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……ところで。
埋蔵金伝説って言った?!
言ったよね?!
ね、ね、何か知ってるの?
何でもいいの!詳しく教えてっ
[ 握手するために握った手を両手で握り直し
グイッと顔を近づける女
美女のことはもう
どこかへ行ってしまったようだ
……女は知る由も無いが
尊敬の念が消えてしまわないことを願う ]
────……っ!!
不意打ち 恥ずかしさ
[ 突然のウインクと"威勢がいい"の言葉に
ひゃぁぁ……と2つの意味で頬を赤らめる
冗談かどうか考える余裕はないようだ>>68
照れ隠しに渡された種を受け取って
意識をそこへと集中させているようだ ]
あ…ありがとう……
むむっ?!これは…!!
なんだかとっても不思議な種!
いいの?!もらって!!
[ タネに負けぬキラキラした瞳を
ニコラスへ投げかけた時にはすでに
羞恥の色は消えていた ]*
[ ニコラスが不意に手を振ったなら>>69
女の視線は自然とその先を追う
そこには狐面をつけた少年がいて
その少年が浮かべる素敵な笑みにつられ
女も微笑みを返す
ニコラスの横顔を盗み見て
頬が緩んでいることに気づけば
くすり、密かに笑った
あの少年と同じように>>10 ]
知り合い?
[ 女の口から出た言葉はそれだけ。
"子供、好きなんだね"
何となくそこまでは言わなかったようだ ]**
─── with ニコラス ───
[ ────ヴェル。>>98
それは女にとって心地の良いあだ名だった
学校でも職場でも
呼ばれる名はいつもそれだ ]
もちろんもちろん!!
奇遇だねぇ〜
私も堅苦しいのは嫌いで!
[ 照れ笑いにはにひひ、と返して
向けられた視線にはほんの少し
嬉しそうな顔をする
普段は記者というだけで
距離を置かれることもあるからだろう ]
[ 取材モードになった女は猪突猛進
少しくらい壁にぶつかっても気にしない
だから近いと言われるその時まで>>100
埋蔵金伝説について興味深く聞いていた
"うんうん"
"へぇ、そうなんだ"
"ええっ?村長が?!"
…といった具合である ]
ご、ごめんごめん!
[ "近い"の声で慌てて手を離す女
同時にニコラスの表情は帽子に隠される
けれど帽子の下から覗く肌が
薄っすら紅に染まっているのは見えた様子
それを見ればさらに
恥ずかしくなるというもので。
"おあいこ"なんて全くだ>>101
女の方が何手も負けている ]
[ 記者の熱意とは>>101
さっきの猪突猛進のことだろう
女は内心、苦笑いをする
語られた夢にニコラスの装いも納得する ]
素敵じゃんっ素敵すぎっ!
人に伝えるってのは
私と一緒だね!!
どんどん伝えちゃってよー!
[ 女が伝えるものは出来事
ニコラスが伝えるものは綺麗
夢を追う者の横顔は
とても輝いて見えた ]
[ そして話題は狐面の少年へ
少年とニコラスは
知り合いではないようだ>>102 ]
確かにとっても可愛い子だった!
……うん、そうだね
私、初めてこの村に来たけど
こんな大規模なお祭りあるし
大自然に囲まれてるし。
……ちゃんと、伝えたいなぁ
[ 埋蔵金伝説に飛びついてやって来た女だが
この村のことも伝えたいと思った様子
屋台の方の人々の笑顔を見れば
自然と女の頬も緩むというもの
……けれど、それもあの単語が出るまで ]
あ…おばけ屋敷…う、うん…
えっと…あっ、じゃあね!!
[ 忘れていた、という顔の女
立ち去るニコラスに小さく手を振って
くるりと反転すると ]
─── そして現在に至る ───
[ 気を取り直して向かった屋台で
まずお目当てのたこ焼きを買い
食べ歩きしながら匂いにつられて
肉巻きおにぎりを買い、わたあめを買い
チョコバナナをその場で消費して
最後に向かった焼きそば屋で
涙を流すシスター(?)に出会った>>103 ]
んぐっ?!
[ ちょうどたこ焼きを食べ終わり
肉巻きおにぎりを頬張っていたから
驚きの声は詰まったものになった
泣いているシスター(?)に駆け寄って
慌てて口の中の物をごっくんする ]
あ、あのー…
大丈夫?どしたの??
[ そこでようやくシスター(?)が手にした
焼きそばを確認する
一瞬だけ美味しそう、と
じゅるり、としたのがわかっただろうか ]*
─── with ニコラス ───
あははっ!照れることないよー!
とっても良い夢だし
もっと胸張って、ほらほらっ
おねーさんみたいに!!
[ "照れくさい"という感情は>>134
わからなくもないのだろうが
それより自信を持ってと言うかのように
自身の胸をどーんと叩いた ]
[ ……それは、女の経験からの行動
自信を持たなければ伝わらない
どれだけ非難されても
暴言を浴びせられても
今自分がしていることは正しいのだと
そういう自信がなければやっていけない
この女の笑顔は
これまでのいろんな苦労を隠している
もっとも、ニコラスが伝えるものに
非難や暴言が付き回ることは
ないかもしれないが ]
[ 狐面の少年がもたらした穏やかな時間
柔らかな表情でニコラスの話を聞く女>>135 ]
へぇ……
ニコラスはここに住んでたんだ
私もたまには
大自然と優しい人たちに囲まれて
穏やかな生活をしてみたいなぁ
[ そうするには仕事やめなきゃ、なんて
にひひと笑う
しかしそれも冗談だろう
女の声色や様子から
仕事を辞める気がないのは明らかだ
いつのまにかニコラスの名から
"さん"が消えているのは女の無意識のうち ]
……うん、楽しみにしてて
この村のこともっともっと知って
丁寧に書くから
[ 真剣な様子でニコラスを見つめる女
頼もしい女がそこに立っていた ]
………え?
[ 別れ際、思いがけぬお願いに>>136
女はパチクリと瞬きをする
しかしそれは
女にとって断る理由がない願いだ ]
もちろんいいよ!
でも、一つだけ条件がある
[ 条件、などといえば
ニコラスは身構えてしまうだろうか
まぁそれが女にとっての狙いだが ]
ニコラスへの取材形式にすること
そして一度きりにしないこと!
ぜーったい高評価とるからさっ
そしたら連載にしたいじゃん?
[ 女はでっかく笑う
秋の風に隠された
ニコラスの想いには気付かずに─── ]*
─── with ナネッテ ───
ぬあっ?!
[ "へあっ?!"に対して>>155
とっさに出たのがこの言葉
女は変な声が出た恥ずかしさを隠すため
慌てて心配する声をかけたとか>>113 ]
か、感動して泣いて……
なる、ほど……
[ おそらく女は
"シスターだから感受性が豊かなのだ"
と思ったのだろう
うんうん、と頷いてなんか納得している
そして勘違いがもう一つ。
女はシスターを女性だと思っている ]
えっいいの…?!
じゃあひとくち……
……ってダメええええ!!
[ そう、ひとくちでおさまるわけがない
食べつくしてしまうと思ったから>>156
"ダメ"と言ったのだが
一度手を伸ばそうとして
弾かれたように手を引っ込めた女を見て
シスターはどう思っただろう ]
あのっ、自分で!買ってくるので!
もともと買うつもりだったし!
[ 肉巻きおにぎりはまだ一つ残っているし
わたあめは手付かずだが
女の胃袋は底なしだ
このあとりんご飴も食べようとしている ]
あ、なんなら…
わたあめ一緒に食べる?
[ わたあめが入った袋をくい、と上げて
シスターの反応を待った ]**
─── with ナネッテ ───
[ 急に"ダメええええ!"と大声を上げれば
そうなるよね>>194
シスター"もどき"とも
"男性"とも思っていない女は
シスターの真面目な考察など知る由もなく
"よろしいんです?"と言う人物に>>195
にこーっと笑った ]
もちろんいいよー!
食べ物って1人で食べるより
誰かと食べる方が美味しいし!
あ、ちょっとこれ持ってて?
なんなら食べててもいいからさ!
私焼きそば買ってくるー♪
[ 女はずいっとわたあめの袋を
押し付けるような形で渡そうとする
持ってもらえたとしてもそうでなくても
ぴゅーっと焼きそば屋に走っていった
そしてまたぴゅーっと戻ってくるのである ]
買ってきたー!!
[ 女の顔と焼きそばはホクホクしていた ]
ね、ね、シスターさん?
お名前は?
[ 焼きそばやわたあめを
落ち着いて食べられるところを探しつつ
そんな問いを投げかける女
女にとって目の前の人物は
シスターでちょっと声の低い女の人、だ ]**
買ってきたー!!
[ 女の顔と焼きそばはホクホクしていた ]
ね、ね、シスターさん?
お名前は?
私はヴェルザンディ!
[ 焼きそばやわたあめを
落ち着いて食べられるところを探しつつ
そんな問いを投げかける女
女にとって目の前の人物は
シスターでちょっと声の低い女の人、だ ]**
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