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[ヴァルターが口にした藁>>203の一言に、はて?と内心首を傾げるものの。すぐにディーターと言い直したのを聞いて、尋ねることはしなかった。
避難せずに村の見回りすると言い出した村の長が、ディーターに「藁一本でもすがりたい。」>>192と告げたなど想像すらできない。]
それもそうですね。
分かりました。ヴァルターさんの提案に従います。
[軽く頷きつつも、全く違うこと――ヴァルターの言う通り、村の皆が避難したのだとしたら、一体どのくらいの人が宿屋に戻ってくるかを考える。]
ヴァルターさんも、お代わりが欲しくなったら遠慮なくどうぞ。
[この言葉で話を締めくくった。]
/*役職予想。
村人:ゲルト、?、?、?、?、?、?
人狼:ジムゾン、クララ
占い師:?
霊能者:シモン?
狩人:?
囁き狂人:オットー
未確定:ペーター、リーザ、ヨアヒム、ヴァルター、シモン、ディーター、パメラ、ニコラス
[若い女の子が食べたいと、想像すらしなかったことを口にしたクララ>>*45に瞠目する。
しかしクララも若い女性ではないか?との考えは、すぐに”年長者よりも若者、男よりも女性の方が肉が柔らかいし。”と思いついたから、口にはしなかった。
そこへジムゾン>>*46から声をかけられて、はっと顔を上げる。]
そう、ですね。
今後のことを考えたら、襲いやすさだけでななく、亡くなったときにお二人に疑いが向きにくい人物。そして真っ先に狙うなら、なるべくお二人を庇ってくれそうな人を避けた方がいいかと思います。
ジムゾンさんと昔から親交があるシモンさんとディーターさん。そして、ジムゾンさんを神父様と慕い、クララさんと和やかに話をしているアルビンは、そういった意味で今回は除外した方がいいのでは?と考えています。
[ひとつひとつ丁寧に考えながら、慎重に答えた。]
[パメラの生存を願うクララ>>*48に、意外に仲が良かったのだなと明後日の方向に思考を巡らせる。しかし、パンみたいにという言葉とこちらに向けられた視線には、どう反応したらよいか迷った結果、微苦笑のような微妙な表情が浮かんだ。]
・・・。
[けれどもカタリナが柔らかそうとジムゾンに言われても、顔色一つ変わらない。人狼が人を襲い食べることは当然と思っているから。例えその対象が自分になっても、特別な感情は浮かばない。]
リーザを外す意見に、僕も賛成します。
[短くジムゾンに同意と告げた。
今宿屋にいる村人を数えつつ、予想以上に人数が減ってしまったことは果たして今後有利なのか不利なのかを考えていた。]
[シモンのあとに紅茶を取りにきたリーザ>>218に、どうぞと差し出した。
リーザがシモンと一緒に宿屋に残ると言い出した経緯は見ていなかったが。避難して雪崩に巻き込まれても、無事麓の村にたどり着けたとしても、どちらにせよ少女には負担になっただろう。宿屋に残った選択は正しいと思っている。]
あ、雪を拭くものを持ってきてくれたのか。ありがとう、僕はそこまで気が回らなくて。
[布を抱えて戻ってきたリーザ>>221にお礼を言った。
食事の準備の手伝いをするとの申し出も、ありがたく受けた。ゲルトも明らかにほっとした表情を浮かべている。]
はい、分かりました。
[クララ>>*51とジムゾン>>*52の、二人の人狼の視線を受けて短く返事をする。
二人の間に流れる空気と、自分に向けられるそれとの明らかな温度差に気付いていながら、決してそれをおくびにも出さない。
今のところ人狼に仕える本能以上に大切な気持ちはないから、二人を裏切る気は全くない。だから自分はどう思われようとも、裏切り者と勘ぐられて命を狙われなければ、それで十分だと思っている。自分の本心を180度間逆に解釈されて、疑われることこそ不本意。]
では、僕が獲物を選んだあと、おびき出すなり部屋に入り込むなりして段取りをつけたら。お二人のどちらが襲います?
[まるでパンのレシピを読み上げるように、今夜の襲撃について冷静な口調で尋ねた。]
…これでは今日モーリッツさんに会いに行くのは無理かな。
[誰にも聞こえないような小さな声で呟く。
天気が崩れて不本意なことはただひとつ。自宅にまだ安置されたままというモーリッツの顔を見られないことだけだ。
伝承の通りの姿で見つかったというモーリッツ。どんな思いで亡くなったのか分からないが、寒さで辛い状態でないといいのにと考えている。
子供の頃は説教もされたけれど、優しい人だった。だから、自分の名前をちゃんと呼んでくれることが嬉しかった。]
おじいちゃん――。
[まだ幼い頃に使っていた呼び方を久しぶりに声に出して、そっと壁に額をつける。その途端、何故か心が弱くなったのか、初めて胸を突き上げるような不安に襲われた。
それでも我慢して唇を噛み締めると、皆の方へ振り返った。]
[だが宿屋に残ったのは三人だけと聞くと、難しい顔で頷いた。]
分かりました。教えてくださってありがとうございます。
[鐘と雪崩の音で、未だ眠ったままだったり顔を出さずにいたりするとか人の存在は考えにくいと、奇しくもシモンと同じ結論に至ったとは知らないまま。結論は胸の中に仕舞いこんだ。]
[紅茶の味に不満を抱いているパメラには気付けない。
パメラが村にやってきた頃は既に店の手伝いを始めていた自分は、友人と遊ぶ時間は限られていて、パメラと話をした記憶はあまり残っていない。しかも木登りや追いかけっこや雪合戦など、激しく体を使う遊びが好きだったから、三つも年下の女の子が一緒に遊ぼうとするにはハード過ぎるだろう。
他の子供のように、パメラの髪をひっぱったりしたことは一度もないが、長じたパメラを見ても、特に何も感じなかった。元々パン作り以外のことには興味を示さない朴念仁だし。]
雪崩にあったなら、ゆっくり温まるといいよ。
[紅茶を受け取ったパメラ>>235に、返事は期待せずに一言だけ声をかけた。]
[調理の最中に足りない調味料を備蓄庫に取りに行ったら、追いかけてきたゲルトに耳打ちされた。]
「オットーは人狼を信じているんだろ?」
[苦笑しつつもそうだよと同意すると、ゲルトがにやりと笑う。]
「実はうちに凄い本あったんだ!どっかで人狼が現れたとき、村人がどうやって危機を脱したかって奴。でも他の奴に話して取り上げられたら嫌だから黙っていた。今朝伝承通り氷漬けの人が二人も出たから、お前には特別に教えてやるよ。」
本当に?!それはすごい。
[ゲルトの家は資産家だが、そんなものまであるとは。思わず感心して身を乗り出すとゲルトはふふんと鼻を高くする。]
「いやー、本当に興味深い内容だったな。これでいつ人狼が出ても全然怖くない。」
[自信満々に告げるゲルトを見て、目の中に暗い光が一瞬宿る。]
ゲルトさん。その本、僕もこっそり読ませてもらえませんか?
[二人きりだけど声を潜めて熱心に頼む。ゲルトは快く「いいよ!」と了解してくれた。ありがとうございます!と答えながらも、頭に浮かぶのは全く別のこと。
人狼の対策について知っているかもしれないゲルトに、この先邪魔をされたら凄くやっかいだ。おまけにゲルトは男性としては細身だし、不意をつけば十分取り押さえることが可能だろう。
パンを良く買ってくれるゲルトには恩義がある。しかし今は、人狼に仕える本能の方が勝っていた。]
はい。
[クララの関心の薄い声>>61に一言だけ返して話を終わらせる。
自分は胡散臭いと思われているという印象が強かったから、クララが内心考えていることは想像すらつかない。
尤も。面と向かって罠じゃないかとか簡単に信じられないと言われても、「成果を見て判断してください。」としか答えないだろう。
何故なら子供の頃から出会いを熱望していた人狼を裏切る気はなくとも、信用されるために言葉で説得するつもりもまたない。出会った直後こそ、自分の正体を説明する必要を感じていたけれども、既に狂い人と認識された今は言葉を絞って口にしていたし。]
[アルビン>>259に対して、香辛料のときと違う態度を取ってしまった原因。それは偏に、人狼の接触にあることを全く意識できていなかった。
どれだけ頼りにしている>>*39、楽しみにしている>>*52と言われても、所詮自分は人間。人狼とは根本的に違うものだと思っている。そのことについては、人狼についてモーリッツに詳しく教えられて以来、完全に割り切ってしまっていた。
けれども、向けられる視線に、態度に。明らかな温度差を感じても、本能が勝っている今、感情には何の変化も浮かばないとはいえ、感情そのものがなくなってしまった訳ではない。
だから友人として扱ってくれると感じたアルビンに対して、自分でも気付かない間に心が揺れてしまったのだろう。]
― 自室 ―
[夜はゲルトに頼んで用意してもらった部屋に引き上げた。
窓から見上げる空はすっかり晴れている。明日は絶対に出かけようと決心して、昼間の服装のまま、仮眠を取るためにベッドに横になった。早寝早起きだからずっと起きていられない。]
・・・。
[夜半過ぎに目を覚ますと、周囲の部屋の気配を慎重に探りながら、猫のように足音を忍ばせて、昼間雪を拭うためにリーザが用意した布をエプロンの後ろに隠して、ゲルトが眠る従業員部屋に向かった。]
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