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……ええ…
ほら、執事は口うるさく言うから、というような…
分かりますでしょう?
[>>1:91 マリエッタの驚きには、苦笑しながら首裏に手を当てて。
彼女の推測にイエスと答えるような回答を]
ええ、どうぞゆっくりしていってくださいね。
…そして――
[さて、とシルキーへ向き直る。
お腹のすき具合を隠そうとしているらしいシルキーへ
にっこりと微笑んで]
遠慮せずに楽にしていただいて結構ですよ。
ええと、冷蔵庫の中に…
[執事が冷蔵庫を開けているすきに、
シルキーの周りではフォークやナイフが踊りだす。
ぺらりと白いナプキンが彼女の膝に滑り込み、
そしてグラスとお皿はお行儀よく前へ整列した!]
ふふ。
少し温めるのに時間がかかってしまいました。
さあどうぞ。
[混乱するシルキーをよそに。
たしかにナイフの必要そうな、大きめのBLTサンドをでんと彼女の目の前へ]
ジュースやお茶はいかがですか?
おっといけない、オーブンを熱していたんでした。
[せわしなくぱたぱたと、オーブンのほうへ**]
[シルキーがサンドを頬張っているのを、微笑ましげににちらりと見、バットに整列していたカップケーキたちをオーブンのなかへ。
オーブンは張り切ってきつね色へカップケーキを変身させながら……]
……お嬢様は……
…………いえ、もう、どれほどまえのことだったか……
私も忘れてしまいました……
執事たる私が、大事な年数を覚えていられなくなったのは。
……いったいいつからだったでしょう……?
[キッチンでぽつり。
そんな呟きをおとして]
!
[>>15 突然に話しかけられ、小さく息を呑む。
振り返って、ああ、と表情を緩めると]
いいんですよ、お客様にそのような…
……ああ、そうです。カップケーキを焼いておりまして。
今日のお客様は女性の方が多いですので、
デコレーションで楽しんでいただこうと思いまして。
せっかくですから、シルキーさんもいかがですか?
[すでにこんがりといい匂いをさせているオーブンを見せる]
こういうのは美的センスというよりも、
楽しんでやるべきものですから。
[ね、といって微笑んで。
カップケーキを幾つか取り出し、
デコレーションの道具を棚から――]
おっと。
[取り出そうとする前に、全員キッチンのテーブルへ整列!]
ああ、もう、久しぶりだからって。
そんなに慌てなくても大丈夫ですのに。
…え?
[当たり前、といわれると、
驚いたような顔で目をパチクリと]
ふふっ……さあて、どうでしょう。
私はこの屋敷でしか見たことがないのですよ。
お嬢様がよくよくしつけた食器たちですから、
こんなふうになってしまったのでしょうね?
驚かれました?
[驚いているというより素直に受け入れているような相手を見て、苦笑]
まあ、なんと申し上げましょうか…
気丈な方でした。
[>>21 ちょっとだけ、苦笑。
自分もひとつカップケーキをとり、
クリームを載せながら、質問へと答える]
…いえ、そういうわけでは。
オクタヴィア、彼女はお嬢様のご友人でしたが…
お嬢様は賑やかなのがお好きでしてね。
どんな方であっても、面白ければ招き入れてしまいました。
ですから、今もそうなのですよ。
[こうして招き入れて――**]
ふふ、どうでしょう。
面白いというのは、なにも滑稽という意味ではないですよ?
[フォローするようにそう告げる。>>26
クリーム山盛りのカップケーキには]
雪山みたいになりましたね。
ではこちらをふりかけてはいかが?
[銀色のアラザンやナッツチップをシルキーの前へ。]
ええ、ええ、私もなのです。
今にも目の前に飛び出してきそうなお嬢様のお姿。
なのにどうしてだか、他の方へお伝えできなくて。
…お嬢様に何か、魔法をかけられてしまいましたかね。
――ほんとうに。
……もしもそうだったら、どうしたら良いのでしょう?
わたしも貴方もずうっとここでそうやって暮らしてきて。
今更魔法が解けてしまうなんて――
ふふ、そうですね。
少なくともお嬢様は、バッドエンドはお嫌いでしたから。
ちょっとむずかしすぎる仕掛けを、施しただけに過ぎませんね、きっと。
そうですね。
[相手が恐怖心を感じているなど露知らず。
雪山に氷をふりかけるようすを横目で見ながら、
自分はプレーンのカップケーキを
スタンドへ並べて]
ん?
[叫び声はどうもキッチンには届かず。
突然驚いたような声を上げるシルキーへ]
どうかなさいましたか?
駒?
[小首をかしげて、きょとん。
しかし、恐る恐ると言った様子で尋ねられる返答に]
……ああ、そうですねえ…
[しばし、宙を見つめて考え込み]
――少し、お話しましょうか。
[くる、とキッチンの台に背中を預け]
この屋敷は、生きているのです。
お嬢様がいらっしゃったときから、ずうっと。
私にとってお屋敷は先輩のようなものでした。
――
[目を閉じ、寂しげに微笑む]
…お嬢様は長い長い冒険に出られたのです。
ですから、お帰りになるまでは、
お嬢様の躾どおり、お屋敷はちゃんとしていなければならない。
お客様はおもてなしし、子どもたちと遊んで…
[寂しげだった表情は、徐々にニッコリと晴れていく]
ああ、ああ、やめてください。
お嬢様にそういってからかわれたことを思い出して…
…わ、私だって、執事らしくあろうとしているのですよ?
ただお嬢様がこういったことがお好きでしたから…
[もごもご]
…
ええ、あれはいつだったか……
私が屋敷に来た時には、すでに。
不思議でしょう?
きっと彼の方は、いつでもここが見えているのでしょうね。
[まだ執事となるまえの、お嬢様の言葉をいつでも思い出す。
「もっと沢山、逢いにいらして下さい」…]
……そうですね。
私も、是非あって頂いて…
あなたの旅のお話など、彼女に
聞かせていただきたいものです。
[ぱちり、と軽いウインクを返した]
笑っておられる。
[ぷすん]
ええ、ええ、いいのですよ。
うだつが上がらないのは初めからです。
…さて、焼き菓子は整列しましたが……
はて、何か物音がします?
[軽い溜息]
……壁がビリビリしてらっしゃいますからね。
笑ったのは、わかりますよ?
[謎の物音には引き続き耳をすませて]
おやおや、姿が見えないと思っていたら。
懐かしいものを取り出していたのですねえ。
さっきのお嬢さん方でしょうか?
鬼ごっこ…………?
まさか……
駒が逃げ出して?
……シルキーさん、
少し面倒が起こっているようなので、観て参りますね。
[屋敷との会話で、おかしな鬼ごっこが起こっているらしいと]
- 階段の下 -
……やぁ。
[わちゃわちゃとしている少女たちに目を見張って、
それから階段の上の方のフィオンに声をかける]
一体どうしたことか?
……なんだか、あの頃みたいだな。
[くすくす笑う]
物音がしたからなあ…
まあ。
……やっぱり、それでこんな事態に。
[>>69 待ってろと言われてそのまま大人しく待っているところが…
…なんというか、「らしい」と思って、また微笑んだ]
そうだな。
うまく集まったら、せっかくだからまたアレで遊ぼうか。
[ルールと関係なしに戦いを始めてしまう、稀有なゲームを]
…はい、最後のひとつですよ。
[足元に転がっていた一体をつまみ上げ、リーゼロッテとマリエッタの方へ持ち]
[屋敷の異議の声を聞きながら、まったくだとは心の声]
……そうだったのか、
フィオンは割りと、ボードゲームは得意な方に思っていたものだけれど。
[思い出をたどるように、視線を上方へ向けて。
ゲームができると喜んでいるリーゼロッテへ]
ではそれを持ってリビングへ行きましょうか。
おやつがちょうど焼けたところなんですよ。
フィオンも、マリエッタさんも。
どうです?
[集う面々へ声をかけて]
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