一歩、また一歩と力強いものとなり
彼の気配を察する方角へ、真っ直ぐに向かい――
彼の身を片腕へと抱き、どん、と壁面へ縫い止める]
――…、イェンス、怪我は…?
[そのまま彼の耳を片手で触れつつ、反対側の耳を毛繕いするよう
ちろちろと舐めていく。
"狼獣人は、兎の耳を齧る"
――…心配だった彼の耳から血香がせぬと気づけば
ほっと肩を撫で下ろし]
良かった、……無事だったか…
[両腕の中へ彼の躯を閉じ込めるよう、壁面へ肘ごと委ね
鼻先を鳴らしながらの毛繕い行為。
腕の中の彼が、擽ったいと笑い出して漸く、我に戻る始末で]
……だって、よく見えないし。
絶対痩せ我慢するだろ、齧られてたら。
[かと言って、舐めて傷が治る訳でも無いのだけれど。
ぱたり、そう言えば下方から布の落ちる音がした、気がして
手探りで毛布を手に取り]
……寒いね。……お陰で毛深くなっちゃったし。
風邪引かないようにほら、取り合えずくるまってて。
[ふぁさり、彼の頭部から全身を包み込むよう毛布を掛けてしまおうか。睨む眼差しには気づけていない残念な男。
よく見えない、とずい、と目線を近づける。
視認するよりも早く、彼の頬…どころか顔が温かくて自身の頬でまた、摺り寄せてしまったり]
ね、なんかさ…、とてもいい夢を見てた気がするんだけど
――…あれって、夢だったのかな。
/*
みんな今日夜更かしさんだなーと思ったら
シャバは明日さいじつ、という奴だったのか、そうか。
>>39こういうのいいね。
ガチ脳とRP脳の融合。
[彼の言う通りだった。
舐めて治る訳でもないし、尋ねて確認するなり、触れるなり
もっとスマートなやり方くらい、心得ていたはずなのに]
……そう、したかったんだ。
"耳を齧られた兎は快楽を覚える" 何処かでそう、聞いて……、
だから……、
[昏い欲求が、脳裏を巡る。
否、彼は無事だったのだし、そんな欲望は抱いて良いものではない。
自分で自分に言い聞かせ]
俺が寒さを感じるくらいなんだから、
君だって寒いだろう?
[そう言って毛布を被った頭部をぽふりと撫でた]
[毛布よりももっと、ずっと温かな温もりが傍に在る。
自分が気を失っていた時、温めていてくれたのは
ローゼンの薔薇の香の魔法ではなく、彼の腕だろう。
理解しながら、顔を持ち上げ… 褐色の眸を真っ直ぐに見つめた]
君に、……好きでいてくれ、って懇願される、夢。
君とたくさん、キスする夢。
――…おかしいよね、
…俺はさ、ローゼンさんの事があんなに好きだったのに。
今は、君のことばかり考えてる。
[自嘲気味に力なく、けれど幸福そうに、笑った]
[言い濁すよう後付けされた、打消しの言葉に小さく笑う。
戯れの中に彼の本音があるのなら、それはとても幸福な事だと、
……自分にはもったいない事だと馳せながら瞼を瞑り、左右へと首を振る]
君が本当に齧られていたら、そうしてたかもね。
誰かにつけられた傷ごと、俺が喰らうんだ。
……あ、俺は普通の兎だよ?
[誤解されては困るとばかり付け足し、朗らかに笑った。
何やらおこぷんな彼が可愛くて「ではお先に頂きます」とか
仰々しい言葉で毛布を受け取り、肩へと羽織った。
彼の温もりの移った毛布がとても、暖かい]
[夢じゃない、その言葉に双眸を瞠らせる。
そうだ、己は確かにあの、桜色の世界で、彼を――…
それらが薬の効果の所為、だった事も]
あの時は、わからないけど…、
今はもう、薬の効果は切れてるよ。
だってもう、桜色の世界はないだろ?
[彼の掌が、己の視界を遮る。
少しばかり震えているように聞こえる彼の言葉が、
直ぐ傍に感じる、熱い雫の気配が。
その囁きが――… 胸の奥を、熱くさせた]
なんでそんなに、……、
泣き虫なんだよ。
普段はあんなにしっかりしてるのに、
生真面目な癖に…
[己の為に、涙を見せる。
己を欲して、"卑怯な手"を使う。
まるで彼らしくない行動の発端が自分にあること、
……それが何とも言えずに嬉しくて]
――俺も、…すきだよ。イェンスのこと。
だからそんなに、泣かないで。
[ね?と、彼の瞼をキスを落とし
あの時と同じように睫毛を舐めた]
[微かに薔薇の香が伝う。
また誰かが、此処へと"強制送還"されてくるのだろうか]
毛布と、灯りと、食い物と……
木箱の中を一緒に、探そうか。
そういえば此処は君の古巣なんじゃないの?
[確か、船倉の木箱で眠っていたとか何とか言っていたような…
そろそろゲームが終わればいいんだけどね、
そう呟いて彼の肩を抱き、とん、と背を叩く。
幸福な感傷にずっと浸っていたかったのに
状況がそれを赦してくれない事に、溜息を零しながら**]
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