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第三章二部四節
文化の街シュビドでは、反体制の集会が開かれた。
ベルサリス学館の学生を中心としたこの活動に、
王府は危機感を覚えたか、制圧の軍を発する。
驚くべきは、鎮圧軍の一翼に当代巫女姫が加わっていたことだ。
国の象徴ともいえる巫女姫が動くことは、
このあとに起こる動乱の大きさを予感させるものだっただろう。
――― ロバート・ヘルグムント著 「ナミュール島年代記」
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