情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
…………。
…おい、お前達…大丈夫か。
そういやぁ…随分と、減ってしまったんだったな……。
[近くに部下達の姿を見つけ、気遣うように*声を掛けた*]
あぁ、死後の世界というわけではないようだ。
…ここが、あの大図書館、なのか。
本当に……?
ふぅむ…誰か人が居たりしないかな。
話しかけてきた声の主が居てもよいものだが――。
まぁいい。まずはここを調べるとしようか。
[ゆったりとした口調から、温厚そうな性格が伺える。
状況把握に努めるため、クレメンスも部下達と共に辺りを*調べ始めた*]
[到着してすぐの事。
辺りを調べようとしたら、マリエッタが休憩したいと言い出した。
女性ながらにここまで付いてきてくれたのだ。ずっと気を張ったままで居ろと言うのも酷だろうと判断し、緩やかに頷いた]
あぁ、疲れている者は休憩してからで構わんよ。
……そういえば、食料を積んだラクダ達の姿は無いな…。
各自携行している非常食しかなさそうだが…我慢してくれな。
[次いでシロウに気遣われ、はははと苦笑い]
ああ、いや、…ありがとう。
疲れているのはその通りだが……それより、この建物に興味があってね。
この柱のレリーフなど、見事じゃないか。
こんな意匠は、60数年生きてきた中で、初めて見たよ。
[本がたくさんあるという事よりも、棚や天上や柱の、凝った装飾やレリーフに目を向けているらしい。
シロウには何かあれば呼ぶよと伝え、ゆっくりと辺りを見て回りだした*]
[ここに着いてからどれくらいの時が過ぎたのやら。
部屋の中に光はあるので真っ暗ではないが、太陽は見えない部屋――窓の無い場所だったので、時間が判然としない。
本棚を眺めていたら、目的の本についてシロウに問われた]
何とも…不思議な空間だな。
この施設ごと、国に持ち帰れたら最高なんだが…まあ無理だろう。
本についてはな…タイトルが…確か、弁明の…
[不意にあの声が聞こえた]
……はぁ。そろそろ姿を現してくれないか。
声の君は一体、何処にいるんだい?
[何もない虚空に向かって話しかけた時だった。
シロウが本に触れようとしたのを、咎める声が響き渡る。
声のした方を振り向けば、部隊の者とは明らかに違う身なりの少女がそこにいた。
こちらが動くよりも先に、シロウがその少女と接触を試み始めた。
ここは慎重に動いた方が良さそうだ。まずはやり取りの様子を見ていようか――**]
[シロウから少し離れた場所から。
腕を組んで対峙の様子を見守っていると、ヴェルナーが近寄ってきた]
…おお、ヴェルナーか。具合はどうだ?
どうやらここは、まだ天国ではないようだぞ。
[若い彼の背を、一度だけ右手で軽くぽんと叩く。
不思議な声について問われ、やや表情を険しくしながら神妙に頷いてみせる]
目的の本の名前は、弁明の書と言う。
……それがここにあるんだそうだ。
しかし、この中から一冊を見つけると言うのは……骨が折れるよ。
[少女が佇む場所を見ながら、何処まで――と問う彼に対し言葉が詰まる。
様々な思いが、胸を埋めた]
……。
……巻き込んで、しまったな…。
ここには来られなかった者達も…。
君達を守るべきは、この私だというのに。
[すまんな。この老いぼれの為に――]
ふっ……。ああ、よろしく頼むよ。
[ヴェルナーが呟いた頼もしい言葉に、幾らか救われた気がした]
[少女の他に男性もやって来たが――訝し気に細目で見やり、動向を観察する。
相手が仕掛けてくるようなら、いつでも応戦できるように。
だが、相手が発した言葉は、話しをしようという提案だった。この者達からは、殺意が感じられない。
こちら側へと戻ってきたシロウも、同じく感じたようだ。ならば……]
……もういいだろう。
シロウもヴェルナーも、一旦下がってくれ。
[何かの罠ではないと判断し、提案をしてきた男の元へゆったりと堂々とした態度で歩み寄る。]
突然の来訪すまないね。
私はこの部隊を率いる、隊長のクレメンスという。
王の勅命により、とある一冊の本を探しているんだ。
…君たちを傷つける事は無いと約束しよう。
[腰に携えた剣を鞘ごと外し、目の前の男に差し出す。
こちらの武器を相手に渡す事で、敵意が無いと受け取ってもらえたらという目論見を込めて。]
さて、場所を移すというのはいいのだが…
……出来ればここの管理者と話がしたい。
…面会は出来るかな?
[ここがどのような場所かも分からないが、上の者がいるのであれば話を通し易いだろう。
探るような言葉を投げかけ、反応を伺う**]
[差し出した剣の柄には、双頭の獅子の意匠が施されている。
それは王国の紋章であり、この旅が始まった際に王から直々に託された剣であった。
手放すことなど考えられなかったが、この局面では仕方あるまい。
…と、さらに別の人影が現れる。
シメオンと名乗った人物は、即座にこちらの交渉を打ち消してきた]
……そうか…。
ならば、見るだけでも許可を貰えないだろうか。
本は丁重に扱わせてもらうが…どうかな?
[続いて管理者は居ないという言葉が出て来て、それは予想外だった。
一瞬だけ驚いたような表情を見せるが、すぐに思案し始め…]
…何人居るかは分からないが、きっと少なくないのだろうな。
その統制の秘訣を、是非とも教えてもらいたいものだよ。
…っと。あぁ、すまない。
すぐに部隊の事に繋げて考えてしまうのは癖で、ね。
[管理者が居ない中で、どうやってここをまとめているのかと少々気になってしまうのは性分故]
[途中で耳打ちしてきたダーフィトの意見にはこくりと首を縦に振る。
元より、そのつもりであった]
落ち着いて話しが出来る場所ならば、何処だっていい。
部下たちも連れていくが…武器類は全て君たちに預けるとしよう。
…さて、では案内を頼めるかな。
[後ろに控えていた部下たちに目配せをして、準備が整えば彼らに付いてカフェへと向かう事だろう**]
/*
寝てる詐欺だった。
人前では「私」を使うけど、独り言とか気が緩んだ時に「俺」になる隊長です。(っていう後付け)
実はこの後の村建てアナウンスとか考えてなくてだな…
流れに合うようにしたいのでその場で作ろうと思う。
/*
んー、狂気を得たキャラクターにしたい人もいるんじゃないのかな?
早くもう一人来て名前確定させてほしいような…そわそわ
―地下書庫→カフェ―
[シメオンと名乗った人物と話してみたが、ここの実態はまだ掴めないでいた。
閲覧室とやらに、目的の本はおそらく無いだろう。
あっさり見せられるという事は、そんなところに重要な本などないという事だ。
カフェに行った後は、集団で行動するよりも、捜索範囲を広げるために別行動を取らせるべきか――
そんな事を考えながら、カフェへと案内される。
椅子に座る際、腰の剣を気にかけるように手を添えようとして、預けてあった事を思い出した]
おっと…そうだった。預けたばかりだったな。
[はははと誤魔化すように笑って、メニューを見始めた]
ほぉう…なかなか…立派なものだ。
ここは砂漠の中ではないのか?物資はどうやって賄っているんだろうな…。
ふむ…やはり謎だらけだな。
[豊富なメニューに感嘆の声を漏らしながら、自分たちはどこに辿り着いてしまったのかと思考する。
とりあえずは、部下達の分の食料も確保できるようだと内心ほっとしていた。
皆がメニューを頼む様子を見て、コーヒーだけ頼む事にした。それが出て来るまでの間、部下たちと「謎の声」について話し合う]
…そうだな。皆の言う通り、私も同じ声を聴いたよ。
小柄なお嬢さんが我々を見つける直前だったかな、その時にも話しかけられたんだ。
相手は、こちらが探している書物の名を知っていた。
声の主は、案外どこか近くで私達を見ている誰かなのかもしれないね。
[書物のタイトルについては伏せたままにしておいた。それを知る人間がいるとするなら、その者が――。]
…おっと、ありがとう。いや、これだけでいいよ。
[話をしていると注文したコーヒーが届けられた。
砂糖もミルクも入れず、香りを楽しむようにゆっくりと口に運んだ。こんなものを飲むのは、何時ぶりだったか。]
…なんと。君達は外の世界に出た事が無いのか。
そして出入り口はない、と?
はははっ。それならば仕方ないな。
うむ。出口が見つかるまで、しばらく厄介になるとしよう。
[フィオンが困ったように話すのを聞いて、何かまだまだ秘密がありそうだと思いながらも、話を合わせるように会話を続けていると…
はぐれてしまっていたジャンが姿を現した。]
おや、姿が無かったが、何処に行っていたのだね?
まあいいさ。無事だと分かっただけでも、な。
[おそらくは自ら志願した訳ではないのに、よくここまで途中で離れる事もせずついてきたものだと、旅を続ける最初の頃よりジャンの心証は良くなっている。
手のかかる部下であることに変わりはないが、根性はありそうだなと認め始めている。
そんな彼がテーブルに着くのを、なごやかな視線で眺めつつ]
[フィオンに部屋の用意があると言われたので、驚きはしたが善意は受け取ろうと考えた]
部屋まで貸してもらえるとは、ありがたい申し出だ。
すぐに出られるわけではなさそうだし、今日のところはゆっくりさせて貰おう。
すぐに休みたい者は、先に案内してもらうといい。
私は…ああ…閲覧室というのがあるのだったかな?
シメオンに聞いたのだが…。
手の空いているものが居ればそこに案内してくれないかな。
[閲覧室自体に目的の物が無くとも、他の手掛かりが無いとは限らない。
もし付いて来ようとする部下がいても止めはしない。この場合はむしろ2〜3人で動く方が望ましい**]
/*
クレメンスのターン!
も、も、もう一人の登場を待っているの、ですが…
天声落としちゃって、いいかな。
時間も遅いしね…うん。
[移動しようとした時、耳が痛くなるような警告音が鳴り響き、異様な空気が場を支配する]
ほぉ…?彼らは機械で統制されているとでも…?
管理者が居ないとは、そういう事なのか…?ふむ…
[しばし考え込んでいると、シロウが周囲に聞こえないようこっそり話しかけてきた]
ああ、分かった。 何かあれば来てくれ。
[と、こちらも小声で]
[さて、こういう事態になってしまっては、こちらの案内どころではないかとシメオンに目をやると、予想通りの言葉をかけられた]
…そちらもなかなか大変な事態になっているようだしな。
武器も持ち合わせていないのでね。何も、悪いことは出来ないさ。
[などと言いながら、両手を広げて大人しくしてるよとアピールしてみせる。
…まぁ、少しくらいは調べさせてもらうけれども。
共に来ると言ったヴェルナーとカフェを出て、一番最初に目についた司書を捕まえ、閲覧室への案内を*頼むことにした*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新