人狼物語−薔薇の下国


282 ルー・ガルー OROCHI 2 〜グラサガ合流編〜 

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皇帝の息子 ヨアヒム

[彼女の指先が動く。
それがこちらを向いたとき、何が起こるのか。

 嫌だ、死にたくない。
 逃げないと。どうにかして逃げないと。

ずるずると、腕だけで体を持ち上げ、
船べりに自分の身体を押し上げて]


 ─── あれ?

[すとん、と落ちた手を、思わず目で追った。]

(204) 2014/12/06(Sat) 01:19:48

皇帝の息子 ヨアヒム


 無理、って、えと。
 どういうこと……?

[素で聞いてしまう間に、ずるりと手が滑り、]


       ……あ。

[船べりを乗り越えた身体は、
海面に向かってフリーフォールを開始していた。]

(205) 2014/12/06(Sat) 01:20:01

皇帝の息子 ヨアヒム


 お、覚えてろよー!
 次こそはぁーっ!

[身体と声とを波が呑みこみ、
 ──────*それっきり*]

(206) 2014/12/06(Sat) 01:20:25

皇帝の息子 ヨアヒム、メモを貼った。

2014/12/06(Sat) 01:22:36

皇帝の息子 ヨアヒム

― 宇宙船の艦内(遺構) ―


  うわわぁぁ ぁぁっぷふあぁ…あっ!?


[海の中に潜った……と思った身体は、いつの間にか宙に浮いていて、当然のように重力に引かれて落ちた。]

(306) 2014/12/06(Sat) 22:53:24

皇帝の息子 ヨアヒム


 いっ…ててて…。
 あれ。ここ、どこだ?

[したたか打ち付けた腰をさすりつつ立ち上がる。
血が混ざった海水がぽたぽたと垂れて、床に模様を描く。]


 いったぁ…。
 …にしてもあの魔法使い、なんなんだよくっそう。
 あー。今度会ったら…

 ……って、なんだここ!?

[ぺたぺた、と壁に触ったり床に触ったり。
見たこともないような内装にきょろきょろしだす。
物珍しさに、ずいぶんと派手な音を立ててあれこれひっくり返しもしていた。]

(307) 2014/12/06(Sat) 22:54:06

皇帝の息子 ヨアヒム

― 宇宙船 ―

[がさがさごそごそとよくわからない材質の箱を漁り、
ふわふわふかふかの布っぽいものタオルを引っ張り出したところで、やけに響く足音が近づいて来た。]


 ふぇ?

[顔を見せろと聞こえてきた方を、顔を上げて見る。]

(316) 2014/12/06(Sat) 23:32:16

皇帝の息子 ヨアヒム

 あ、誰かいたんだ。
 また女かぁ。

[右肩の傷を布で押さえながら、声の主を一瞥して、
複雑な色の声を上げた。]

(317) 2014/12/06(Sat) 23:33:03

皇帝の息子 ヨアヒム


 はあ?
 なんで俺のこと……って、あの魔法使いのねえちゃんか!

 じゃあ、おまえも魔法使い?

[うーわー、という顔で相手を見たあと、ぎゅうと眉根を寄せる。]


 てか坊やじゃねえし。


[たたかえ、と声がして、文句が途切れた。
身体を、さきの戦いで感じた恐怖が走り抜ける。]

(322) 2014/12/06(Sat) 23:56:41

皇帝の息子 ヨアヒム


 っ!

 たたかえたたかえってうるさいんだよっ!
 俺は、俺は……

    くそぉぉおっ!

[うわぁぁ、と声を上げながら挑発されるままに駆け出し、
拳を作って無傷な方の左腕を目の前の女性に突き出す。]

(323) 2014/12/06(Sat) 23:57:05

皇帝の息子 ヨアヒム

[突き出した腕が払われ、
え? と思う間もなく、顔に衝撃が来る。
痛い。というより、目の前に火花が散ってくらくらする。
鼻血を流しながら、数歩分飛び下がった。]


 いってぇ……

  …んなこと言っても、武器なんざ…


[───あった。

海に落ちた時手放したはずの斧が、両方とも腰に戻っている。
疑問は、抱いた端から滑り落ちていった。]

(328) 2014/12/07(Sun) 00:33:42

皇帝の息子 ヨアヒム


 殺戮しろ、ってことかよ。

[重さを手に取る。馴染みある斧の感触だ。
両手に構える。
右手の握力は弱くなっているけれど、まだたたかえる。]

  たたかって、奪って、ころして、

 なんで、
     そんな
  …力   …。

[ぶつぶつと口から言葉を垂れ流しながら、今度はぐっと低い位置から疾走を開始する。]

(329) 2014/12/07(Sun) 00:33:54

皇帝の息子 ヨアヒム


  殺して、 俺は …!

[最短ルートで相手に肉薄して、両手の斧を振るう。
右手のフェイントの一閃、その影に隠すようにして左手を一閃。
刃は、内腿の太い動脈を狙って、擦りあげるように空を滑る。]

(330) 2014/12/07(Sun) 00:34:10

皇帝の息子 ヨアヒム


 えっ!?


[両腕に感じた手ごたえは、予想外のものだった。
フェイントに対応すると思った初撃が、相手の腕に食い込む。
それも、わざわざ斬られにきた、という挙動で。]


 なんで、だよっ…!

[握力の落ちていた右手は、思わぬ衝撃に柄から離れる。
惰性で振り抜いた左の一閃は、当たったとはいえ浅い。
到底、致命傷にはなりえないだろう感触だ。]

(343) 2014/12/07(Sun) 01:13:32

皇帝の息子 ヨアヒム

[衝撃は、殺し損ねたことではない。]

 なんで、なんでなんだよ!
 あんたも、斬られてぼろぼろになって、
 なのに嬉しそうな顔してる、
 わけのわかんねえやつなのかよ!

[茫然と固まったところを、ものの見事に蹴りつけられた。
固いヒールが向う脛におもいきり食い込んで、
痛みがつま先から頭のてっぺんまで一気に駆け抜ける。]

(344) 2014/12/07(Sun) 01:13:58

皇帝の息子 ヨアヒム


 痛ぇ…っ

 なんでなんだよ 、痛ぇよ …
 なんでそんな嬉しそうに戦うんだよ。

 わけわかんねえよ……。

[足を抱えて呻き転がりながら、なんで、を繰り返す。]

(345) 2014/12/07(Sun) 01:14:15

皇帝の息子 ヨアヒム

― 宇宙船 ―

[褒美だと言い、理由を語る彼女を見上げた。
その堂々たる立ち姿の背後に、確かに無数の将兵の幻影を見る。

同じだ、と思った。
父と同じ種類の人間だ。
人の上に立つもの。何かを為す意思を強く持つもの。

決定的な一つの違い、
すなわち、生まれながらの、という点に気づくには、経験が不足していたのだけれども。]

(361) 2014/12/07(Sun) 02:10:53

皇帝の息子 ヨアヒム

[幻影のなかの二つが実体化する。
赤いふたつの影。それぞれに二挺の斧を構えた姿だ。
それらが自分を斬る力があることを、本能的に理解する。]

 
 俺は……

[その強さが分からない。
斬られてもなお為したいことのある意味が分からない。
そこまでする意思の根源が分からない。

強烈な餓えも、魂を震わせるほどの望みも、
あるいは生まれに由来する自負も持たない青年は、]

(362) 2014/12/07(Sun) 02:11:14

皇帝の息子 ヨアヒム


[ ――― 逃げ出した。 ]**
 

(363) 2014/12/07(Sun) 02:11:48

皇帝の息子 ヨアヒム、メモを貼った。

2014/12/07(Sun) 02:24:12

皇帝の息子 ヨアヒム

[女王の前から逃げ出した青年は、
赤の宮殿の奥にいた。

自分には理解できないことを、
嬉々として、あるいは当然のこととして為す人間。
それが、父とその周囲以外にも存在した。

事実に打ちのめされ、混乱する。]

(463) 2014/12/07(Sun) 20:20:02

【赤】 皇帝の息子 ヨアヒム

[聞こえてくる言葉に、反応する余裕はなかった。
ただ、こいつも嬉しそうに戦っているやつだと思った。

言葉を聞くに、自分も危なかったのだろうに、
それでも嬉しそうな、声。]


 怪我して、喜んでんじゃねーよ…。

[呻くように呟く。]

(*45) 2014/12/07(Sun) 20:20:29

皇帝の息子 ヨアヒム


 オレは、
       なんで…


[傷だらけになってまで、どうして彼らは戦うのか。
なにが、彼らをそうさせるのか。

理由は。
そうさせるだけのなにが、そこにあるのか。
内へ向いた問いを、声がかき乱す。
たたかえ、と。]

(464) 2014/12/07(Sun) 20:20:49

皇帝の息子 ヨアヒム


 く … そ …っ。

[たたかって、力を得て、強くなって、
あいつを、親父を見返してやる。
認めさせてやる。

殴られただけ、殴り返して、
あいつを叩きのめして、
地に這わせて、


    ───違う。そんなんじゃない。

 心のどこかでもがく声は、声にかき消される。]

(465) 2014/12/07(Sun) 20:21:03

皇帝の息子 ヨアヒム


 たたかわ、ないと…。


     力を、 奪って   …

[ふらり、と歩き出す。
その体を転移の力が包み込み───]

(466) 2014/12/07(Sun) 20:21:40

皇帝の息子 ヨアヒム

― 薔薇園のある魔法学校校舎 ―

[現れたのは、どこかの建物の中だった。

人の話す声を耳にして、ふらふらとそちらへ向かっていく。
両手には、既に斧が握られていた。]

(467) 2014/12/07(Sun) 20:25:03

皇帝の息子 ヨアヒム、メモを貼った。

2014/12/07(Sun) 20:26:22

皇帝の息子 ヨアヒム

― 魔法学校校舎 ―

[そこにいるのが誰か、などということは意識していなかった。
なにを離しているのか、も聞こえなかった。

ただ、こえに命じられるままに戦いを求めて前に進む。
その時、悲鳴のような声が響いた。>>501]


 うわぁぁぁ…っ

[突如として湧きだす無数の岩針が足元から襲いくる。
反射的に飛び退ったそこにも、鋭く伸びゆく岩があった。

身体のあちこちを岩が貫く感触がして、
視界が真っ赤に染まる。]

(515) 2014/12/07(Sun) 23:07:02

皇帝の息子 ヨアヒム

[どこを怪我したのだろう。
自分はどうなっているのだろう。

分からないまま、こえはなおも戦いを命じた。
そして、痛みと混乱でかき乱された青年の心は、それに抗うことができなかった。

ずるり、と身体を岩の槍から引きはがし、
なお、前へ進もうとする。]

(517) 2014/12/07(Sun) 23:09:41

【赤】 皇帝の息子 ヨアヒム


  たたかい 、 を  ……


[うわごとのような声が、無意識に零れた。]

(*46) 2014/12/07(Sun) 23:11:00

皇帝の息子 ヨアヒム

[ふらりと進む前方に、人影があった。
それを認識した瞬間に、頭の中の声に方向性が生まれる。]


 おまえと、たたかって、ころして、うばう―――…

    …もっと、力を  …

[焦点の合わぬ目で彼を見つめ、ゆら、と二挺の斧を構えた。]

(529) 2014/12/07(Sun) 23:34:35

皇帝の息子 ヨアヒム


 力を、……


  でないと、オレは、
  あいつに勝てない───


          隣に、立ちたい、から…


[虚ろな心は、奥底にあるものを言葉に変える。
茫洋とした言葉と裏腹、躍りかかるように目の前の人間へ切りかかった。]

(542) 2014/12/07(Sun) 23:50:53

皇帝の息子 ヨアヒム

[言葉は聞こえても、その意味はほとんど理解していなかった。

身体の負傷など知らぬように切りかかり、斬りつけ、
───やがては身体がこえの命令に従いきれず、動きを止めるだろう。
ぐったりとした手から斧が落ち、結果的に彼の言葉に従うことになる。]

(549) 2014/12/07(Sun) 23:59:12

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