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2人目、赤虎将軍 オズワルド が参加しました。
赤虎将軍 オズワルドは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[激しい戦いを終えて本国に帰還した将軍を待つのは
膨大な戦後処理の案件だった。
国内に新たな秩序を築き上げ、
戦争によって荒れた国土を回復し、
強固な体制をもって国を一つにまとめ上げる。
膨大な実務に追われる日々のさなか、
ふと窓の外を見れば、鮮やかに赤い砂漠の夕陽。
思わず手が止まるほどに、世界を満たす赤。]
― 時は流れて ―
フォレスティが降雨続きで不作?
ああ、対応はノトカー、おまえに一任する。
そういやナイジェルの歴史編纂所建設とかはどうなったんだ?
お、コンラッド。例の講和条約な、あれ、なしな。
あれっぽっちの条件で呑めるわけねぇだろ。
コンツェとベルティルデを国境まで行かせておけ。
暴風の奴はどうしてたっけ?
あいつに首都の裏を衝かせたいんだが…
エレオノーレに手引きを……ってあいつもまだ帰ってないのか。
[腹心たち相手に次々指示を下しながら、廊下を大股に歩んでいく。
ジラルダン帝国を掌握して以来、ほとんど玉座に座ることはなかった。
いまだ、馬の鞍を玉座とし、戦場こそを王宮とする。
そんな生き方をしている。]
ああ、あとランヴィナス公国に一報入れておいてくれ。
南の方で騒がしくするから、北に注力するなら今だ、とな。
[銀の髪をした友人の姿を思い出しながら付け加え、
差し出された赤いマントをばさりと羽織る。]
ヴォルフ、行くぞ。 おれたちの戦場に。
[飼い犬を従え、ハルバートを携えて、愛馬の背にまたがる。
振り向けば、窓のところに愛してやまない小さな妃の姿。]
新しいリンゴの樹、土産に持って帰るからなー!
[大きく手を振ってしばしの別れを告げたのち、愛馬に拍車を当てる。
黒く艶やかな毛並み持つ馬は、高く嘶いて駆け出した。*]
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