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菫青石の神魔 カサンドラ は、桜石の魔人 イングリッド を支配した。
菫青石の神魔 カサンドラは、黒尖晶石の傭兵 ヴェルナー を投票先に選びました。
― 湖畔 ―
ふぅん……?
まぁ、大体の縁は繋がった、かねぇ。
[領域の各所から伝わる気配に、神魔はく、と低く笑む]
それじゃあ……本番の始まり、だねぇ。
[楽し気な呟きと共に、くるり、と手を回す。
ふわりと集うのは、菫青石の煌き宿した風。
それに、言霊を込めてふわり、と放った]
……願い求め、訪れし者よ。
……想い遂げるを願うならば、力を示せ。
……他より抜きん出し力を示しし対なる花に。
……願い叶える言祝ぎを授けん。
[言霊込めた風はふわりと飛び立ち、願い求める者たちの所へ散ってゆく。
その煌きを見送った神魔が浮かべるのは、楽し気な――でも、どこか、妖しげな笑みだった。**]
― いつかの出来事 ―
[名を問う声に返る言葉はなく、ふるふると首が横に振られる。>>49
その様子に、神魔はんん? と軽く首を傾いで、それから。
首から下がる石の様子にほんの少しだけ、眉をひそめた]
……そぉかぁ……じゃあ、主に名を上げよう。
主は今から、『ミーネ』。
わちきの……『菫青石の神魔』のかわいい子のひとり、さね。
[表情の変化は一瞬、神魔はすぐに笑みを織りなし、名を紡いで]
さぁてぇ、名も決まった所で、お召しかえだ。
どんな色が似合うかねぇ……ふふ、楽しみ楽しみ。
[一点お気楽極まりないノリに転じて、屋敷の奥の衣裳部屋へと向かう。
それからしばらく、新たな眷属が着せ替え人形よろしくいじられたりしたのは、言わずもがなか。**]
― 湖畔 ―
おんや、賑やかになってきてるねぇ。
[風が運ぶざわめきに、ゆるり、視線をそちらに流す。
目に入ったのは、妙に賑やかしいお食事風景]
おやおやまぁま、楽しそうにして。
[その中に己が眷属を見つけた神魔は、楽し気に笑いながらくるり、と手を振る。
菫青石の煌き宿した風が生じ、ゆるり、ふわりと食事中の一団の所に吹き抜けた。*]
み、ぃ、ね?
そんな楽しそうな事するんだったら、わちきにも教えなさいな。
[風と共にふわりと届くのは、からかうような、声]
ぅ、ぁぃ。
[やっちゃった、という意識全開でモゴモゴと呟く。
張り切ってた分、自己嫌悪]
ごめんなさぁい。
[返る声、その響きと内容に神魔は楽し気な笑みをこぼす]
ふふ、謝る事はないんだよぉ?
主は外からの客人と会うのは、初めてだしねぇ。
距離がつかめなくても、仕方ないさね。
でも、懐きすぎちゃあいけないよ?
主はウチの子、客人は外のひと、なんだからねぇ。
[心傾けすぎれば存在に軋みが生じるもの。
触れるを妨げる気はないが、それが行き過ぎぬように、と気を……使っているのだが、わかりにくいのはいつもの事、だったりする]
はぁい。
ミーネはかぁさまの子。
お客人は、外の人。
[復唱して心に刻む。
どこまで正しく理解できているかは分からねど、この楽しい時間にお別れすることも決意する]
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