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― ルビークレーター ―
……なら、よかった。
[とっさの呼びかけに返る声>>226に、ほっと一つ息を吐く。
自分も無茶する自覚があるから、あまりごちゃごちゃ言う気はないが。
やっぱり、心臓にはよろしくないのだ]
……ん、お疲れ様。
[天使の羽が舞い散り、ダメージを癒してくれる。>>229
その後に舞い散る光粒と声に、自分も皆に向けて短い声を投げて]
ん、ただいま。
[聞きなれた出迎えの言葉>>242に、こちらもいつもと変わらぬ調子で返して。
傍らに舞い降りてきた相棒にもふっともたれかかりつつ、休息をとる。
次がラスト、という事は何かある、間違いなくある。
だから、今はしっかり休息を取るつもりだった。*]
[休息タイムが終われば、いつもの如く軽いノリの声が届く。>>#5
うさっこ、手厳しいな、なんて思うと同時]
……ぅぇ、選りによってあそこか。
[ステージ自体は嫌いじゃない。
ないけれど、ここは自分的には因縁の場所だ。
6年前の事件の際、最後にいた場所――それは転じて自分が、
……別に、他意はないんだろーけどなー。
[なんて思いながら、移動した、その先には]
― スカイテンプル ―
って、ちょっ……なんだよ、これ!?
[移動した先で待っていたものに、思わずこんな言葉が口を突く。
陽気な司会が絶句していることから、これが想定外事態なのは容易に読めた]
……どーすんの、これ……。
[この状況はヤバい、いろいろヤバい。
会場に異変がバレたら……と思った所に入る、兎の突っ込み。>>#6
そして、それに対する司会の返し>>#7で、一先ず場は持って。
直後に飛び込んできた通信>>224に、ひとつ、ため息をついた]
普通じゃないとは思ってたけど……了解。
とりあえず、俺たちは全力で、こいつらを叩けば良いわけね。
[この状況では、それ以外にやれる事はないのはわかっている。
だから、返す声に迷いはない]
その辺りは俺、門外漢だからねえさんに任せる。
協力は、まあ……うん。
わかってる。
[どーせ拒否権ないもんね、とは言わなかったが多分伝わる。
だから、それ以上は言わずに]
「……えーと。
みんな多分、予想はできてると思うけど、こいつら、本来用意されてた敵キャラじゃない」
[通信の後、全員に向けてチャットを送る]
「ただ、こいつらを叩かない事には、異常の原因そのものを取り除く事が出来ないんだって、今、外から連絡があった」
「プログラム的な対処は、統合宇宙軍のトップクラスSEが請け負ってくれるから、問題はない」
「だから……」
「こいつらを潰して、この場所の本来の在り方を取り戻すために」
「みんなの力、貸してほしい」
「勿論、俺も、全力で行く」
[宣の後、場にいる皆を見回し、一礼する。
改めて言わずとも伝わるであろうことは、宣言する姿>>247 >>256を見れば、一目瞭然だけれど。
これだけは、言わずにはおれなかった。*]
……ったく。
復帰戦でこれってのは、ホント、シャレになんないよなあ。
[思いを伝えるだけ伝えた後、吹っ切ったように闇色を見据える]
でも。
……せっかく帰ってきたんだから、全力出していかねぇと、な。
……俺は、もう、二度と。
ここから、逃げねぇっ!
[宣の後、走り出す。
銀色と緋色が絡み合って翻った。
駆ける先に立つのは、青白い巨躯にねじれた角と皮膜翼を持つ魔神]
[強襲からの一撃は魔神を捉え、深手を与えるものの削り切るには至らない]
体力どんだけあんだよっ……!
[なんて、ぼやくのは刹那。
直後、上空に舞った相棒がきゅーい! と甲高く鳴いた]
[相棒の鳴き声に合わせて後ろに引く。
それに合わせて、真空波が魔神へと炸裂した。
さすがにこの合わせ技は効いたようで、魔神は闇色の粒子になって消えていく]
……見た目によって、魔属性持ちが多い……か?
それなら……。
[相性は悪くないはず、と思いつつ。
視線を次の標的へと視線を向けつつ、拳を握る]
[緋焔が示すのは、天属性の付与。
先にもらった天使の光属性>>300との相性も悪くない]
……っらよ!
[低い姿勢のダッシュで距離を詰めたのは、ハルバードを持った首なしの巨大骸骨。
それに向け、爪を引っ込めた拳を連続で叩き込む。
骸骨タイプは打撃で砕け、のお約束は有効だったらしく、一撃目で態勢が揺らぎ、二撃、三撃と続けて打ち込んだ結果、五撃目で肋骨が砕け、崩れ落ちた]
……そういうお約束は、踏襲してる、と……!
[気弾の飛んできた先を見やれば、闇色の炎の塊のような魔神がふよふよと浮いている]
実態ない系……か。
[最初は物凄く苦手だった。
苦手だったから、特効ある属性はなんだと突き詰め、手を出したのが天属性だった。
上げるのが面倒でスキル取得の条件も高くて色々と苦労した結果、マスタークラスまで叩き上げるに至ったわけだが]
ま、お約束踏襲してるなら……!
/*
まあ、繋がるからいいんだけどねー……!
供養のために、独り言に埋めておこう。
――――
中々しぶとい……っと!
[巨大骸骨を倒した所でひとつ、息を吐く。
さて次は、と思った所に、闇色の気弾が飛んできた]
っとと!?
[慌てて回避するものの、僅かに掠めたそれは体力を抜き取っていく]
――
これが>>316の前に入るはずだったのでした。
[実態ない系は、大体回避力も高い。
しかし、捉える事ができれば、落としやすい。
属性が乗っている現状なら、なおの事]
……っせい!
[気合いと共に繰り出した爪の一撃が、炎の塊の如き魔神の中心を貫く。
接近して触れた瞬間、体力を抜かれる心地がしたのは、さすがに効いたが]
……ったく。
接触ドレイン系は、格闘系と相性悪いんだよ……っ!
[消滅を確かめた所で、思わず落としたのは、愚痴ひとつ。*]
[愚痴っていても始まらない、と気を取り直す。
敵クリーチャーはだいぶ数を減らしているが、まだその勢いは衰えていない]
……しかし、あいつ。
動かねぇな。
[ちら、と視線を向けるのは、闇色の五つ首竜。
ボスの中には定点を守備して動かないものもいる。
そしてそういうのは大抵、後ろに何かを守っているもので]
……あいつの後ろに、『巣』があるって事か。
[叔母の言葉を思い出しつつ、小さく呟く。
確かに、全部潰さないとどうしようもないよな、なんて考えたのは短い時間]
とりあえず、こいつらなんとかしないと、な!
[言いつつ、横っ飛びに回避行動。
直後、それまでいた場所に槍の穂先が走る。
いつの間にか後ろに忍び寄っていたもの――鱗に覆われた蛇頭の魔神が苛立たし気に舌をちろちろとさせた]
どんだけ、隠形スキル高いんだよ!
[なんて突っ込みを飛ばしつつ、突いた片足を軸にターンを決めて]
[低い姿勢から距離を詰め、爪を繰り出すのはいつものパターン。
だが、今回は違う技へと繋げていく。
距離を詰めた所で仕掛けるのは体当たりからの態勢崩し。
後ろに向かって倒れ込んだ所に上から相棒が急降下し、鋭い爪と嘴が魔神を強襲した]
よっしゃ!
[連携が決まり、魔神が消滅するのを見てあげた歓声。
合わせるように、相棒がきゅー、と高く鳴いた。*]
[周囲を見回せば、魔神は大体撃破できたようだった。
それを確かめた後、改めて五つ首の闇竜を見る。
低く唸る声には、微かな憤りの響きが感じられた]
……さて、残るはあれだけ、と。
[さて、どうするか。
結構な大物だし、普通に殴ってもダメージを通すのは難しいかも知れない。
やろうと思えば大ダメージを叩き出す術はあるが]
……ねえさんの口ぶりだと、そっちは取っといた方がよさそうなんだよなあ。
[演出がどうの、という事は、多分、大技を要求されている。
なら、『神拳』の名の由来は、そっちに取っといた方がいいわけで。
そうなると必然、自分はほとんど動けないから]
「先にちょっと、こっちでごめん」
[思案の果て、飛ばすのは全体チャット]
「あのボス倒した後、ちょっと外と連携しなきゃならない事があるから、俺、あんまり動けないんだ」
「相棒で首一個引き寄せるくらいはできるかもだけど、ちょっと派手には動けない」
「……だから、ネームレスの撃破、頼む」
[本当は自分でぶん殴りたい所だけれど、というのは、多分言わずとも伝わるだろうが。*]
「だね……色々とやってくれた分のあれこれはお返ししないとだし」
[サムズアップアイコンの添えられた天使の返信。>>350
派手にぶっとばしてやる、というのはこちらも望むところ、故に返すのは同意]
「うん。
必ず、護って見せるから」
[何とかする代わりに、との言葉に続いて綴られた文字。>>352
それには迷いなくこう返して]
[ふわり舞い落ちる羽根が、魔神戦の疲労を癒してくれる。>>349
そういや動けなくなるとっときの支援魔法、ってなんだろな、なんて思いつつ、自分もステ欄を開いて、幾つかのスキルにかけておいたロックを解除した]
……しょーじき、これ、使いたくない部類なんだけどなあ。
[なんて呟いた直後、6翼に姿を変じた天使から、輝く羽根が舞い散った。>>355]
って、ホントに大盤振る舞いだね!?
[羽根のもたらすバフ効果に、思わず声が上がる。
とはいえ相手は未知数存在、これだって足りないかも知れない]
ま、手ぇ抜ける局面じゃないし、なぁ……。
[ここで手を抜けば、向こうの思惑を潰せない。
実際問題として、ここにあちらが狙うものがいるのかは読めていない、けれど。
そこはある意味、二の次になっていた]
……てわけで、俺もちょっと集中入るからね!
[宣言の後、スキルの一つを発動させる。
発動してから数ターンのチャージが必要となるのは、アース・ドラゴン戦で使った技と同様。
そしてその間は動けなくなるのもまた同じで]
……鬼神、解放。
[その場に片膝を突き、片手は床に当てる。
緋色の光が舞い散り、足元に魔法陣のようなものが浮かんだ。**]
[了解、という短い応え。>>361
短い、けれどそこにこもるものの多さは感じられ、張りつめていたものが僅か、緩む]
「ん、ありがと。
俺にできないやり方で、思いっきりやっちゃって」
[殴る以外の事を全力で、という言葉>>365は頼もしくて、軽口めいた言葉を返していた]
[憧れ、という言葉>>364に、何とも評しがたいものが過ったのは許されてほしい。
撃破数記録を叩き出した辺りからの周囲の評価は当時、何とも言えずこそばゆいものがあったのだから]
「ん……やるべきことは、わかってるから。
最後まで、貫いてみせる」
[それでも、今は。
長く離れてなお、そう言ってくれる気持ちが嬉しかったから。
返すのは、こんな宣言]
「ん、撃破は任せた。
こっちは大丈夫……俺が、俺にしかできない仕事全力でやるの、知ってるでしょ?」
[お仕事頑張って、という言葉>>372に、リアルのあれこれも交えた軽い言葉を投げ返す。
それこそ、広告塔から特殊機を駆っての出撃まで、全力でやらない事の方が珍しい、というのは、多分、知られているだろうから]
[それぞれが得手を生かして闇色に仕掛けていく。
視認範囲が広いのは、多頭竜タイプのお約束か、それぞれの首は連携して動くよう。
更に、首ごとに異なるブレスも用いるらしい]
……見た目からありそうだとは思ったけど、いざやられると厄介だな……。
[呟いて、チャージ加減を確かめるが、簡単にフルになるものじゃないのはわかっている。
傍らには青い翼の相棒が控え、何かあればガードに回る態勢を整えてくれていた]
……てか、この技。
俺があんだけ無茶な使い方したのに、修正あんまり入ってないぽい?
[近接格闘系のスキルを全て振り切り、かつ、一つの属性を一点特化でこちらも最大値まで振り切る事で使えるようになる特殊技。
鬼神系、と括られるそれは、現役当時とあんまり変わっているようには見えなかった。*]
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