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― 都市上空 ―
[曖昧な物言いが多くなるのは『紡ぎ手』的にはいつもの事。
それを相手がどう思うか、などは考えた例は一度もない。
故に、表情を歪める>>1:135のも気にした様子は全くなく]
……強き力同士のぶつかり合い……それこそが、『デュエル』に求められるもの。
『審判』の主は、その在り方に反したのでね。
[さらり、とこう言った後。
こちらの問いに対する返答>>1:136に薄く、笑った]
……ふふ。
クローディアは、こう言ったイレギュラーは嫌だと言うが。
[呟きつつ、翳した手に現れるのは銀の大鎌]
悪くはない。
[愉しげな口調で綴りつつ、現れた大鎌の柄を両手で持ち、水平に構える。
細めた瞳は、大気を打った翼の動きを静かに追っていた]
/*
[とりあえず、投票デフォを覗いて笑ったいきものの数→1]
……ラ神、ほどほどにするといい……w
[ちなみに、自分のデフォはギィ]
― 都市上空 ―
そういう事だ。
[求めるものを端的に示す言葉>>13に返すのは首肯。
その、内心に巡るものは知る由もなく。
高さを取ったオズワルドが空を滑る。
現出した三日月斧に、ほぅ、と短い声を上げた後、霞色の翼が大気を打った。
現れた刃が狙うのは、右の脇。
大きく身を翻す事でその一撃をかわした後、『紡ぎ手』は翼の動きを止めて、敢えて、落ちる動きを取る。
空の乱舞において、高さはそれだけで武器となる。
それを敢えて捨て、無防備な落下の後、急激に加速をかけた降下でオズワルドの下へと回り込み]
……さて。
こうして動くのは、何百年ぶりだったかな……!
[愉しげな口調で言いながら、今度は一気に上昇する。
大鎌の刃は自身の右下に。
切り返しての上昇で距離を詰めた後、それを斜め上へと振り上げた。**]
― 都市上空 ―
[下方からの強襲は、振り下ろされた三日月斧により想定よりも浅い手応えを伝えるのみ。>>30
それに僅かに目を細めつつ、軌道の逸れた大鎌を引いて一羽ばたき]
ふむ。
[距離を開け、対する者を見やる瞳は静かなもの。
その内心に巡るものや、自身の呟きが思わせた事>>31は知る由もなく]
求める『意志』……強き『流れ』を生み出すもの、か。
[そんな呟きの後、大鎌を右手に提げて]
[上空の均衡を打ち破ったのは、短く息吐く気配と、羽ばたき]
……どこまでも、真っ直ぐに来る……か?
[動きだけなら、真っ向突撃と読める。
ならば、と大鎌を一度自身の後ろへと下げた。
それは、懐に飛び込んできたならば刃の内へと囲うための予備動作]
……なに?
[射程に達した直後に変わる、翼の動き。>>32
何を、と思考する僅かな間は、そのまま接近する隙を相手に与えた。
倒立の姿勢から、繰り出される突きの一閃。
大鎌の柄を支えていた左の手は、とっさには動かせず。
刃の一閃が、左の肩を掠めて過ぎた。
風にふわりと紅が舞い、直後に大きく羽ばたいた霞色がそれを吹き散らす]
……強き、『力』。
ふふ、彼の『女神』が見たら、悔しがろうな。
[後ろへ向けて大きく飛んだ『紡ぎ手』が漏らすのは、こんな呟き。
左の肩に刻まれた紅は、決して浅くはない。
けれど、大鎌を構え直す様子に、揺らぎは見えず。
内心、巡らせるのは、さて、どう斬り込むか、という思案。**]
― 都市上空 ―
[本来であれば、手傷を負う事などない身。
そこに刻まれた傷から零れた紅は身に纏う黒衣に影を描いてゆく]
……身を斬られる痛み、か。
[それを感じたのはさて、いつ以来か。
永き時を存在する『神種』は心の奥でこんな呟きを漏らす]
久しく受けなんだが故、忘れていたな。
[小さく呟きつつ、羽ばたく翼の動きを追う。
高度を取り、空を滑り近づく姿は先の突進にも似て。
けれど、その舞う軌道は、先とは異なるもの。
どこから来るか、正面からかそれとも、と。
鋭い刃を持ち上げ迎え撃たんとした動きに反し、迫る翼は背後へと]
ほう……そう、来るか。
[背後に回り込む気配に一歩遅れ、身を翻す。
そのまま、自身の右上に向けて掲げていた大鎌の柄を押し付けるようにして、振り下ろしの一撃を押し止めた]
……よい。
己が願いに対し、真っ向から突き進む在り方は、この『世界』を変え行く『流れ』に相応しい。
[薄い笑みを浮かべつつ、静かな口調でそこまで言って]
……と、『支配者』辺りであれば言うであろうな。
[一転、表情を愉しげな笑みにすり替えてそんな事をさらりと告げ。
同時に、大鎌を大きく前へと押し出して受け止めた刃を突き放す。
そのまま、大上段に大鎌を振り被り、勢いを乗せて振り下ろした。*]
― 都市上空 ―
[問う声>>53は届いていたが、それに答える事はなく。
言葉の代わりに繰り出すのは、銀の刃の斬り下ろし]
……む?
[その一閃を避けるでなく、頭だけを避けて敢えて受けるような動き>>54に疑問の声があがり──直後、伝わってきた硬質の手応えに、僅かに眉が寄せられた]
……ほう。
それもまた、君の『力』か。
[異質な色に変色した肌>>55に、零れるのはそんな呟き。
それをかき消すように雄叫びが響き、回転の勢いをのせた三日月斧が振るわれた。>>56]
……っ!
[刹那の物思いは僅かに回避のタイミングを遅らせ、刃の背が脇腹を打ち据える。
息が詰まるのは、ほんの一瞬。
『紡ぎ手』は大きく羽ばたいて距離を開け、ひとつ、息を吐いた]
……中々に。
[呟きと共に零れるのは、愉しげな笑みひとつ。
『紡ぎ手』はくるり、と大鎌を回した後、両手で確りと構え直して]
だが、私としても、易々とカードを渡してしまうわけにはゆかぬのでね……!
[宣と共に高さを取り、そこから一気に降下する。
大鎌は、自身の右肩に担ぐように振り被り、そのまま斜めに斬り下ろす──と見せかけて]
……はっ!
[短い気合と共に、柄から左の手が離れる。
右腕が軽く引かれ、左手が刃に近い位置を再び掴んだ。
その状態から、左の腕を引く事で強引に構えの向きを変える。
銀の刃は、今は自身の左横──オズワルドの右側に。
その位置取りで右腕を引き、横一線に刃を薙いだ。*]
/*
持ち手ギミックやらんと気が済まないんですか?
→これやらずして、なんのロングポールサイスか……!
いや、無茶動作すいませんorz
― 都市上空 ―
[持ち手を入れ替えての一閃は、狙い通りにオズワルドを捉えるも、やはり、想定よりも返る手応えは硬い。>>68]
……副産物、か。
[先に捉えた呟き>>65の一部を繰り返しつつ。
勢いを殺す事無く大鎌を振り抜き、捉えた身を吹き飛ばした。
その勢いに乗せてくるり、回転した後、素早く持ち手を入れ替えて大鎌を構え直す。
深く斬り込めなかったものの、今の一撃は相応の痛みを与えているはず。
にも関わらず、挑むように翔ける姿に、幾度目かの薄い笑みを浮かべた]
[下方から迫る一閃。
叩き上げようとする刃の動きが狙う先がどこかは知れぬ、けれど]
…………。
[真っ向うから向かってくる姿に僅かに目を細めつつ、『紡ぎ手』は大鎌を握る手に力を込めて]
― 都市上空 ―
……なに?
[振り上げられた刃が捉えたのは、銀の大鎌の柄。
衝撃が手の力を緩ませ、銀が弾き上げられる。
とっさ、引き戻そうとするよりも先、銀は三日月と共に宙へと舞った。
ふたつの月、その軌跡を追う刹那──それが、好きを生じさせた]
[怒号が大気を震わせ、振るわれた拳がその大気を裂く。
全く予想していなかった一撃は、『紡ぎ手』の頬を確りと捉えていた]
……くっ……!
[衝撃で崩れた姿勢を、霞色を羽ばたかす事で立て直した後。
『紡ぎ手』は、拳のまともに入った頬に手を触れた]
……ふ……くくっ……。
[場に落ちた静寂を打ち破ったのは、愉しげな笑い声]
はっはっは、これはしてやられた。
私の頬を張ろうなど考える者が、クローディア以外にいようとはな。
まったくもって、予想外だった。
[一しきり笑った後、本当に楽し気にこう言って。
それから、不意にその表情は引き締まる]
……君の……『君自身』の『力』しかと見せてもらった。
その強き意志に敬意を評し、これを進呈しよう。
[言葉と共に翳した手に舞い降りるのは、一枚のカード。
それを、無造作にオズワルドへと投げつけて]
……だが。
『死神』を譲り渡すには、まだまだ足りぬ。
真に『願い』を求めるのであれば……更に『多く』を集めてみたまえ。
[静かに告げるその手の上に、舞い降りるのは『死神』のカード]
……その時を、楽しみにしているよ?
[にっこりと、本当に楽し気に笑ってそう告げた後、霞色の翼で一度大気を打つ。
同じ色の光が舞い散り──『紡ぎ手』の姿は、その場から消え失せた。*]
無限の紡ぎ手 シメオンは、封責 ゾフィヤ を投票先に選びました。
無限の紡ぎ手 シメオンは、狂刃 ギィ を能力(襲う)の対象に選びました。
― 都市上空 ―
[ふわり、蒼穹に霞色の粒子が舞う。
オズワルドとの対峙の後、姿を消していた『紡ぎ手』がそこに現れたのはその直後]
…………。
[眼下で繰り広げられる戦い、その様子を見つつ、緩く手を動かす。
ふわりと広がるのは、霞色の光]
……そろそろまた、『魂の檻』に赴くものが現れるか。
門を、開かねばな。
[小さな呟きと共に、霞色の光の粒子はきらり、都市へと零れて行く。*]
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