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魔力付与者 タチアナは、白虚星 イェンス を投票先に選びました。
[>>1:96フレデリカを食い破って現れた赤い桔梗は、花を、枝葉を、触手のように蠢かせて周囲の人間たちに襲いかかる]
フレデリカさん……フレデリカさん!
[>>1:95生命反応が低下、と言われるまでもなく、見るからに苦しげな彼女へただ呼びかける。
彼女の唇が動くのは見えたけれど、声は聞こえない]
ゲオルグさん、お願い……フレデリカさんを助けて下さいませ!
……っ!
[断ち切られた枝が飛んできて、目の前に落ちた。
それは人の血に濡れていた]
あ……あ。
[苦しむフレデリカに近づくことすらできず。
やがて彼女の死を告げるヴェルナーの声を聞く>>1:99
いつも通りの淡々とした声に、無表情。
けれどその体から放たれる攻撃は、まるで怒りのように見えた]
ヴェルナーさん……。
[少女はそれを、震えながら見ていることしかできない]
あ……あ。
[苦しむフレデリカに近づくことすらできず。
やがて彼女の死を告げるヴェルナーの声を聞く>>1:99
いつも通りの淡々とした声に、無表情。
けれどその体から放たれる攻撃は、まるで怒りのように見えた]
ヴェルさん……。
[少女はそれをただ、震えながら見ている]
[戦える仲間たちがそれぞれの武器を振るい、妖花に立ち向かってゆく]
……イェンスさん!カークさん!
[それが芝居であると気付くこともなく、自分を庇って花の傍に残ったイェンスの身を気遣う>>1:100]
[――狂った花との戦いに終止符を打ったのは、フィオンの大剣だった>>1:111]
あ……終わったの、でしょうか?
皆さん、お怪我は……。
[一同の無事を確かめる。
中のひとりに、明かな異変が起きていた>>1:99]
[>>1:102動きを止めたヴェルナーに、イェンスが手を伸ばす。
揺さぶっても反応は無く、ヴェルナーはぐらりと地へ倒れ伏した]
そんな……そんな、ヴェルさんまで……?
あの花はいったい……。
この辺りに、花なんて咲いていませんでしたわ。
急にフレデリカさんのところに現れたなんて、いったいどうして……。
[その疑問に答えたのはドロシーの声>>6]
術……?
でもいったい、誰が……?
[魔王の手下、と名乗った者たちを思い出す。
彼らはフレデリカに触れてはいなかったように思う。
誰が、と思案を続ける前に、ヴェルナーが動いた>>8]
ヴェルさん!?
[ヴェルナーがイェンスの体を掴み上げる。
まるで敵に対するかのように>>8。
ヴェルナーの唇は動かぬまま、雑音混じりの声が聞こえる>>10]
いけません、イェンスさんが死んでしまいますわ!
やめて下さ……
[>>16苦しげなイェンスの姿に、こちらが悲鳴を上げかけたけれど]
偽物……?
[>>12ヴェルナーの発した言葉の意味を掴めずにいたが、
>>18イェンスの顔に笑みが浮かぶのを目にすれば、ようやくそれは形になる]
……まさか。
[迷宮から現れる魔物の群れ。躊躇無くそれを薙ぎ払うヴェルナーと、
平然と見ているイェンス]
まさか、イェンスさんも、パシリに……?
[>>19ヴェルナーの腕から逃れたイェンスを見つめる。
己の名を呼ばれれば、身を強張らせた]
そんな、そんな……さっきは、いいえ、旅の間何度も、危ないところを庇って下さったのに……
[違う。「化けていた」のだ、イェンスの姿に。
それがいつからなのか。
ヴェルナーの水晶玉が告げた内容>>9>>10を正しく理解することは、まだできていなかった。
自分が単純だと蔑まれるのは気にもならない。
けれど、他の皆を――何よりもイェンスを貶めるような下卑た笑いが、耳障りだった>>21]
……ええ、気付きませんでしたわ。
私は単純ですもの。
同じように振る舞って、同じように皆を護って……
まさか人殺しの化け物だなんて思いませんでしたわ!
[>>52意地の悪い問いに、開き直ったように叫ぶ]
イェンスさんを……本当のイェンスさんをどこにやったのですか!?
返して、返して下さい!
[その叫びへの答えは、最悪のもの>>23]
食べ……
[自分で問うておきながら、聞きたくないとでもいうように首を振る]
そんな……そんな。
[少女は呆然と立ち尽くす。
ヴェルナーはイェンスと対峙したまま、「俺に構うな」と短く告げた>>14]
…………!
[迷宮へ向かうフィオンに気付き、後を追う>>34。
それは今の少女にとって、前進ではなく逃避]
―迷宮―
フィオンさん……カークさん?
[仲間に呼びかけながら、闇の中をそろそろと進む]
きゃ!
[何かに躓いて転びそうになるのを、どうにかこらえた。
闇に目が慣れてくれば、木の根のようなものが地面に張り巡らされているのが見える。
駆けてきた小さな鼠が絡め取られる様を目にすれば、その「根」が単なる植物ではないとわかる>>0]
……これは。植物を操る「術」……?
[さらに目をこらせば、この先の地面、根の下に見え隠れするのは沼のようだった。
続いて駆けてきたもう一匹の鼠は、沼に触れて息絶えた]
ゾフィさん。
私は大丈夫ですわ。……ゾフィさんは?
[>>71間近で聞こえた静かな声に、ほっとして頷く]
……毒沼、ですわね……。
このままでは進めませんわ。
[前方の足元、沼を指さし呟いて]
そうですわ!
履物に強化の術をかければ……!
[自分の靴に木の杖の先を向けて、怪しげな呪文を唱えた]
これで大丈夫……のはず……。
[そーーーっと沼の上に足を踏み出しかけたところで]
あ。
[追いついてきたゲオルグが、辺りを浄化したようだ>>83]
……進めそう、ですわね。
[少し拍子抜けしながらも、傍らのゾフィヤに微笑みかける。
彼女と親しく話す機会は少なかった。
自分はセルウィンに夢中で、隙あらば彼につきまとっていたし、彼女はそこに割り込んで話しかけてくるようなタイプではなかったし。
人形を操る彼女の能力は素晴らしいものだと思っていたし、もっと仲良くなれればいいと思ってはいたのだけれど]
フィオンさん、どうなさいましたの?
[>>108地面に手をつくフィオンに気付き、首をかしげる。
自分のせいでいわばずっこけているのだという現実には思い至らない。
立ち上がる彼を見守って]
あ、そうですわ。
ありがとうございます、ゲオルグさん。
さすが頼りになりますわね。
[やるときはやる聖職者に、お辞儀をした]
フィオンさん、どうなさいましたの?
[>>108地面に手をつくフィオンに気付き、首をかしげる。
自分のせいでいわばずっこけているのだという現実には思い至らない。
立ち上がる彼を見守って]
あ、そうですわ。
ありがとうございます、ゲオルグさん。
さすが頼りになりますわね。
[やるときはやる聖職者に、お辞儀をした]
……?ゾフィさんも、お人形さんたちも、ありがとうございます。
[>>121なぜか自分を支えようとしていたらしい人形たちに気付けば、そちらにもお辞儀]
靴には術をかけていましたから、ご心配なく。
[それが心配なんだとはやっぱり気付かない]
……それでは、参りましょうか。
[壁際には木の根が這っている。
足元に注意するよう呼びかけるフィオンの声が、途中で切れた>>112。
何となしに、自分もカークの方へ視線を向ける>>110**]
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