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2人目、世界軸の神子 シェットラント が参加しました。
世界軸の神子 シェットラントは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 『世界軸』中層・儀式の間 ―
……百に一度の刻廻り。
……先の巡りを護りしきみたちに、心よりの感謝を。
[静かな声が紡ぐのは、祈りの声。
『世界軸の神子』と呼ばれる彼の前には、八つの光の珠が浮かんでいる]
……新たなる『護り手』となるべき者は選び出された。
無事、継承がなされれば、きみたちは晴れて自由の身だ。
[一転、揶揄うような物言いに、光の珠の幾つかが明滅したり、あるいは揺らめく。それはどことなく、抗議しているようにも見えた。
それに、彼は楽しげな態を崩すことなく笑って見せる]
あはは、勿論冗談だよ。
……けれど、ぼくらの都合で、きみたちを拘束していたのは事実だからね。
任が解かれたなら、残る時間は、きみたち自身のために。
……ぼくに叶えられる事があるならば、可能な限りやらせてもらう。
[そこまでは、軽い口調で告げた後。
神子は小さく小さく息を吐く]
……これまで、共に立ってくれた事に。
……心より、感謝する。
[それに続けて紡がれたのは、静かな声の、感謝がひとつ]
……さて。
[それから、僅かに時を隔てて。
八つの光の珠は消え失せ、代わりに、神子の足元には小さな竜が二頭控えていた]
それではそろそろ、呼ぶとしようか……新たな『柱』、護り手となるものを。
[呟きながら、神子は手にした杖を頭上に翳す。
その周囲にふわり、風が渦を巻いた]
……風乙女、運んでくれるな?
ぼくの言葉を、彼らの所へ。
[静かな言葉に応えるように風はまた、くるりと渦を巻く。
それと確かめると、神子はす、と目を閉じた]
……新たなる『柱』となるべき者たちよ。
『世界軸』へ集ってください。
『柱』を維持し、新たな『刻』を迎えるために……。
[静かにしずかに、紡がれるのは祈りを込めた呼びかけ。
風が幾度目か渦を巻き、その言葉を浚って各所に飛び去ってゆく。
新たな『柱』となるべき者へ、神子の言葉を届けるために──。**]
― 『世界軸』中層・儀式の間 ―
……ああ。
来たね。
[絆石を持ち、次代の『柱』となるべき者たち。
その気配が『世界軸』へと近づくと、神子の口元に自然、笑みが浮かんだ]
さて、それでは彼らを出迎えなくてはね。
マリア、コスモ。
ぼくは支度をしてくるから、代わりに門での出迎えを頼むよ。
呼ばれた者が来たら、広間に通すように、守衛殿に伝えておくれ。
[楽し気な呼びかけに応じ、薄紫と薄碧の仔竜たちはきゅう、きゃう、と短く鳴いてぱたぱたと飛び立って行く。
その姿が見えなくなると、神子は柔らかな風を周囲に揺らめかせつつ、儀式の間を後にした]
―『世界軸』中層・広間 ―
[二頭の仔竜の出迎えを経て、新たな『柱』たる者が向かった先は、中層にある広間。
広間の奥に立つのは、周囲に柔らかな風を纏いつかせた細身の少年──『世界軸の神子』。
やって来た者たちを、神子は穏やかな笑みを持って出迎えた]
……ようこそ……新たなる護り手となるべき者たち。
きみたちの訪れを、待っていた。
[穏やかな口調でそう、呼びかけた後。
神子はふ、と小さく息を吐いた]
……さて。
きみたちをここに呼んだ理由は、説明せずともよいかな。
君たちの手にした絆石、それが全ての印。
百に一度の刻廻り、古き柱はその役割を終える時が近づいている。
きみたちはその跡を継ぐ者──新たなる『柱』として選ばれた。
願わくば、その資質を正しく受け入れ。
新たなる『柱』として、共にこの世界を支えてほしい。
[静かな口調でここまで綴った後。
神子は僅かに目を伏せた]
……勿論、これがぼくの……否、『世界』の身勝手であるのは、承知の上だ。
だが、ぼくひとりでは、この世界の全てを支え、『虚無』を退ける事は叶わない。
……どうしても、きみたちの援けがいるんだ。
[苦笑いと共に告げる声音は、やや自嘲めく。
世界の中枢、とされる者の見せたそれは、新たなる『柱』にどう映るか。
いずれにせよ、神子は再び息を吐き、表情を改めた]
これより、きみたちには試練と討伐の任を受けてもらう事となる。
急ぎなすべきは、『世界軸』内部に顕現せし『虚無の八竜』の撃退。
きみたちの手にした絆石と同じ属を持つ四竜を退けてほしい。
以降の事は、追って報せる。
[肝心の試練については触れる事なく、静かにそう告げて]
……ともあれ、今日はついたばかりで疲れているだろう?
まずは、十分な休息を取ってほしい。
きみたち用の部屋を用意してある……恐らく、必要となるものは全て揃っているはずだから、自由に使ってくれて構わないよ。
出発の時が来たら、皆を呼ぶから。
それまでは、ゆっくりするといい。
[一転、笑顔で告げる様子は。
外見──十代半ば相応の少年としか見えぬものだった。**]
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