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2人目、嵐激の騎竜師 カーク が参加しました。
嵐激の騎竜師 カークは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 天霊遺跡前 ―
……ん?
[霧の舞う島の中央。
そこにひっそりと建つ祠の前に座り込んでいた彼は、気配を感じて緩く目を開けた]
ひとの気配……なんだよ、騒々しいな……。
[あー、と声を上げながら、がじ、と後ろ頭を掻く。
それから、肩越しに祠を振り返り。
しばし、睨むように見つめた後、首を戻した]
今の所は大人しい、か。
しかし、時間の問題っちゃそうなんだよな……どうするか。
[低く呟き、息を吐く。
思案の時は短く、やがて、彼は首からかけた勾玉を握って、何やら小さく呟いた]
あー……悪いな。
また、人が島に上がって来たらしい。
漁師連中が休んでるならいいが、そうでないと色々と騒がせるかも知れんからな……様子、見て来てくれ。
ああ、そこらはいつも通りにな。
……頼んだぜ。
[確かめるような言葉に笑みを浮かべて返し。
霧の中へと駆けて行く姿を見送った後、彼は再び肩越しに背後の祠を振り返る]
……に、しても。
ほんとに、落ち着かねぇな……。
[遺跡の最奥に眠るものがざわめく事はこれまでにも何度かあったが。
今回はまた、そのざわめきが大きいような気がして]
…………そういう時期…………って事なんかねぇ。
[現世の事象は、今は断片的にしか届かぬ身。
けれど、変容の気配は少なからず感じていた。**]
― 天霊遺跡前 ―
……ん。
[遺跡の前で微動だにしなかった守り人が、不意に目を開ける。
す、と差し上げる手に舞い降りるのは柔らかな風]
あー……テンガの王命、か。
っとに、相も変わらず石橋叩くのが好きだねぇ、あそこの王家筋は。
[異変や危険に対しては慎重に、動くと決めたら迅速に。
それが、テンガという国に対する私的な印象……というのはさておいて]
しかし、そうなるとどうするか、だな。
……『揺らぎ』の質が、今までにない物ってのを考えても、『変化』を与えてみるのも一つの手……かね。
[この地に眠るものは、人の手に触れるべきではない。
そこを違える心算はないが。
何の変化も与えられぬままの千年を経て、異変が生じているのが現状というのを鑑みたならば、あるいは]
……ま、いずれにしても。
その調査団とやらを待ってみるのも手、かね。
[実際に見えてみない事には判断はできないが。
守り人の内には、これまでとは違う手段が選択肢として浮かんでいた。**]
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