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心配かけるなって言われてたのになあ。
[ 思わず溜め息が零れるが、選択肢が他に無かったのだから仕方ない。とにかく一刻も早く夢幻竜の卵とやらを見つけ出すしかないのだ、と、思い直して、再び動き出そうとしたところへ響いた声>>78 ]
[ 残された者達が、事態を放置せずに解決に動き出すことも、いずれは後を追って来るだろうことも、確かに予測はできていた。
しかし、送り込んでしまってから事後報告してくる冥狐の態度には、口調の軽さも相まって、むかつきを感じずにはいられない ]
くっそ...何とか合流...いや、やっぱり卵探しが先か...
[ 迷いにつれて、ディークの傍にもついていた狐火がふわふわと迷走するように飛び回る ]
同じもんを探してるんだ、なら、そのうちには逢える、よな。
[ 結局、そう決断出来たのは、同じ空間に相棒の陽竜が到達した、という感覚を確かに得たせい ]
[ やがて再び歩き出したその先には、見知らぬ若い女性の姿>>+2]
...人間、だよな?
[ すでに何度か出くわした夢魔の類とは違うと判って、ディークは、どこか不安気に見える、その女性に近付いていく* ]
[ 誰?と、投げられた声>>+6に滲む警戒の色に、相手が恐らく、船団の乗組員達と同じように、夢に取り込まれた人間の一人なのだろうと当たりをつける。
冥狐は時空も混乱していると言っていたから、この霧の海域以外にも影響は及んでいるのだろう ]
怪しいもんじゃない、と言っても、信用できないかもだけど...ええと、とりあえず俺はディーク・カムナ。シンシャ海軍所属の騎竜師だ。
貴女は?ここがどんなとこだか判ってるか?
[ 信じてもらえればいいがと懸念しつつも、ディークは、とりあえず名乗りをあげ、相手の認識を確かめることにした* ]
サイプレス王国...確かにそりゃ、えらい遠くだなあ...
[ 女性の名乗り>>+7から、彼女が恐らくそれなりに身分の高い出自であろうことが知れる。
他国の貴婦人とあれば、本来なら、もう少し丁重に接するべきかもしれないが、この世界でそういった気遣いをする程の余裕はディークにもなかった ]
まあ、距離は問題にならないだろうな。ここは何しろ夢の中だ。
問題なのは、下手をすると覚めない夢になるかもしれないってことなんだけど。
と、大丈夫か?
[ 側頭部を押さえるファミーユの様子に、案ずる表情を浮かべる ]
気分が悪いなら、少し座って休んでくれ。話はそれからでも出来る。
...と、いうか、俺を信用して話を聞く気はあるかな?
[ 文字通り夢のような話だから信じてもらえる確率は結構低い。それでも、出来る限り真摯に問いかける。
話を聞いてくれるようならば、冥狐の話と夢幻竜探しについても、説明する心積もりだ* ]
[ どうやらファミーユは、異常事態でも冷静さを完全に失うような人柄ではないようで、まともに話を聞いてくれそうな様子>>+9に、ディークはほっと息をつく ]
ん、それじゃ、順を追って話すから。
[ そして、一通りの事情を説明して(自分が冥狐に身体を貸しているという辺りはさっくり端折った)から、再び問いかける ]
とりあえず、一人でいるのは色々危ないと思うんだ。竜の卵を探していれば、そのうち俺の仲間と合流出来ると思う。俺はこの世界からは...色々あってまだ出られないんだが、仲間と一緒になら貴女も出られるかもしれない。
それまで、俺と一緒に行動してもらえるか?
[ とにかく、か弱い女性を一人で彷徨わせるわけにはいかないから、と、そんな提案をした。
だが、この不思議な霧の中、或いは、途中ではぐれてしまうこともあるかもしれないが、ファミーユの同意を得られれば、休憩した後また探索に戻るつもりだ** ]
[ ファミーユから、同行の承諾が返ると>>+11、どうやら信用してもらえたらしい、と、ディークも安堵の表情を浮かべる ]
そういや、ここには厄介な害虫みたいな奴も出るんだが、今まで出逢わなかったか?
護身の武器は持ってなさそうだけど。
[ 女王国であるシンシャでは、女性も軍務についたり武芸を嗜む者が多い。他国では事情は違うだろうが、ファミーユの身のこなしは、どこか隙の無さを感じさせ武術の心得があるように見えたので、そう尋ねた ]
[ そして、そう尋ねた矢先、霧の中から、どろりとした青緑色の粘膜に包まれた人間の子供程の大きさの芋虫の用なものが、這い寄ってくるのが目に入る ]
ちっ!早速出やがった。
下がっててくれ!
[ ディークは、腰の刀を抜いて、芋虫のような夢魔に対峙する ]
せいっ!
[ 掬い上げるようにして夢魔の胴をはらった一閃は、その胴を見事に真っ二つに断ち切った、が、二つに別れた芋虫もどきは、まだうねうねと動き回って、ディークとファミーユに向かってくる。
粘液を滴らせた蟲の触角のような部分が、ゆらりと伸びて、二人の足を絡めとろうとした ]
[ 片手を柄に添える形で、右肩から振り下ろす一閃で触角を一度に斬り落とし、返す刀で、二つに別れた胴体を、地から跳ね上げ、纏めて宙に飛ばす ]
はぁっ!
[ 右、左、と続けざまに揮われた刃は、夢魔の胴を縦に引き裂き、今度こそその姿は、霧の中に散り果てた ]
[ 夢魔が消えたのを確かめて、ディークは改めてファミーユに向き直る ]
大丈夫か?
やっぱり、なんか武器がないと危ないかもなあ...
[ 問いかけながら思案したその傍に、紅い狐火がぽう、と浮かび上がった* ]
たしかにその格好じゃ動き辛そうだしな...
[ 立ち上がろうとするファミーユに>>+17手を貸そうとして、現れた狐火に気付く ]
......冥狐か?
[ 思いっ切りしかめ面になるのは仕方ないと思って欲しい ]
『お護り代わりに、そこのお嬢さんに持たせときな』
[ ディークの声に応じるように、狐火から冥狐の声が響き、一振りの短剣の姿に変わる ]
これは...!?
[ それは、ディークの師である、騎竜師が残した形見の短剣。今はゲルトに預けたはずのものだった ]
『もちろん、ホンモノじゃないぜ?けど、夢の中では、それは、ホンモノ以上の力を持つ。護りの印が、ただの印じゃなくなるからな』
[ 相変わらずの謎掛けめいた言葉を最後に、冥狐の声は途切れた ]
あのくそ狐、どこまで一方的なんだよ...
[ ぶつくさ言いつつも、ディークは手にした短剣を、ファミーユに向けて差し出した ]
...これは、俺の師匠の形見の短剣の...多分幻みたいなもんだと思うんだが、護りの力はあるみたいだ。持ってれば、この世界を出るまで、貴女の身を護ってくれると思う。
[ そこに嘘はないだろう、という直感は、その短剣を象った力の一端に、ディーク自身の血が使われた故のものかもしれない* ]
ああ、師匠も
それに、俺が師匠に貰った一番の形見は、目に見えないものだからな。
[ 遠慮するようなファミーユの言葉に>>+22ディークは笑顔でそう返した* ]
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カナン様の悪夢はどれかなあ?感じ的には2なのかな?て感じだけど。
だとすると、対戦相手カークかも。(wktkしている)
[ ファミーユの瞳に過った翳の理由はディークには判らないが、彼女が心から在るべき場所に戻りたがっているであろうことは想像するまでもない。だから、卵の探索に協力するという意志を見せる相手に、どこか気遣わしげな視線を向けた ]
ああ、夢幻竜の卵だ。どうも情報が少ないんだけど、この狐火が探索を手伝ってくれるらしい。
でも、無理に手伝わなくていいんだぜ?俺は...ちょっと責任もあって投げ出せねえ立場なんだけどさ、貴女は巻き込まれただけなんだから。
[ それでも根本原因をなんとかする方が確実だとファミーユが言うなら、卵探しに戻る事に、無論否やはない* ]
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ふむ、みんな寝たかなこれは。
えーと縁故的には
フェルーゲルト
カークーカナン
あたりの遭遇が美味しいかなとか思うけどね。
でもこのままカークに特攻するのも有りかなあ?
まあ、昼間にでも考えよう。明日は歯医者だー><
[ 巻き込まれたのも何かの縁だと言うファミーユに>>+28この女性は、やはり心の強い人らしい、と判じて、ディークは頷いた ]
ん、それじゃ一緒に探そう。
[ その言葉に応じるように、ディークの傍に浮かんでいた青い狐火が、ふよふよと動き出す。その後を追うように、ディークもファミーユと共に歩き出した** ]
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えーと、選択肢的にはフェルに逢うか、悪夢イベ振るか、ジークぶち込むか、だな。いやジークでルーディと合流すると面白いとか...ちょっと考えたけど(大丈夫かなかのひとのキャパww)
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夢魔相手の出目がみんな奔ってるなw
んー、最後にでかいのと一戦とか一応組んでみるか。
エピにかかってもおけにすればなんとかなるやろ。
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そういや、時間が狂ってるの認識できるのってカーくんだけ、か?
あとは知らない同士だったり同じ時間軸から来たりだもんなあ。
一応冥狐が時空も混乱してるとは言ってるけど。
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