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──現在・船長室──
うむ、お前の蜂蜜が一番上等だろう?
だから少しばかり譲ってくれても
いやすまん、ケチ臭いとは思っていないが
欲しい時にわざわざそれだけで呼ぶのも
悪いだろう?
[な? 同意を欲しそうに見つめるが通じるか。
通じたとて通じなかったとて、
こほん、一つ咳払い。
自分の紅茶に口をつけながらも
ミルク壺を相手に差し出してみた]
いや、ラグナロク奪取の決行は明日。
それを取り逃せば次のチャンスはない。
宇宙海賊が星に降りて
直接盗み出すのは畑違いだろう。
それにテオドールのアレルギーは深刻だ。
アースガルドに降りるとなれば
この船から降りてしまうかもしれぬぞ?
[それは困る。困るのだ。
モノが二本あるらしい(>>195テオドール)
トカゲのような男だが(なお、コラサーヴのトカゲの知識であり
他の星の蜥蜴が二本アレがあるとは限らない)
今は大切な仲間なのだ。
嫌な予感はするが、その後のことを考えれば
今回の機会は逃せない。
だから、渋い顔をしながらも
ミーネを戻す必要については
首を横に振っていた]
ただ、いつも以上に入念に
準備をしておくように他にも伝えてくれ。
悪い予感を、跳ね返せるように。
大事なものは身に付けられるなら
身に付けておくように、とも。
[何となく、の予感。
予知ではない、不確かな勘が
ジワジワと自分の中に浸食してくる。
寂しくなりたくない。
仲間を失いたくない。
……本来なら引くのが良しかも知れないが
チャンスはこの時ばかりとも
己の勘が告げるのだ]*
──現在・船長室──
……………………すまん。
[ぷい、と視線を逸らしながらだが
ごくごく小さな声でようやく謝罪。
そもそも、海賊なんだから盗んでもと
思いながらもそれは仲間以外からにしよう。
とは言えこの背徳の味、忘れられず。
こっそり貰うから良いんだ、とは
口が裂けても言えないのだ。
今度は見つからないようにしよう]
ん。
解体して船の補強に使うもよし。
そのまま持っていて、対アースガルドへの
抑止力にするも良し。
……実際に使うつもりはそう無いが。
もし必要があればそのトリガーを引く。
それだけであろう?
[結局はその行く末はまだ決めかねている。
ただ、アレを放置してはならないと
自分の勘が告げていたのだ。
だからゲオルグの問いかけ(>>225)にも
そのまま答えを返し、まっすぐに見つめ
そのまま立ち去るのだとしても引き止めはせず
見守るつもりではある]*
──現在・船長室──
[作戦を共に考えてくれ。(>>254ゲオルグ)
そう言いかけたが、相手には頷きのみを
返しておいた。
あまりここに縛り付けても仕方がない。
それに、どちらかと言えば得意なのは
ぶっつけ本番の方。
立てていた作戦をこなすよりも
その場その場で直感に従い
場をこなしていくのが性に合うからだ。
だからゲオルグを見送ったが、やはり
ツキン、と痛む頭に眉をひそめる]
…………何だろうな、コレは。
[大事なものなど特にないけれど。
小さくため息をついて、船長室から出ると
廊下をゆっくり歩いていく。
さて、どこに向かったものか。
緩やかな直感の赴くままに、歩を進めた]**
──回想・ミーネ──
……必要があれば使うさ。
船長が船員を守れなくて、どうする。
[それはサイコキネシスを使い
頭痛に苦しみ倒れこんだときのこと。
ぴしゃりとミーネに叱られて(>>267)
苦笑いと共に告げた言葉だ。
ベッドに運ばれて、甘いもの欲しいと
一先ずは角砂糖を口に放り込む]
昔みたいに些細な喧嘩で使わないだけ
マシだろう?
こと、食べ物に関しては
ミーネも拘りが強いからな。
私も糖分だけは手放せないが。
[誤差の範囲でも食べ物の大小で
喧嘩したこともあったし
最初の頃は物珍しい食べ物に目を輝かせ
譲らない!とこちらも意固地になったもの。
いつしか、食べ物に関しては
多少譲ることもできるようになったが
サイコキネシスを仕事で使うのは
必要だから、仕方がない。
そんな娘がある日、ぽつりと
漏らした言葉がある]
サイコキネシスではなくて
テレパスだったなら
……そちらの様子も知れるんだが。
[銀の羊に送り出す直前。
それ以前にも本来の星の民には
テレパスの能力の方が強かったのだと
サイコキネシス持ちはむしろ珍しいと
ぼやいていたこともあっただろう。
ただ、彼方に送る相手に、
その前に渡したのは一輪の白バラ。
それを相手に手渡して]
必ず成功させよう。
[そう言って笑った日。
そして明日、その約束を果たすのだ]**
/*
エディくんは大丈夫かー!(おろおろ
話しかけたいけど圧迫させちゃうかな。
回想軸があるからそっちは置いといて、
まだ話してない船員さんのところに行きたいが
>>平日昼間がコアタイムというニッチなアレ<<
──回想・養父マーティンとその思い出──
[自分で星から連れ出して欲しいと(>>5)
願っておきながら前船長に尋ねたことがある。
どうして、自分を救ったのか。
連れ出してくれたのか。
来るもの拒まず、去る者追わず。(>>143ゲオルグ)
それが前船長であり養父のマーティンの
ポリシーである事も語られたが、
それは嘗ての思い出に起因するのだと言う。
目を失い死にかけていた子供。(>>138ナネッテ)
自分が子供の頃に襲撃した海賊船に
乗っていたのだと言う。
前々船長であるマーティン父は
それはもう子供好きで、子煩悩で、
死にかけたその子供を放置は出来なかった、
そんな話を聞いたことがある。
海賊と名乗りながらも非常になりきれない
義賊めいた所がこの金馬の船員らにはあった。
勿論、それを良しとしない船員も
いたのかもしれないけれど]
『今頃どうしてるだろうな、ナネッテ。
元気でやってりゃ良いんだが』
[懐かしそうに目を細めるマーティン。
その頭をまぶしそうに目を細め見つめた]
………マーティンはその頃からツヤツヤ?
[だってコラサーヴにハゲはいない。
お前何聞いてたんだよって
コブラツイストをもらった、そんな思い出]*
──回想・自分の父親とコラサーヴ──
[コラサーヴは半分植物の人間が住む
緑豊かな星だ。
なにせ、人自身が緑の一部。
その全てが感応能力≪テレパス≫持ちで美しく
数年に一度の『覚醒』の時には
全てが意識を共にし、淘汰、成長、交配し
保守的に平和に暮らしてきていた。
しかし他星の血が混じるはぐれ者の自分は
その覚醒に混じることができずに弾き出された。
十年前、各星では風の内戦を引き起こしたと
語られている異常気象。
彼らは覚醒に合わせて乗り越えることができたが
覚醒に混じる事が出来なかった自分は、
あの時に前船長に拾われていなければ
孤独に死んでいた事だろう。
そんな風に争い少なく暮らしてきたが故に
外に出たがる者が少ないのだが、
この宇宙開拓時代。
それでも外に出る者たちもいる。
そんな中に娘の母もいた。
その先で身篭った母は、父の事を語らない]
[恋をしたとも、騙されたとも。
何も教えてはくれなかった。
美しい母、その母から受け継いだ
髪と瞳の色。
根は生えてなくとも自分は女なのだと
男のように育てながら
他には何も教えなかった母。
今もまだコラサーヴにいるのだろう。
若しかしたら淘汰されたかもしれないが。
いつか本当の父に会うことはあるだろうか。
父についての思い出はマーティンだけで、
母に会いたいと言う気持ちも希薄なまま
娘は今日も一人、前を見据える]**
──現在・無線部──
……今、大丈夫か?
[コンコン、ノックをしてから
喧しい自覚のある娘はそっと扉を開けた。
中にはハーラン(>>351)はまだいただろうか。
居たなら彼に、居なければ他スタッフにでも
声をかけることになる]
何か連絡は入ったか?
そろそろ計画も大詰めにしなければ
ならないものでな。
[キリッ。
気合いを入れた表情を見せるが
半ばノリで計画を実行しようとするあたり
この船長のダメな所である。
今のところ大きな被害に遭っていないのは
みんなの支えがあってこそ。
無論、自分だってみんなを支えるが]*
──回想・テオドールと前々船長──
『…ってな事もあったもんだぜ、
テオも今は丸くなったもんだなあ』
[そんな風に、過去の思い出話を
娘にしていた養父マーティン。
その中には他の船員との思い出もちらほら。
来るもの拒まず去る者追わずの船。
その船で託児所か孤児院かと怒りを露わにした
当時のテオドール(>>391)は
その後、他に子供を拾ってきたりした。
ミーネや自分も、ここに拾われてきた子供達。
その頃から船は変わっていないのだと
そしてこの船に纏わる移り変わりを
ぼんやりとしたまま聞かされて]
その頃も、テオドールはヒゲ?
[こてん、と首を傾げたまま問いかければ
苦笑いしながらあたまをぐしゃぐしゃ。
ちなみに、前々船長はフサフサだったらしい。
その名もフッサール・スローンチャ。
マーティンの頭は、ピカピカ光っている]*
──現在・無線部──
ほう、流石だな!
なるほど、ミーネから通信が来たか。
[ハーランからの報告を受け(>>437)
和かに笑うとウンウンと頷いた。
第四エリアの63番ゲート。
どうやら侵入はそこからが良さそうだ]
なら、銀羊に船を寄せて
固定させてからそこに移るとするか。
ハーランは任務に参加するんだったか?
[首を傾げながら相手の目をまっすぐに見つめ
腕組みしながら問いかけた。
ツキン、また頭が痛む。
やはり悪い予感はするのだが]
ゲオルグと私で特攻して
船の中心部を制すべく動きながら
他の面子でラグナロク探索か
それとも一度船を乗っ取ってから
ゆっくりとラグナロクを探させて貰うか
……どちらにしろ、しっかり武器は
準備しておいた方が良い。
大事なものも、しっかりと
身につけておくのだぞ?
[彼にはあっただろうか、大事なもの。
一度視線を伏せてから、相手に向けたのは
にこり、労う時の笑みだが]*
──現在・無線部──
……あと、暗躍なのか、私達は。
コソコソしていたつもりは無いぞ?
ただ今回のことは、おそらく
我々がすべきことなのだ!
[ハーランの言葉に気づけば(>>440)
そんな言葉も付け足しておく。
コソコソしてたんじゃない。
目立ちたい訳じゃない。
ただ目立ちたい気持ちも分かるのだ。
生まれ落ちたからには
大輪の華を咲かせたい、と]
まあ、多少の犠牲はつきものだろうが。
[この船が義賊めいた一面があるとはいえ
この手で人の命を絶った事は
ないわけではないのだと
ふ……と息を漏らしつつ笑みを浮かべた]*
──現在・無線部──
[ハーランの言葉には違いない、と笑う。
しかし少し小声だったろうか、
続いた言葉には僅かに眉を顰める事になった]
…………多少の犠牲でも
尊い犠牲だ(>>467)
しかも、今回の任務は
私の頭痛が止まらない。
嫌な予感はしているんだ。
……それでも、この計画に付き合わせる
私に皆が付いて来てくれて
とても有り難く思っている。
[船員ならば知るだろう、
自分のサイコキネシス持ちや直感力。
それらを多用した後の頭痛はひどく
倒れてしまうこともあるのだと。
その直感が告げるのだ。
痛みを伴い自分に警告を。
だと言うのに、自分はこの計画を
止めてしまう気にはならないのだから]
……できれば皆が無事に
少なくとも生きて帰れるよう努めるよ。
[軽く肩をすくめ、やはり浮かべるのは笑み。
そして相手に近づいたなら
ぽん、とその肩に手を置いた]
頼りにしてるぞ、ハーラン。
しかし無理はしてくれるな。
すべき事は私がする。
[船長の一番大切な仕事は?
その最後の責任を取ることだと
養父マーティンは口にしていたから。
最悪、船さえ無事ならば
精神が灼けても、皆を無理に
船に飛ばすくらいは考えている。
出来るかどうか?
否。
その時は身を賭して
為さねばならぬ時だろう]*
──金馬の船内放送──
[ハーランとの会話から少ししてから
旧式ではあるがゴールデン・グルトップの
船内全体に放送がかかる]
あーあーあー、テステステス。
みんな聞こえるか、私だよ!
明日にはいよいよ
シルバーメリーに接触し
ラグナロクを奪取する訳だが!
みんな武器はちゃんと用意したかー!
身につけられるなら大事なものをもって
決して死亡フラグは立てない事!
俺、この任務が終わったら
告白するんだ………とかは
思っていても口に出さない!
分かったかーみんなー!
[なお、娘の声は少し高めなので
元気よく放送してると若干喧しい]
[ごほん、と咳払い一つ。
少しトーンを落とした真面目な声だ]
銀羊に接触前に彼方の第三エリアを狙い
一撃ミサイルを打ち込もうと思う。
その後、第四エリア63番ゲートより
侵入を開始。
降りかかる火の粉は払わねばならないが
無闇矢鱈殺すのは避けるように!
そのまま各自、第一エリアのブリッジを
目指して船を制圧すること!
特にゲオルグには期待しているぞ!
[そんな、作戦らしくない作戦、
しかし行動指針は皆に告げて
満足げな船長はその後、
自分も武器のお手入れに励むのだった]*
/*
ん。寝落ち対策に先に館内放送したから
ハーロンさんとの会話が終わったものと
されちゃったか。
別の時間軸のつもりで
ハーロンとの会話が終わった後に、と
したつもりだったけど
わかりにくかったな。
[さて、その後にハーランとは
どんな会話をしていたことだろう。
その後にハーランとは別れた後に
船内一斉放送を行い、(>>490)
そして娘は任務の準備に向かうのだ。
船長として、自分はこの作戦を
成功させなければと]*
/*
打ち切ってしまったのは、うーん。
ハーランさんの、此方へのお返事に
見えなかったのですよね。
こちらとしては、離れた後に……のつもりだったから
ちょっと齟齬起こしてしまっていて。
すいません。
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