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ん、ドの時の?
[くき、と首を傾げた]
ねェねぇ、君食べさ──えと、じゃなクて齧っテも……
[そのまま鎖じゃらじゃらと近付き、少女の腕の中のもう一人に、あれ、と呟いた。
少し眼を開けて黒いワンピースの金髪を見つめる]
? ジャンの匂いー?
ドしたの、殺しタの?だめダよ、閉じ込メられちゃウ
[撫でてくれた人。
指先の血の味も覚えている]
死んデない?
そウ?
[どれどれ、という格好で少女の腕の中を覗き込む]
ああ、ゥン、
きっとまダ死んでナイ♡
[喰い殺せばどうなるかという記憶と比較して、うんうんと頷き、
顔を近付けたぶんだけ近くなった少女の匂いに鼻をすんすん]
ねエ……
んーと、んー…トさ
[ジャンの匂いがする女性が目を開けた時には、ごそごそポケットを探っていた]
ワタシ、ジャン好き
そんで齧らせテ?君良ィにおい
これ、えート あげる。腹ぺコ、君ノ……
あのね、元気ニなるやつ。もらッた
[はい、と両手いっぱいの小石と、小さな瓶を取り出した]
[死んでいない、と言ったのはあまり根拠のない判断だったので、
それを少女が信じて安堵したのも当たっていたのも、お互いにとって幸運だった]
ン、ぅん、うんうんうん
[にこにこして頷いていたが、
その実ほとんど聞いていなかった。
たらんと涎を垂らす]
かじる、カジル ぅぅ、がまん?
も、イイ?いいの?
[躾の効果絶大。死ぬ程"待て"をされた犬の面持ちで歯を鳴らしていた。
身を起こすジャンの動きも見えていない。
目を赤くして綺麗に笑う少女の喉笛しか見ていなかった]
[待って、という単語にひゅうひゅうと喉が鳴る。
少女の背中を向ける動作で喉が見えなくなり、深紅の瞳をぱちぱちと瞬いた]
うぅ、 ウ?
[僅かに広がった視野、動くもう一つの影を認識した時には
顎を掴まれていた]
……!
[小瓶の中身はわかっていたのだから、そのままでもいいはずだった。
でもそうしたらジャンを助けられなくなる、とか、今この口へ薔薇の雫を注ごうとしているのがジャンだ、とか
一切の思考は回らない。
ただ、兎は何かされる、という理解だけで、防衛の本能へ任せて身を捩る]
んン!
[束ねられたままの両手を撥ね上げた。顎を掴む、ナニカを口に押し込む、その腕を弾こうとして]
/*
この展開はシルキーが飲むのが正着じゃないかと思うんだが、ておくれか
兎が嫌がるのはたんに、一回ブラッドゲージを空にしてみたいだけ
[ジャンの匂いのする人。
睨む赤には兇暴な翳りが乗っていたが、
姿勢はお座り・待てのまま。渇きの本能も防衛本能もどう反応すべきか迷っていて]
ぅ…欲シ の
[言葉は耳に入っていなかったけれど、
頭を撫でる手、柔らかく温かな感触に、牙が唇の中へしまわれる。
そうだ、これはきっと"我慢"じゃなくて、"遠慮"をするところ]
………カジ ル、かじ、 ン
[ひゅうひゅう喉を鳴らしながら、動きをとめる。
湧き出す唾液を何度も飲み込み、近付いて来る顔にぎゅ、と目を瞑った]
[流れ込む薄い花の匂いと、血のような味]
……
[口の中で温められた液体は、唾液と混じってそのまま喉へ流れていく]
、 …ぇト…?
[何度か嚥下を繰り返して、混乱で濡れた瞳を薄く開いた。
やっぱりジャンだと思う、若い女の顔。
ひすひす鼻を鳴らす]
ジャン、 ──た、
たたかない…?
[吸血する気なんだ、まで理解が及んだところでぽそと呟いた]
[今なら戦闘になっても互角か、届かなくても少なくとも渡り合える。
けれど、吸血されるだけならそれ自体は]
………ぜっタい叩かない?
[渇きは、痛みではない。
慣れ親しんだ苦痛への抵抗感は少なく、]
ゼったい叩かなイ?ぜっッっっったイ?撫でテくれル?
齧るダケ?ぜっタイかじルだけ?
[結局ビビりまくりながら、渾身の友好的表現に出た。
撫でてくれた人、血を舐めさせてくれた人に。
抱き締められて首を差し出した。
ふるふるしながら両手の指で黒いワンピースを握る]
/*
マジレスすると、襲撃されたら反撃しただろうけど、絡め手だとジャンとジェフロイ(友好度high)相手に嫌がらせられる理由がない
[これ以上吸われたら空になる、と感じていたはずなのに意外と大丈夫、あの小瓶本当に効いた、とどこか感心するような。
血を奪われて意識が混濁するにつれ、そんな現実感も薄くなる。
銀の鎖が肌を灼き始める音が聞こえた]
ヤ だ ぅああ、キラい…!アん
きら… い
[うなされるように喘ぎながら牙を覗かせる。
枷と脅しで従わされているだけの獣の、憤激。
元老吸血鬼に逆らってはいけない?
──こいつはチガウ]
[実際には、痛いことはなにもされなかった。
ジャンは優しく頭を撫でてくれ、痛くないように吸血だけをした]
うゥぅ、ウー…!
[渇きよりも、相手を間違えている怒りに、我を忘れて唸る。爪についた血を舐める思考も浮かばなかった。
唸りと嗚咽]
やだァ!ウッ、ぅエ
兎 ツェーザルは、黒猫 クロイツ を投票先に選びました。
― 廊下 ―
[起き上がってしまえば、元老吸血鬼に襲われた直後よりよほどダメージは少ない。
上半身と手首を蝕んでいた火傷もすぐにまた消えた。
しばらくぼんやりと記憶を反芻する。
つまり、ローズマリーに貰った瓶でジャンを助けた、と同じことがトコロテン式に起こったんじゃないかと、天才的ひらめきで思いついて。
にへっと笑った]
んー……腹ぺコぉ
[くしくしと鼻をこすって、あたりを見回した。
折角誰かに出会えたのに、脱出するための情報のようなものは一切手に入らなかった。
近くに<<兎 ツェーザル>>の匂いはあるだろうか]
………
[もうだいぶ遠い。
走ってたもん。二人とも]
……あっ、齧らセてくれるッテ言わなカった!?
[しかもあの女の子にはポケットになぜか入っていた石ころもあげた気がするのに。
ぷすー、と唇を尖らせて一度足で床を踏み鳴らした]
[追いつける気はまったくしなかったけれど、とりあえず二人の去った方へ走り出してみる。
ジャンの血は少し舐めたから、ぼんやりと距離感はわかった。遠い]
お腹ー! 空イたー!
[走りながら大声で主張した]
/*
襲撃と投票な。
3狼だっけ?
墓視点で来て欲しい人と、地上視点で墓送りしたい人は当然まったく違うわけですがここは大人げを発揮して後者を優先するべき
兎 ツェーザルは、抗う者 セルウィン を投票先に選びました。
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んー、んむ、その
とりあえず脱出ゲームする気が薄くて、かつ個人目標に元老必要な人おとせみたいななんかアレ
ローレルは事態把握タイムが遅かったからたぶんこれから
ただしセルウィンが墓に行くと梟が困る(真顔
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